【DX推進】モバイルセルフオーダー編!店内飲食を効率化してアプリとも連携させよう

 

近年DX、企業や店舗のデジタル改革が声高に叫ばれています。2021年9月1日に急ぎでデジタル庁が創設されたように、政府も矢継ぎ早にDXを推進するための政策を打ち出しています。

実店舗でDXを実現するにはデジタルツールの利活用、そして経営のデジタル化が必要です。店内飲食においては「モバイルセルフオーダー」システムを使い、DX推進の一歩目として業務効率化を狙ってみましょう。

今回はDXを推進したい店舗オーナー様向けに、モバイルセルフオーダーとは何か、そして導入メリットやアプリとの連携効果などをご紹介していきます。

※今回のモバイルセルフオーダーとは、「店内飲食に関するオーダーを効率化するシステム」を指しています。

 

 

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モバイルセルフオーダーとは?店内飲食に関する注文を効率化できるシステム!

 

モバイルセルフオーダーとは、「お客様自身でレジを通さずに、手持ちのモバイル機器からメニューを注文したりお会計、決済を済ませられるシステム」です。

従来の店内注文は

1.来店して席へ座る
2.メニュー表を見てメニューを選ぶ
3.店員を呼んで注文を行う
4.メニュー到着を待つ
5.決済を済ませて退店する

といったプロセスで進んでいました。

しかしモバイルセルフオーダーを導入すると、

1.来店して席へ座るか、あるいは自宅や外出先にいる状態でスマホを操作
2.デジタルメニューでメニューを選択、決済方法を指定して支払う
3.来店した後に注文番号を教えてメニューを受け取り、席へ座る

といったプロセスが実現します。

お客様は来店しても大丈夫ですが、自宅といった来店していない環境でもスマホ経由で注文操作ができます。商品の受取通知を待って来店し、席に座って食事を行うだけで済むのがポイントです。決済は事前に済ませる設定にしておけば、後はお店から帰るだけでよいので楽です。

店舗としては、システム上でメニュー注文を受けてから調理、受取に来たお客様へ渡すだけで作業が完了します。他の手間は必要ないのでオペレーションが効率化するでしょう。

モバイルセルフオーダーの事例としては、

・マクドナルド:テイクアウト注文も可能
・すき家:一番お得なクーポンが自動適用される

といったチェーン店が挙げられます。

 

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導入メリット

 

モバイルセルフオーダーを導入すると次のようなメリットがあります。

・オーダーミスを減らせる
・オーダー端末機を削減できる
・オーダー作業やレジ作業が減り業務効率化向上、人件費削減になる
・外国語にも対応しやすい
・お客様が注文しやすく、待ち時間が減り回転率の向上が期待できる
・コロナ禍の課題である3密を避けることが可能

 

オーダーミスを減らせる

オーダーミスは自店舗のブランド力を下げてしまう要因になります。

・間違えて肉ではなく魚のメニューを調理してしまった
・1つ多くメニューを運んでしまった
・ドリンクをコーラではなく紅茶にしてしまった

といったトラブルが起きると、「このお店は接客の基本がなっていない」と思われる可能性があります。

しかしモバイルセルフオーダーシステム導入によって、お客様からの注文受付はすべて自動化されるのがポイントです。

結果的にそもそもヒアリングし間違えるといったミスはなくなり、確実に注文されたメニューを用意できるようになるでしょう。

ただしお客様が入力した情報を見間違えるリスクはあるので、注意して確認してください。

 

オーダー端末機を削減できる

店舗によってはオーダー専用の端末機を席へ置いて注文を受け付けるパターンもあります。タブレット形式で端末を置いて注文を受けるといったやり方は業務効率化にはなりますが、席ごとに端末機を置く費用やメンテナンスの手間がのしかかってきます。端末が複数機故障しては商売になりません。

モバイルセルフオーダーシステムの場合は、お客様が手持ちのスマホで注文処理できます。

店舗側では席ごとに端末を設置するコストも手間もかかりません。また結果的に端末故障といったトラブルリスクも防げます。

オーダー端末機メンテナンスで悩んでいる、あるいは設置する費用がない場合はモバイルセルフオーダーシステムを導入してみましょう。

 

