2019.02.19

アプリストアでの「ASO対策」がダウンロード数を大幅に左右する!

アプリのダウンロード数を伸ばす上で重要になってくるASO対策。

自社アプリを開始したは良いが、ダウンロード数が思うように伸びずお困りの方も多いのではないでしょうか。
ASO対策をしっかり行うことでストア内の検索結果に自社アプリが表示され、ユーザーに自社アプリをダウンロードしてもらえる可能性が大きく広がります。

今回は、ASO対策が何故必要なのか、またASO対策で抑えておきたいポイントを解説します。

基本を抑えれば費用をかけず対策することができますので、自社アプリのダウンロード数にお困りの方・今後自社アプリをリリースする予定のある方はぜひお読みください。

ASO対策とは?検索エンジン(SEO)同様に重要な理由を解説

アプリのダウンロード数を伸ばす上で欠かせない「ASO対策」。ASO対策とはなんなのでしょうか。
ASO対策の意味と対策が必要な理由を解説します。

ASO対策とはアプリストアの情報を最適化すること

「ASO(App Store Optimization)」とは「アプリストア最適化」と訳され、 自社アプリをアプリストア内の検索結果(上位)に表示させるため、アプリ及びアプリストアの情報を最適化することです。

アプリのダウンロード数を増やすためのアプリマーケティングの中でも、広告費をかけず新規ユーザーを獲得することができる最も定番な手法です。

ASO対策が必要な理由

ASO対策が必要なのは、主に下記4つの理由のためです。

  1. 膨大なアプリの中に自社アプリを埋もれさせないため
  2. アプリをダウンロードする際アプリストアがきっかけとなるユーザーが多いため
  3. アプリ詳細ぺージを見たユーザーのダウンロード率を上げるため
  4. レコメンド表示によるダウンロード数を増やすため

それぞれの理由を詳しく説明します。

1:膨大なアプリの中に自社アプリを埋もれさせないため

2018年における全世界のアプリダウンロード数は1,940億件を突破しアプリ市場はさらに激化すると言われており、何も対策を行っていないアプリはユーザーの目に届くことなく膨大な他社競合のアプリの中に埋もれてしまいます。

せっかく費用をかけ自社アプリを作成し、厳しいストアの審査を通過させたにも関わらず、アプリがユーザーの目に付かないということを望んでいる方はいないでしょう。

自社アプリを作成した際はしっかりとASO対策を行い、アプリストアにてユーザーの目に付く機会を増やしていく必要があります。

2:アプリをダウンロードする際アプリストアがきっかけとなるユーザーが多いため

ユーザーがアプリをダウンロードするきっかけとして「アプリストアのランキンを見て」が1番多いです。

【引用:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1467.html

アプリストアを参考にアプリをダウンロードするユーザーは40%を超えており、ASO対策を行い検索上位に表示させることがいかに重要かこちらの数値から受け取れます。

その他のきっかけとしてはTVCMや広告が多く宣伝広告費をかける必要がありますが、膨大な費用をかけアプリの宣伝を継続的に行える方は数多くないのではないでしょうか。

3:アプリ詳細ぺージを見たユーザーのダウンロード率を上げるため

ユーザーがアプリストアで自社アプリの詳細ページを見た時に、アプリの情報が少なければアプリをダウンロードせずページから離脱するきっかけとなります。

アプリストアには自社アプリの説明ができる項目が数多くあり、しっかりASO対策を行うことによりユーザーへのアプリに対する興味関心に繋がります。

ユーザーは自分にメリットのあるアプリしかダウンロードしません。

詳細ページを訪れたユーザーに確実にアプリをダウンロードしてもらう為にも、ユーザー目線のASO 対策を心がけることが必要です。

4:レコメンド表示によるダウンロード数を増やすため

App StoreやGooglePlay Storeでは「その他のおすすめ」や「おすすめのアイテム」という形で「このアプリをダウンロードした人はこのアプリもダウンロードしています」というレコメンド表示があります。

例えば「東京」「スーパー」というキーワードが登録されているアプリの詳細画面を見ると「東京」に関連するアプリや「スーパー」に関連するアプリが表示されるといったイメージです。

