2023.12.01

ポイントカードアプリの作成方法は?導入のメリットや効果的な集客のコツも

ポイントカードアプリは、作成するとリピーター促進等に効果があるコンテンツです。ただしデメリットも理解しながら導入しないと集客はできません。

また作成方法についてもポイントに特化したサービスと契約する、アプリプラットフォームを使って自作するなどの方法があるので比較して最適な方法を選んでみてください。

今回はポイントカードアプリの作成方法やメリット、集客のコツなどを総合的に解説していきます。

 

ポイントカードアプリとは?

 

ポイントカードアプリとは、「ポイントカードの機能を搭載したアプリ」です。

具体的には今までプラスチックで提供されていたようなアナログなカードをデジタル化してアプリから取り出せるようにすることで利便性を確保する仕組みとなっています。

最近では中小規模の店舗でもポイントカードをアプリ化して提供する事例が増えています。それは

・従来のプラスチック等のアナログな仕組みだとコストが掛かる
・従来のカードだと表示できる情報に限りがある
・アプリ化するとカード提示以外の機能も販促に連携させて使うことができる

といった背景があるからです。また近年では企業のデジタル化、DX化も懸念点となっており、いち早くDXを進めようとポイントカードアプリを提供している店舗も存在します。

 

 

 

ポイントカードアプリを導入するメリット

 

続いてはポイントカードアプリのメリットを、従来の紙やプラスチック系のポイントカードと比較しながらご紹介していきます。

 

カードの製造コストを削減できる

 

紙やプラスチックのカードは素材の用意や印刷といった工程で製造費が発生します。しかも店舗が成長して発行数や更新する数が増えるほど費用が増加するのもネックです。利益を圧迫するほどポイントカードの維持に費用が掛かっていては良くありません。

対してポイントカードアプリであれば、こういったコスト面での問題が解消します。

具体的には必要なのはアプリの管理費等だけになり、カード配布に関してはデザインを用意するだけで対象者にすぐ配布可能です。デザインの更新といった手間も一気に減少するので、将来的に見てもかなりのコスト面でのメリットが得られるでしょう。

 

 

顧客情報の管理が楽になる

 

紙やプラスチックのカードを通じて顧客情報を管理するのは難しいです。取得できる情報にも限りがあり、管理システムを導入していない場合は人員を用意してポイント数などを把握する必要性があります。

しかしポイントカードアプリであればアプリの分析ダッシュボードから顧客ごとの付与したポイントの数や根本的なポイントカードの発行数、失効したポイント数などを把握可能です。

従来のカード形式よりも取得できる情報が多く分析も容易なので、正確な施策を立案して実行することができるようになるでしょう。

 

 

プッシュ通知などで顧客へのアプローチもできる

 

紙やプラスチックのカードはポイントカードとしてしか使い道がありません。できるとしても印刷された情報から現在の簡単なポイント数を見ることぐらいです。

ポイントカードアプリであれば画面から現在のポイント数や失効予定のポイント数、付与予定のポイント数などをすべて確認できます。確保できる情報量が従来のカードの比ではなく、またデザイン性もあるため格段に見やすいのもメリットです。

またデジタルポイントカード以外の機能も利用できるので、失効予定ポイントをプッシュ通知で知らせるといった連携施策を行うことでアプリを通じた顧客へのアプローチがしやすいのは大きなメリットです。

 

 

顧客にとっても便利になる

 

ポイントカードアプリを導入することで、ポイントに関するステータスが見やすくなること以外にも顧客にはメリットが出てきます。

たとえば紙やプラスチックのカードは持ち運びが大変で、バッグといっしょに家に忘れることや最悪の場合紛失する可能性まであります。

しかしポイントカードアプリであればスマートフォンにインストールされているので、スマートフォンを忘れたりしない限り機会損失が起こる可能性はありません。

提示したいタイミングですぐに表示できるようになるので、気軽に利用してくれる顧客層も増えることでしょう。ポイントカードの利用率に問題を抱えている場合は、ぜひポイントカードアプリを利用してみてください。

 

 

 

ポイントカードアプリで得られる効果

 

ここからはマーケティング面で、ポイントカードアプリを導入すると得られる具体的な効果を見ていきます。

 

リピーター育成・休眠顧客の掘り起こしに繋がる

 

従来のポイントカードにもある程度のリピーター創出効果はあります。実際ポイントカードアプリを提供開始しても、スマートフォンをメインで利用しない層のためにわざわざ従来のポイントカードを残している企業も存在します。

ただし実際にはスマートフォン利用層のほうが多いので、なるべくアプリへカード提示の機会を移したほうが効果が大きいです。

アプリであれば多様的に施策を打ち出せるので単なるリピーターになるきっかけを作り出すだけでなく、購入額を増やしたり来店頻度を増やしたり、あるいは休眠顧客を掘り起こして復活させたりする施策を同時に実行できるのでよりマーケティング効果が高くなるでしょう。またプッシュ通知の活用はアプリ施策においてメインになるので、よく特性を知っておくとよいです。