オーダー作業やレジ作業が減り業務効率化向上、人件費削減になる

従来の店内飲食では、店舗従業員が

・お客様から直接注文を受けてヒアリングする
・お支払金額を請求して払ってもらう

といった作業を行う必要がありました。件数が多くなると簡単な作業でも苦痛になるものです。

モバイルセルフオーダーシステムでは上記の作業をデジタルライバーとしてシステムが肩代わりしてくれます。

結果的に従業員は調理や商品受け渡しなどに専念できるので店舗のサービス質向上につながりますし、業務効率化が狙えるのもポイントです。

また業務が減って効率化する分、店舗人数が少なくても上手く経営できるようになります。

 

外国語にも対応しやすい

コロナ禍ではまず考えられませんが、終息後はインバウンドの需要反動が来て大量に日本へ来訪する事態が予想されます。その際適切な対応ができないと世界的に自店舗のブランドが下がってしまうリスクがあるでしょう。また日本に在住中の外国人お客様についても、適切な対応を取る必要があります。

言葉の壁は対応の邪魔になりますが、モバイルセルフオーダーで外国人の方に注文してもらう形にすれば安心です。

多言語対応したシステムを用意すれば、従業員が外国語を覚えていなくても商品受け渡しといった最低限の接客で済ませられます。結果的に安定した接客が可能です。

外国語に対応したシステムを用意するには自分で翻訳用のツールを用意する、あるいは業者に翻訳を依頼するといった手法があります。コストも考えて多言語のモバイルセルフオーダーシステムを導入しましょう。

 

お客様が注文しやすく、待ち時間が減り回転率の向上が期待できる

モバイルセルフオーダーを導入すれば、

・店舗で前に並んでいるお客様が注文を終えるのを待つ
・店内でメニューが来るまで待機する

といった待つ行為をなくせます。お客様が注文しやすい環境が構築されるので注文ハードルを下げる効果もあるでしょう。

結果的にお客様は待ち時間が減りますし、店舗では無駄な時間が減った分他のお客様を呼び込み回転率を向上させやすくなります。

当然コロナ禍での感染対策を徹底させた上での安全な回転率向上です。

 

コロナ禍の課題である3密を避けることが可能

現在店内飲食で3密が発生するのは危険です。クラスター感染により立ち入り禁止になり、評判を下げた店舗も少なくありません。感染が発生すると業務がストップするので売上にも直接打撃が来ます。

モバイルセルフオーダーを導入すれば店内で注文に関して混雑が起こることが減ります

モバイルセルフオーダーを使うのを基本にすれば、限りなく混雑する危険を0に近づけられるでしょう。

またモバイルセルフオーダーを導入することで、「自店舗は導入していない店舗よりコロナ対策を徹底している」というアピールにもなります。

 

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費用も確認!モバイルセルフオーダーツール事例

 

ここからはモバイルセルフオーダーツールの事例をご紹介していきます。
※表示金額は税込

・QR Order
・O:der
・Okage

 

QR Order

決済システム「Square」とも連携しているサービスです。お客様がカメラを使い、店舗側でテーブルに設置したQRコードを読み取るだけでオーダー画面を見せることができます。

また

・メニューを日・英・中・韓の合計4か国語に自動で翻訳可能
・レシートプリンターがセットになっており多言語出力にも対応
・商品の「準備中」といったステータスを簡単に確認可能

といった特徴も備えています。

公式サイトのQRコードから、お客様からどのようにオーダー画面が見えるのかデモが閲覧可能です。ぜひお試しください。

【 基本情報 】
・初期費用:10万7,800円
・月額費用:0円~1万780円(1店舗当たり、0円のライトプランはオーダー機能なし)

 

O:der

店内飲食やテイクアウトに対応したシステムを提供しています。店内飲食のモバイルセルフオーダーを導入する場合は、「O:der Table」を導入することになるでしょう。

O:der TableではQR Orderと同じように、席へ専用QRコードを設置することでお客様のスマホへオーダー画面を提示可能です。もちろん追加注文といった希望にも対応可能になっています。

それだけでなく、

・スマホ内で決済を済ませる
・ポイントやクーポンを配布する

といった機能も搭載可能です。

・POS連携
・多言語対応
・CRM表示

といった店舗側で欲しい機能も複数搭載されており、24時間365日サポートしてくれるのでトラブルが起きても安心できるのも魅力になっています。

【 基本情報 】
・各種費用:お問い合わせください

 