また、一番効果的なものは「類似アプリ」として紹介です。

例えば、「無印良品」で検索すると、「類似アプリ」として「ABCマート」「ポンパレ」などのアプリが紹介されます。

ユーザーの行動として、類似アプリよりこれもダウンロードしておこうと、ついでダウンロードにより競合店からのアプリのダウンロードも期待されます。

「ABCマート」のアプリでは、ECサイトアプリの「オルビス」が類似アプリとして表示され多くのダウンロードを増やしています。

これも、ASO効果です。

つまり、ダウンロード数の多いアプリのストア情報を確認し類似するキーワードを組み込んでおけばレコメン表示からオーガニックダウンロード数を増やすことができます。

もちろん自社アプリとは全く関係ないキーワード登録はリジェクト要因となりますのでご注意ください。

ASO対策で抑えるべき5つのポイント

ASO対策を行う上で抑えてもらいたいポイントは5つあります。

  1. キーワード
  2. サジェストワード
  3. アプリタイトル
  4. 説明文
  5. スクリーンショット

1:キーワードは重要なワードをできる限り詰め込む

キーワードはアプリストアによって、対策方法が変わります。「AppleStore」と「GooglePlay Store」それぞれの対策方法を解説します。

■AppleStore

AppleStoreでは100文字以内でキーワードを登録することができます。ここで登録するキーワードが検索に大きく関係してきますので、重要だと思うキーワードを100文字ぎりぎりまで指定しましょう。

アプリ名を英語表記や難しい漢字で登録する場合は、ユーザーが検索する際に正しく記入できない可能性があるため、ひらがな・カタカナでのキーワード登録が効果的です。また、よく間違えられる言い方も登録しておくことをお勧めします。

どういう検索キーワードを入力するか・入力しやすいかをユーザー目線で考え登録することが大切です。

■GooglePlay Store

GooglePlay Storeではキーワードを登録することはできませんが、ストア説明文がASOに影響します。
最大4,000文字まで登録ができるのでアプリの説明に加え、要所に検索しやすいキーワードを入れ込みましょう。

どのようなキーワードを入れたらいいか分からないという場合は、次に「サジェストワード」について説明しますのでご覧下さい。

2:サジェストワードは事前に確認してキーワードに盛り込む

サジェストとは、検索時に入力したキーワードと一緒に検索される可能性が高いキーワードを自動的に表示してくれる機能のことです。表示されたキーワードのことをサジェストワードといいます。

App StoreやGooglePlay Storeのマーケット上にあるアプリの検索フォームにキーワードを入力するとサジェストキーワードが表示されますので、自店アプリに関係するキーワードを入力し、ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのか、また他社競合がどのようなキーワードを登録しているかを事前に確認しておくことが重要です。

サジェストワードを把握しASO対策に反映させましょう。

3:アプリタイトルは店舗名のほかに重要なキーワードを2つ以上入れる

App StoreやGooglePlay Store共にストア上に表示させるアプリタイトルを登録することができます。
最大30文字まで登録ができるのでただ店舗名や会社名を登録するだけではなく、重要キーワードを最低でも2つは入れましょう。
アプリ名が英語の場合は()で読み方を登録するのも効果的です。

ただし、自社アプリとは関係ないキーワードを登録したり、ただキーワードを並べただけではリジェクトの対象となりますので、「○○(エリア)の○○(業種) ○○(店舗名や会社名)」(例)という登録を行うことをお勧めします。

4:説明文はユーザーに伝えたいことを冒頭で書く

説明文は「AppleStore」と「GooglePlay Store」で入力方法が異なりますが、基本的に抑えておくべきポイントは一緒です。重要なことは、ユーザーに伝えたいことを「文頭」で「簡単に説明する」こと。

それぞれのポイントを解説します。

■AppleStore

AppleStoreではファーストビューで説明文が表示されるのは3~4行のみです。
それ以降の文章は「さらに表示」をタップすると表示されるようになっています。

「さらに見る」をタップする人はあまり多いとは言えません。

最初の3~4行でユーザーに伝えたいことを書いておくことでダウンロード数増加に繋がります。

■GooglePlay Store

GooglePlay Storeでは「簡単な説明」として最大80文字までアプリの説明文を登録することができます。

「簡単な説明」はファーストビューで全て表示されるので、AppleStore同様ユーザーに伝えたいことを「簡単な説明」に書いておきましょう。

5:スクリーンショットは「アプリ画面」に「説明文」を加える

App StoreやGooglePlay Store共にスクリーンショット画像を登録することができます。
スクリーンショット画像はユーザーがアプリをダウンロードする前にアプリのイメージを知ることができる重要なポジションです。

単にアプリ画面のキャプチャを登録するのではなく、一手間加え「アプリ画面」「文字」で自社アプリのアピールポイントを伝えましょう。

文字を詰め込み過ぎてもユーザーには伝わりませんので、シンプルな表現にすることお勧めします。

まとめ

ここまでASO対策の重要性と抑えておきたい5つのポイントを紹介していきました。

アプリ市場は今後さらに激化していくと言われています。
大切な自社アプリをたくさんのユーザーにダウンロードしてもらい活用してもらうためにも、ASOを理解し他社競合のアプリに埋もれない対策を行ってください。

店舗アプリではすでに数多くのアプリをストアに掲載しており、ASO対策へのアドバイスも承っております。

OS対策を行った自社アプリを作成しダウンロード数を増やしていきたいという方は、下記リンクからお問い合わせをしてみてくださいね。

店舗アプリお問い合わせ:https://tenpoapp.com/inquiry-apps/

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