 

 

顧客単価のアップが見込める

 

マーケティングにおいて従来の商品・サービスより上位のものを購入してもらう施策をアップセル施策、関連商品・サービスまで一緒に買ってもらう施策をクロスセル施策と呼ぶことがあります。こういった施策は顧客の利用額を増やして利益を増やすうえで重要です。

ポイントカードアプリを使うと「○○円以上でポイントが○倍になる、あるいは限定の特典が付く」といった形の売り方ができるようになります。

これによって従来のアナログなポイントカード施策よりもアップセルやクロスセルが狙いやすくなるのがポイントです。

 

 

顧客の目に留まりやすくなる

 

スマートフォンはほぼ毎日使用するデバイスであり、ふとしたタイミングで何度も見ることが想定されるので1日あたりの画面確認数も多いです。

こういった中でスマートフォンのアプリ一覧を開くたびに目に留まるポイントカードアプリのアイコンは大きな宣伝効果を発揮するでしょう。

アプリを作って配布するだけでもリピーターに自店舗を想起させる効果があります。

最初は興味のなかった事柄に関して、何度も接触しているうちに興味を持つ現象を「単純接触効果」と呼びます。アプリによって単純接触効果を上げることで、ポイントカードを立ち上げて購入を行うお客様を増やすことにもつながるでしょう。プッシュ通知を活用すると、接触効果をより高めることができます。

 

 

グループ店舗への来店も促せる

 

もしあなたの店舗がチェーン店やグループ店舗であった場合、共通のポイントを使えるようにするとマーケティング効果が促進されます。

一店舗だけでなく複数店舗でポイントを使えるようにすることで、ポイントの価値も上がるからです。

また店舗が1つしかない場合でも、ECサイトやアプリを持っている場合はそちらと連携してアプリを利用できるようにすると効果が出ます。

実際にECサイトやアプリ・実店舗間で貯められる、使えるポイントを共通化している有名企業も多く、その効果は確実です。

 

 

 

共通ポイントと自社ポイント、導入するならどちらがいい?

 

続いては共通ポイントと自社ポイントの違いをご紹介していきます。

 

共通ポイントの特徴

 

大手企業の共通ポイントを導入する方法です。

大手企業のポイントは利用店舗が多く、商圏も膨大で自社ではまかないきれない範囲にまで広がっています。よってその認知度や商圏を利用して、幅広くポイントカードの利用者を増やせるのがポイントです。

ただし登録には料金が発生しますし、維持費もかなり掛かります。ですから導入費以上にメリットがあるだろうと判断できない場合は導入すべきではありません。

 

 

自社ポイントの特徴

 

自社独自で貯められる・使えるポイントを導入する方法です。

自社だけで貯められる・使えるようにすることで、商圏外のお店へお客様がポイントを利用してしまうデメリットを減らすことができます。また自社がグループを経営している場合はそこでポイントを使えるようにすることで、少しでも利用メリットを向上させることも可能です。

ただし独自ポイントシステムの準備が必要であり、囲い込めるお客様の数に限度があるといったデメリットがあります。

両者を比較した場合、最初の準備や集客に手間が掛かるものの将来的には自社だけで商圏を構築してリピーターを増やせる自社ポイントをおすすめします。

また最初は共通ポイントを使っていても、後で独自ポイントのほうにメリットがあると判断したら鞍替えする方法もあります。

 

 

 

ポイントカードアプリを作成する3つの方法

 

ここではポイントカードアプリを作成するための3つの方法を解説していきます。

 

ポイントカードアプリサービスを利用する

 

ポイントカードアプリをサービスとして提供している有名企業があります。こういったサービスでは契約するだけでスピーディーにポイントカードをデジタル化できるだけでなく、手軽にお客様も使い慣れたサービスから機能を呼び出して利用ができるメリットがあります。

その代わり機能やデザインはサービス準拠となり、柔軟性がほとんどない点に注意する必要があるでしょう。

 

LINEショップカード

LINE内でショップカードとしてポイントカードを用意して配布できる機能です。ユーザーはLINEアプリさえあればすぐにカードを利用してポイントを貯められます。またLINEアプリ上の専用画面から素早くポイント数などを確認できるのもメリットです。

ただし店舗側が利用するには契約料を払った上で、LINE上で準備を行う必要があります。デザイン面ではカラー等は調整できますが、LINE画面を踏襲するので自在には変更できません。

 

P+KACHI FREE

バーコードでポイントを発行する仕組みを作ることができるサービスです。バーコードを店舗側が用意したiPadなどで読み込むことでポイント付与ができます。また電話番号や購入額といったイベントに応じたポイント発行の調整も可能です。

ただし店舗側ではiPadといったApple系デバイスが必要であり、基本無料で利用できますが顧客管理といった肝心の機能については有料になっています。

 

 

自社でアプリ開発を行う

 

