2021.06.23

アプリのスタンプカード機能を使いこなす|紙のスタンプカードではできない施策とは

リピーターを効率よく獲得するために有効なのがスタンプカードです。コレクション性を基に訴求を行いスタンプをお客様に次々と集めてもらい、何度も来店してもらえる仕組みを構築できます。

ただし紙のスタンプカードには使い勝手やコストの面でデメリットがあり、近年ではアプリのスタンプカードへ利用を移行するパターンも増えています。アプリのスタンプカードの使い方をしって活用方法を理解すれば、スムーズに紙からアプリへスタンプカードを移行できるでしょう。

今回はアプリのスタンプカード機能を効率よく使いたいと考えている方へ向けて、実際の使い方やどう活用すればよいのかを解説していきます。

 

紙とアプリスタンプカードの特徴!共通点と違いに分けて解説

 

ここからは紙とアプリスタンプカードの特徴を、共通点と違いに分けて解説していきます。

 

リピーター促進ツール!紙スタンプカードとアプリスタンプカードの共通点

 

紙スタンプカードとアプリスタンプカードには次の共通点があります。

 

リピーター施策である

まずスタンプカードはリピーター施策であるのがポイントです。

スタンプカードを集めるには必然的に来店を行う必要があります。来店以外にもスタンプを集める方法があるパターンもありますが、基本的には提供される特典は店舗でしか使えませんし、スタンプ付与のイベントがある場合は多くの方が来店するでしょう。

リピーターは店舗全体の8割の売上を担い、新規顧客と比較して5分の1の獲得コストで済む優秀なお客様です。

店舗としてはスタンプカードをタッチポイントとしてリピーターを集めていくのが目標になってきます。

 

シンプルで分かりやすい販促ツール

スタンプカードはシンプルで分かりやすい販促ツールです。

指定の条件をクリアすることでスタンプが貯まり、個数に応じて特典が適用される仕組みなので分かりやすくなっています。スタンプさえ貯めればいろいろな特典と交換ができるので頑張って集める方は多いです。

また店舗ごとにスタンプデザインが違うとそれを目当てにさまざまな店舗を訪れる方もいらっしゃいます。

 

お客様とのコミュニケーションツール

スタンプカードをタッチポイントとしてお客様とコミュニケーションを取ることもできます。

  • 店舗でスタンプカードについて声掛けする
  • スタンプ付与の際に会話を行う

といったいろいろなタッチポイントによってコミュニケーションが促進されてよりお客様のことを知る機会ができます。

マーケティングへ活用できればさらに施策の粒度が上がりますしロイヤリティ育成にも効果が出るでしょう。

 

かさばって使えない!?紙スタンプカードの特徴と課題

 

アプリが一般的になる以前は紙のスタンプカードが出回っていました。紙スタンプカードには片面カード方式、折り畳み方式などさまざまなタイプがありますが手ごろな大きさで財布に携帯して所有できます。

ただし現在では複数の店舗でスタンプカードを発行していますし、ポイントカードや会員証といったカードも用意されています。

そういったカードが財布でかさばってしまった結果ユーザーの不満が増加、財布がカードでたくさんになった挙句

  • どこにカードがあるか分からない
  • カードの存在を忘れる

といった店舗によろしくないトラブルが出ているのです。

場合によっては財布にスタンプカードを入れ忘れてそのまま忘れられてしまうというケースも想定されます。

また紙スタンプカードの作成には

  • デザイン費用
  • 印刷費用

といったコストが掛かります。発行枚数が増えると運営において重しになる危険があるでしょう。

 

アプリスタンプカードの特徴!紙スタンプカードの課題解決にもなる

 

紙スタンプカードの課題を解決できるツールとしてアプリのスタンプカードは登場しました。

まずアプリの中に最初からスタンプカードが搭載されているため、財布といった入れ物でかさばって使うのが難しいトラブルが起きません。

スマホはすぐ使える場所に携帯するパターンが多いので、スタンプカードの利用をスムーズに促せる点もメリットです。そもそもスマホにアプリを入れていればスタンプカードを持っている状況なので、スタンプカードを店舗へ持っていかずに忘れてしまうリスクもなくなります。

