2022.04.08

アプリでエンゲージメントを高めるポイント・会員ランクサービス

エンゲージメントには広い意味があり、一概にこうであると決定することはできません。しかし業種ごとにどんなエンゲージメントが重要なのかを理解していけば活用できるようになるでしょう。

エンゲージメントを高めるためには、アプリを利用する方法も有効です。

エンゲージメントを確保しながら促進することでユーザーのアプリに対するロイヤリティを向上させて、コンバージョンやリピートといった行動へつなげることができます。

今回はエンゲージメントの意味や、その獲得に役立つアプリの会員ランクサービスなどについて詳しく解説を行っていきます。初心者向けに分かりやすくかみ砕いて解説するのでぜひご覧ください。

 

エンゲージメントとは?

 

「エンゲージメント(Engagement)」はマーケティングにおいて、分析などでよく使われる言葉です。
英語本来の意味としては、

・約束

・婚約

・雇用

といった感じになります。

何かしらの契約、あるいはそれに準じるものを取り交わす意味で使われるエンゲージメントですが、マーケティングでは平たく説明すると「ユーザーの行動(関係性)」というように訳されます。

ユーザーの行動とは、

・Webサイトの閲覧

・アプリの1日1回起動

・アプリ予約機能の利用

・サブスクリプションサービスの契約

といったような行為です。対象となるサービスをどういったアクションで利用しているかは問いません。

単にエンゲージメントと呼ぶ際はこのように広い範囲の行動を含んでいるので、一気に理解しようとすると混乱する可能性があります。

そこでエンゲージメントが業種ごとに異なる、というポイントを理解するとよいでしょう。

たとえば、

・飲食店:クーポンの利用やサブメニューの注文、サブスクリプションの利用

・アパレル:ECサイトの閲覧や洋服購入、ECサイト利用と来店双方の頻度増加

・ITサービス:保守サービス運用の問い合わせや商談クロージング

といったように、業種ごとに重視すべきエンゲージメントが異なってきます。

企業としては自社がどういったユーザー行動を売上につながるものとして重要視しているのか、そしてエンゲージメントとして分析ツールでどのように設定するかがポイントになってきます。

ちなみにエンゲージメントが企業ごとに異なる事情を踏まえて、分析ツールではカスタマイズしてエンゲージメントを設定・確認できる機能が搭載されているのもポイントです。

デフォルトでエンゲージメントが設定されているケースもありますが、業種によってエンゲージメントが異なる点を考えて新規設定できるツールを選ぶと安心です。

エンゲージメントは誰を対象とするかによっても意味が違ってきます。

・対従業員:自社従業員のロイヤリティにかかわる行動全般

・対顧客:お客様の行動全般

対従業員に関してエンゲージメントを考える際は、「どうすれば従業員満足度向上につながるか」といった考えを持って施策を行い、社内環境の向上を目指す必要があります。

また対顧客を考える際は、売上につながるお客様の行動をトラッキングして指標として達成度を測れる仕組みを構築する必要があるでしょう。

今回は対顧客を踏まえてエンゲージメントを解説していきます。

 

顧客エンゲージメントとは

顧客エンゲージメントは、お客様と自店舗の信頼関係を表す言葉です。店舗としては顧客エンゲージメントを把握しながら、コンバージョン率や離脱率などを考える必要があります。

顧客エンゲージメントが高ければ高いほど、コンバージョン率が高まったり離脱率が低くなったりとよい結果が起きるからです。

またエンゲージメントが高いお客様が多いということは、リピーターが増える要因にもなります。

リピーターが売上の多くを担っている点を考えれば、リピート施策についても指定のエンゲージメントを達成指標として設定、目標を達成できたかチェックする必要が出てきます。 

 

エンゲージメントの必要性について

エンゲージメントを獲得して向上させられると、

・よい口コミを増やせる

・価格で競合に負けていてもブランド力で勝てる可能性がある

・長期的にサービスを利用してもらえる

といったメリットがあります。

要は自店舗の印象をよくしてブランド力を醸成、リピーターを増やしてLTVを延ばすためにエンゲージメントの確認が必要だということです。

ちなみにエンゲージメントだけでなくロイヤリティに関しても指標を設定することで、エンゲージメント増加によって確実に自店舗をリピートしてくれるか確認することができます。

エンゲージメントは単なる行動を数値化しただけなので実際のロイヤリティと乖離が起きる可能性がありますが、NPSといった手法を活用して感情的な面まで疑似的に数値化するとより分析精度が上がるからです。

 

ポイント会員ランクサービスとは?企業事例をご紹介

 

アプリを制作する際は、ポイント会員ランクサービスを意識する必要があります。このサービスは会員ランクを設定、指定アクションに応じてお客様へポイントを付与して使えるようにすることでエンゲージメントやロイヤリティ向上を狙えるサービスです。