Okage

モバイルセルフオーダーサービス「Okage Go 店内版」を提供しています。

いたずら防止といった観点から、「ワンタイムQRコード」というその場限りの注文用QRコードを発行できるようになっています。またセルフオーダー画面に自店舗のSNSアカウントリンクを貼って誘導できる点もメリットです。

画面はフリーレイアウトにより、店舗の独自感を出しながら分かりやすい画面を追求できるようになっています。OkageシリーズのPOSレジといった関連サービスと連携できる点もメリットです。

セルフセットアッププランにすれば自分で基本設定を行う必要がありますが、初期費用が0円になるので導入しやすくなります。特典もあるので公式で確認してみましょう。

【 基本情報 】
・初期費用:0円~
・月額費用:1万1,100円〜

 

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アプリとモバイルセルフオーダーを連携!メリットとは

 

自店舗アプリを所有しているのであれば、モバイルセルフオーダーと連携させてみましょう。スムーズにアプリから注文ができるようになるだけでなくさまざまなメリットが得られます。

たとえばオーダーデータを分析して、「メニューAをよく注文してくれているお客様に、Aの無料クーポンをプレゼントする」という施策が取れます。場合によっては関連する新メニューのAダッシュ、といったメニューをクーポンで安く購入できるようにして、クロスセル(関連メニューを注文してもらう)流れも作れるでしょう。

また「支払単価が平均2,000円以上のお客様に、3,000円以上で使える1,000円OFFクーポンをプレゼント」といった施策も取れます。顧客単価が自然と上がるようにして、支払単価が高いお客様のロイヤリティを上げていきましょう。

さらに「来店から数日後に、アプリのプッシュ通知で再来店を促すお知らせを配信」という施策も有効です。お客様の熱が冷めないうちにプッシュ通知を配信してリピーター化へつなげましょう。その際はクーポンやセール情報など、行きたいと思わせるお得な情報をメッセージ内容に加えておいてください。

オーダーツールについては、個人情報を取り扱う関係もあってすべてWebサービスとなっています。ですからアプリと連携させる際は別途システムを用意、アプリと指定の方法でリンクさせて導線を作ることになるでしょう。

しかしモバイルオーダー専用のWebページは、各ツールを使えば無料でも簡単に制作可能です。後はWebページをアプリにリンクさせてスムーズな店内飲食を実現してみましょう。

 

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raitenアプリとモバイルオーダーを連携!方法を解説

 

ここからは「店舗アプリDX版 raiten」でのモバイルセルフオーダー連携の方法をご紹介していきます。それぞれのメリット・デメリットを比較して一番適した方法で連携させてみてください。

・アプリメニューにモバイル/セルフオーダーのURLを設置し遷移
・パラメーターを設置してモバイル/セルフオーダーシステムと連携させる
・API連携開発でアプリと各種システムのつなぎこみを行う

 

アプリメニューにモバイル/セルフオーダーのURLを設置し遷移

【メリット】

システムを改修・開発せずに遷移先のURLをアプリメニューに設置するだけ
個人情報はオーダーツールで取得可能

【デメリット】

アプリ側の情報はオーダーツールシステム側に反映されない
通常の購買データのみオーダーツールシステム側で取得可能

 

パラメーターを設置してモバイル/セルフオーダーシステムと連携させる

【メリット】

アプリの基本機能なので追加開発なし。ヘルプページに設置の詳細説明あり
アプリのユーザーID・会員証番号・ニックネームの紐づけが可能
システム連携によりアプリユーザーへプッシュ通知、クーポンを付与可能

【デメリット】

連携される内容は、ユーザーID・会員証番号・ニックネームのみ

 

API連携開発でアプリと各種システムのつなぎこみを行う

【メリット】

連携データをアプリ側やシステム側に表示できる

【デメリット】

API開発により開発コストが増え作業工数が長期化、アプリリリースが遅延

 

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まとめ

 

今回はモバイルセルフオーダーの概要やメリット、アプリと連携させる利点などをご紹介してきました。

モバイルセルフオーダーだけでDXが実現するわけではありませんが、店内飲食に関する業務を効率化できるだけで収益にも大きな効果が出やすいです。

自店舗アプリと連携させればクーポン施策なども打ちやすくなるので、ぜひ活用してみましょう。

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