またスタンプをコンプリートした際の特典も、デジタル特典にしてしまえばアプリ内ですぐ付与可能です。

特典の管理が簡単で内容も分かりやすく、使用期限についても明確に把握できるのがメリットになります。使用期限が近づいたらプッシュ通知で注意喚起できるので安心です。

さらにチェーン経営の場合は店舗ごとにスタンプデザインを変更できます。

スタンプデザインを魅力ある形にすればお客様のコレクションしたい気持ちを刺激してさまざまな店舗への来店を促進できるでしょう。

「スターバックス」といったチェーンが似たような施策を取っています。

 

紙からの移行やスタンプ付与方法を解説!アプリスタンプカードの基本的な使い方

 

ここからはアプリスタンプカードの使い方をご紹介していきます。

 

紙からアプリにスタンプを移行する

紙からアプリにスタンプを移行する際は、既存のスタンプカードを貯めてくれているお客様に迷惑がないように動かなければなりません。特に「今持っている紙のスタンプカードのスタンプはなくなるのか」という不安をあおらないよう、移行に関してはスムーズに行う必要があります。

紙からアプリへ移行してコスト削減などを達成できるのに、移行の際に無駄なお客様の離脱が起きるのは好ましくありません。

ユーザーのスタンプ付与情報は、アプリプラットフォームの場合管理画面から簡単に確認できます。そこからスタンプの現在付与数はもちろんのこと、付与数の変更といった編集も可能です。

余計な編集をしないように気を付けながら紙のスタンプカードの付与数を管理画面へ反映させれば、お客様がアプリへ移行した際に紙のスタンプカードのスタンプを引き継いだ状態でアプリを使えるようになります。

ちなみに「紙のころは200円ごとに1スタンプだったがアプリスタンプカードでは100円ごとに1スタンプになった」というケースでは、紙のスタンプとアプリスタンプの価値が違います。

このケースでは紙のスタンプ1個がアプリスタンプ1個の2倍の価値になるので、移行時に2倍スタンプを付与するといった工夫が必要です。スムーズにスタンプを移行できるよう事前準備は忘れないでください。

 

来店スタンプを付与する

来店ごとにスタンプを付与する方法は、アプリスタンプカードにおいて基本です。ご来店1回につき1スタンプという方式が一般的になっています。

 

QRコード(ユーザースキャン方式)で付与

いわゆるQRコード決済を導入している中小規模の店舗と同じ方式です。

まず管理画面よりスタンプを1個付与できるQRコードを設定してからレジの周りへ配置します。そしてお客様のお会計時にレジのスタッフがQRコードを提示し、お客様はアプリからカメラ機能でコードのスキャンを行います。スタンプは読み込み完了時点で即時付与されるのがポイントです。

QRコードを配置するだけなので手軽です。

その代わり提示にもたついたりお客様がコードスキャンに慣れていなかったりすると会計時間が増えてしまうデメリットはあるでしょう。

 

認証コード(パスコード)を入力する

QRコードによるユーザースキャン方式を使わずに、パスコードを利用する方法もあります。まずお客様がスタンプ付与画面をレジスタッフへ提示します。

それからレジスタッフがあらかじめ設定されたパスコードを入力することでスタンプ画面を解除してスタンプ付与を行うのがポイントです。

この方法ではユーザーがカメラを起動させる手間は掛かりません。その代わりレジスタッフがパスコードを入力する手間が掛かるのでスムーズに入力できるよう準備しておく必要があります。

 

管理画面で付与

お客様にスマホを提示する手間を掛けさせたくない場合は、管理画面で付与する方式も活用可能です。

まずお会計時にアプリに紐づいているユーザーNoを聞き出してメモしておきます。その後管理画面からユーザーNoを検索して表示させ、スタンプを付与していきます。

この方法だとリアルタイムにスタンプを付与できません。またスタンプの付与間違いなどが人的エラーで起こる可能性もあるので正確に付与作業を行ってください。

 

購入金額ごとにスタンプを付与する

購入金額に応じてスタンプを付与する際は、レジスタッフ側やお客様側に手間が掛からないようオペレーションを準備しておく必要があります。

たとえばQRコード方式で1,000円購入が発生し、100円ごとに1スタンプ付与だったので10個スタンプを付与する必要が出たとします。

その際は10個スタンプを付与できるQRコードをシステムから発行しておき、お会計時に提示することで「100円分のコードを10回読み込む」といった面倒をなくすことが可能です。