ポイント会員ランクサービスは、多くの企業のアプリで導入されています。以下で事例をいくつかご紹介していきます。

 

ケンタッキー・フライド・チキン公式アプリ

「ケンタッキー・フライド・チキン」では独自ポイント制度として「チキンマイル」を用意しています。

ケンタッキーでの商品購入や新規アプリインストールといったエンゲージメントに応じて、マイルを付与する仕組みとなっています。

チキンマイルを一定数獲得すると会員ランクが上がっていくのがポイントです。そしてランクがアップするとクーポン付与といった特典が受けられます。

チキンマイルに関してはハードルの高い行為が必要でない分、気軽にマイルを貯められるのもメリットとなっているでしょう。

 

いきなりステーキ公式アプリ

大ぶりなステーキ提供で有名な「いきなりステーキ」では、公式アプリにおいて「肉マイレージ」を提供しています。

肉マイレージとは、いきなりステーキで食べた商品の重量に応じてマイレージを付与する制度です。

商品の注文個数や来店数ではなく、主に食べた商品の重さによってマイレージが貯まっていくのがユニークです。注文数が少なくても1kgといったステーキを一気に食べればすぐマイレージが集まるので、いきなりステーキがお客様の食べる量をどれだけエンゲージメントとして重視しているのかが分かるでしょう。

特典もランクアップに応じて割引クーポンや肉プレゼントといったインセンティブが用意されており、お得感が多くなっています。

 

一風堂公式アプリ

豚骨ラーメンで有名な「一風堂」でも、ポイントカードをデジタル化することで業務効率化やコスト削減などを行っています。

一風堂では会員制度の一環として「バリカード」が配布されていますが、デジタル版のバリカードでもラーメン注文数に応じてポイントが付与される仕組みとなっています。

「バリバリ」「バリスゴ」といったランクアップ後の命名もユニークであり、ブランディングを重視していることが分かるでしょう。

またサイドメニュー割引などの特典もランクアップに応じて取得可能です。一風堂ファン同士でラーメンを食べた量を競える機能も搭載されており、モチベーション向上へ一役買っています。

 

無印良品公式アプリ

「無印良品」では会員ランクアップに「MUJI マイル」を採用しています。

マイルは2万マイルといったように大きめの数値で設定・付与される仕組みとなっており、少し貯めるだけでもお得感がある仕組みとなっているのがポイントです。

MUJIマイルを貯めてステージランクを上げていくと、無印良品で利用できるショッピングポイントが自動付与されていきます。また誕生月にはMUJIマイルが2倍貯まるといった制度も用意しており、MUJIマイルがすぐ貯まるように工夫されているのもポイントです。

さらにMUJIマイルは毎年決まったタイミングでリセットされるのもポイントになっています。毎年MUJIマイルを1から貯める必要があるため、リピーターとしては無印良品に毎年定期的に寄らなくてはという気持ちになるでしょう。

 

サーティワンクラブ公式アプリ

「サーティワン(31)アイスクリーム」の公式アプリでは、「アイスマイル」という独自ポイント制度を提供しています。

アイスマイルは1円お支払いごとに1マイル貯まる仕組みとなっており、貯めるとランクアップやスペシャルクーポンの配布といった特典が受けられます。

当然ランクアップに応じてもらえるクーポンも豪華になっていくので、お客様としてはアイスマイルをなるべくたくさん集めたくなる心理が働くでしょう。

ちなみに31では来店ポイント制度も別途用意しており、20回目と31回目の来店時にはクーポンがプレゼントされる仕組みとなっています。

こちらの制度は来店ポイント上限が31となっており店名と掛け合わせているのもポイントです。ちょっとしたブランディングの工夫が垣間見える事例となっています。

 

店舗アプリDX版raitenのポイント会員ランク機能とは

 

アプリプラットフォームとして中小店舗様にご支持をいただいている「店舗アプリDX版raiten」でも、ポイント会員ランク機能を提供しています。

アプリ会員のポイント数やランク内容などを設定することによって、モチベーションを高めてアクティブ率向上やロイヤルカスタマー育成へつなげることができる機能です。

ここでは注目したい機能の一覧を順番にご説明していきます。

 

ポイント会員ランク機能

会員ランクを、会員証画面へポイント付与バーコードや現在ポイント数などとともに表示できる機能です。

会員ランクを分かりやすくビジュアルで表示することで、自分が今どのランクにいるのかが直感的に理解できます。

また「後○ポイントでシルバー」といったようにランクアップまでのポイントを表示できれば、モチベーション刺激に効果があるでしょう。

 

月間獲得ランキング

一風堂公式アプリのように、月間といった単位でポイント獲得ランキングを表示できる機能も利用できます。月ごとに1~100位までのランキングを、任意で設定して表示可能です。