自社で一からアプリ開発を行う方法です。スクラッチ系統の開発は自在にカスタマイズできるという点では他の開発手法と比較して最もメリットがあります。

ただしデメリットもたくさんあるので注意しましょう。

たとえば自社にプログラミング等のアプリ関連スキルがなければかなりのコストが発生しますし、開発に移ることすらできません。

基本的にアプリ開発経験がない方に一からのアプリ開発はおすすめできないです。

 

 

アプリ開発会社に依頼する

 

アプリ開発会社への依頼を行い、アプリプラットフォームを使い開発を実行する方法です。この方法だと初心者でも簡単にアプリを開発できますし、一から制作を外注するケースと比較してコスト面でのハードルが低いです。

ただし現在ではアプリプラットフォームが複数存在するので、選定する手間が掛かります。会社によって搭載できる機能やサポートの内容が違うのでよく比較検討してみてください。

 

GMOおみせアプリ

ブランド面ではIT企業として有名なGMOグループのサービスなので安心です。セミオーダーでのアプリ開発を謳っており、アプリプラットフォームの開発のハードルの低さとカスタマイズ性の高さを上手く両立しているのが特徴です。

ただし初期費用は要お問い合わせとなっており、場合によっては総合的なコストが高くなるケースもあるので注意しましょう。

 

Yappli

アプリプラットフォームにおいて歴史のあるサービスです。オーダーに応じて制作を進めるプランと、ある程度決まった機能・サービスに応じて開発を行い費用を抑えたLightプランの2種類が存在します。

とにかく実績が豊富であり、ノウハウを資料や実際のアドバイスなどで共有してくれるので初心者でもアプリを導入しやすいのが特徴です。

その代わり料金面で不透明な部分も多く、見積り時によく確認を取らないとコスト計算がしにくいデメリットもあります。

 

店舗アプリDX版raiten

中小店舗での実績が豊富であり、気軽にアプリを制作できるプラットフォームです。

他のサービスにはない特徴としてPWAとの並行開発が可能というメリットがあります。必要な場合はネイティブアプリとPWAを両方マーケティングに活用することが可能です。また、サポートについても運用からアプリストア申請まで幅広くサポートさせていただいております。分析ダッシュボードも初心者が扱いやすいようにカスタマイズしております。

ただしAPIといったサポートサービスでは追加費用が発生するので注意してください。

特に中小の企業が気軽にフルデザインのアプリを制作したいという場合はおすすめです。

 

 

 

ポイントカードアプリで効果的に集客するコツ

 

最後にポイントカードアプリで効果的に集客するコツをご紹介していきます。

 

明確な目標(KPI)を設定する

 

店舗アプリの導入にはコストがかかるため、事前にポイントカードに関して明確な目標を設定すべきです。

たとえば「ポイントカードの利用回数をアプリ利用者のうち50%以上まで確保したい」という場合は、ポイントカードの利用率を指標に入れてアプリ利用者の中でポイントカードを提示した数を計測して計算を行うべきです。他にも目標ごとに指標や計算方法を用意して、すぐ数値として利用できるようにしておいてください。

 

 

顧客にとって魅力的な特典を作る

 

お客様がポイントを貯めるのは、将来的に利用するためです。そのため、ポイントを貯めた特典をどうするのかを検討するのが重要となってきます。

例えば大企業では単に1ポイント=1円で使えるようにするだけでなく、商品と交換したりする際にポイントを利用できるようにしています。

このようにポイントの利用価値に多様性を付け加えることで、付加価値が向上して利用者が増えるきっかけを作ることが可能です。

割引系の特典だけだと営業利益にも影響するため、ポイントの利用期限等まで調整して独自性がある特典を考えて導入効果を測定してみてください。

 

 

顧客が便利だと感じる機能を用意する

 

ポイントカードアプリには

・ポイントカード機能に特化したもの
・店舗アプリと呼ばれる、ポイントカード以外の機能も搭載した多機能なもの

の2種類があります。

ポイントカード機能だけに特化してしまうと効果が限定的になってしまいますし、コスト面でも費用が目立ってくるリスクがあるでしょう。実際にポイントカードアプリを作る際は、総合的に集客できるアプリを用意するケースが多いです。

こういった状況を踏まえたうえで、便利な機能を多数用意できるアプリを作ることを前提にして施策を構築してみてください。

たとえば、

・ゲームをプレイすることでクーポンがもらえる仕組み
・お気に入り店舗の検索・登録およびプッシュ通知

などが便利でお得な機能の代表例です。

 

 

 

まとめ

 

今回はポイントカードアプリの作成方法やメリット、集客のコツなどを総合的に解説してきました。

ポイントカードアプリは特典などを工夫するとよりリピーター促進やコスト最適化などにつながります。アプリプラットフォームを使うとコストを抑えて自作までできるのでおすすめです。

店舗アプリDX版 raitenでは、専用のポイントカードを自作してデジタル提供できるような環境をご用意しております。多様なサポートも提供しておりますのでぜひそちらも利用してみてください。ご連絡をお待ちしております。

 

 

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