たとえば「自店舗では50位までのお客様を特に重視したい」というようであれば、50位表示にしてランキング範囲を絞ることが可能です。

ランキングを表示してユーザー同士で共有する機能は、いろいろなアプリで活用されています。

これはゲームにおいてオンラインでの順位を表示する仕組みと似ており、マーケティング分野では「ゲーミフィケーション」と呼ばれる概念です。

ゲーミフィケーションではマーケティングにゲームの楽しみ・魅力を持ち込むことでリピーター創出などへつなげる手法であり、リテンション率向上やエンゲージメント獲得にも効果が見込めるのがメリットになっています。

「もっとポイントを貯めたい」というユーザーの意欲を刺激できるよう、上手くランキング表示機能を活用していきましょう。

 

会員ランク(ステージ)・名称設定

ブランディングの手段として会員ランクを利用するには、ステージ機能によって独自のステージ名やランク数などを設定することも重要になってきます。

ステージランクアップに関してクーポンを付与する際には、

・ランクアップが上になるほど特典を豪華にする

・必ず使ってくれるようなクーポンをランクごとに工夫して提供する

といった施策を行うとよいでしょう。

レイアウト・デザイン面では、

・ブロンズやシルバー、ゴールドといったランク名を設定できる

・ランクに応じたロゴ画像も作成して設置ができる

・会員ランク幅を数値で設定する際も自由
・ランク画面の背景・文字色まで設定できる

といったカスタマイズメリットを提供しています。

業種によって落ち着いたレイアウトがよい、また派手なレイアウトのほうが合っているといった状況は変わってきます。試行錯誤しながら自店舗のブランディングに沿ったデザインを設定・適用するのもコツです。

 

ポイント(スコア)付与設定

ポイントを付与する際の細かい設定も可能です。

付与アクションとしては、

・アプリの起動

・QRコードの読み込み

・来店

といった行動を設定可能になっています。

またプッシュ通知と連携させてポイント付与を知らせるといった設定もできるようになっており、店舗施策によって自由に変更できるのも魅力です。

さらに1人1人ユーザーを選んでポイントを付与するのが面倒な場合は、一括付与機能が便利です。CSVをアプリに読み込ませてユーザーリストを把握させることで、システム上において一括でポイントを付与することができます。

ただし既存顧客のリストを作成して、すぐCSVフォーマットで出力できるようにしておく必要があるでしょう。またCSVの入力漏れや確認漏れがないように注意して一括自動付与を利用してみてください。

 

ポイント(スコア)ランキング特典

もしランキングを表示してお客様同士で競わせる場合は、特典を付与することでさらなるエンゲージメント・リピート率向上へつなげられます。

ランキング特典の付与も、店舗アプリからならば簡単に設定可能です。

ランキングに掲載されるのは、店舗がチェーンといったようにある程度大きい場合一部のお客様のみです。ですから通常のクーポン特典などよりもよい特典を用意しておくとモチベーションを刺激できるかもしれません。

ただしそもそもランキングを用意しないほうがよい業種もあるので、絶対ランキングを利用する必要性がない点にも注意してみましょう。

 

ポイント会員ランク機能はエンゲージメント獲得に効果あり!事例をご紹介

アプリを利用する際はポイント・会員機能を利用しながら顧客エンゲージメント向上へ取り組み、良好な関係性を構築して利用促進へつなげられるようにしていきましょう。

エンゲージメント施策が成功すると結果的に競合との差別化を図ってより多くの顧客獲得への道筋を作り出せます。

たとえば、

 

・ポイント会員ランク機能でお客様のエンゲージメントを高める施策を実施

ポイント付与アクションをプッシュ通知へ設定することにより、お店・企業側からの情報をより多くのお客様に見ていただくきっかけを作れる

 

・ポイント付与アクションを、クーポン使用やスタンプ付与に設定する

お客様のご来店促進につながり、売上向上・店舗認知・ブランディング・エンゲージメント向上にもつながる

 

・各会員ランクを設定する

貯めたポイントごとに受けるサービスの差別化が可能。より充実した顧客サービスが実施でき、お客様の満足度も向上可能

といった施策が考えられるでしょう。

アプリ既存メニューを利用しながら、さらにポイント会員ランク機能を追加してアプリ価値をアップさせてみてください。

 

まとめ

 

今回はエンゲージメントについて概要をご紹介しながら、アプリを使ったエンゲージメント獲得のコツも解説してきました。

エンゲージメントを獲得するには、自店舗アプリでポイント・会員ランク制度を利用するとよいでしょう。ポイント付与といったアクションを通じてお客様のエンゲージメントを高めて販売促進などへつなげられます。

弊社では「店舗アプリDX版 raiten」というアプリ制作プラットフォームを提供しております。エンゲージメントを獲得できる各種機能を提供しているので、アプリ施策を考えている方はぜひご相談ください。

お問い合わせURL:https://tenpoapp.com/

 

 

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