 

スタンプ2倍デーでのスタンプ付与

特定の日にスタンプを追加で付与する施策は多くの店舗で行われています。

  • 毎週指定曜日にスタンプ付与率を2倍にする
  • 雨の日に来店すると特別スタンプをプレゼント

といった手法は有名です。

指定日に追加でスタンプを付与したい場合は、購入金額ごとにスタンプを付与する場合と同じく事前準備が重要です。

QRコードスキャン方式の場合はあらかじめ2倍付与といった特別版のQRコードを準備しておき、該当日にレジスタッフが提示してすぐ付与できるようにしておきましょう。

または、管理画面から2倍デーの日の付与数を1個から2個に変更することで2倍の付与が可能になります。

 

来店から指定日時経過後に自動でプッシュ通知を行う

アプリのスタンプカードはぜひプッシュ通知と組み合わせてみてください。スタンプカードの付与タイミングに応じたメッセージを開封率の高いプッシュ通知で配信するとマーケティング効果が見込めます。

たとえば最終ご来店時(最終スタンプ付与時)から設定された日にちが経過した後、自動プッシュ通知配信で

  • 来店してくれたことに対するサンクスメッセージ
  • 次回のご来店うかがい
  • 来店促進用のクーポンのご案内

といったメッセージを配信可能です。

他にも「通常スタンプ付与しかないお客様に特別なスタンプが貯まるイベントをご紹介」といった使い方もできるでしょう。状況に応じて柔軟にプッシュ通知を配信してみましょう。

 

ランク制度も活用しよう!取得データを使って来店頻度を加速させる方法

 

アプリのスタンプカードを活用すれば、紙スタンプカードでは取得が難しいユーザーの属性データなどを簡単に取得可能です。そこからセグメントを行い適切な施策を考えれば、無駄な予算を掛けずに効果の出るマーケティング施策を繰り返し行えるようになるでしょう。

アプリスタンプカードを使ったマーケティング施策には次のようなケースが考えられます。

 

スタンプコンプリートお客様にお得なクーポンを自動配布する

指定したスタンプをコンプリートしたお客様には、あらかじめ用意した特典を配布する必要があります。特別なクーポンを配布する手法が有名です。

クーポンについてはアプリの自動配信機能を利用することで特典付与を効率化できます。

アプリユーザーはスムーズにアプリから特典を受け取れますし、店舗側ではスタッフが特典の用意をして受け渡す手間がないので便利です。

 

ランク制度を設けて条件を基にポイントを付与する

単に「10個スタンプ付与で粗品プレゼント」というルールを設けるのではなく、ユーザーが分かりやすい形でランク制度を設置してポイント付与を行う方法も有効です。

ランク制度の設置は優良顧客の育成に効果があります。

たとえば来店時だけでなく

  • お知らせを既読で10ポイント付与
  • アプリを起動する5ポイント付与
  • クーポン利用すると100ポイント付与
  • スタンプ1個獲得で20ポイント付与

といった条件によってもポイント付与できるようにします。

条件ごとに異なるポイント数を用意しておけば、お客様自身がアプリの利用頻度が高まりどうやって貯めたのかも獲得履歴で分かりやすくなります。

そして貯めたポイント数に応じて

  • ノーマル
  • シルバー
  • ゴールド
  • プラチナ

といったランクを用意してランクアップを行っていき、上位になればなるほどお得度の高い特典を利用できるようにします。

また「ポイント数を多く集めた月間上位者には特別クーポンを追加付与」といった手法も考えられるでしょう。いろいろ施策をやってみて効果のあった施策をブラッシュアップしてみましょう。

 

スタンプコンプリート数を4つといった低い数値にする

アプリスタンプカードを積極的にお客様に集めてもらうには、簡単にスタンプを集められる環境を構築しておくことが重要です。

先ほど説明したようにさまざまなアクションでスタンプを集められるようにする他、コンプリート特典をもらえるスタンプ数をあえて少なめに設定することもポイントになります。

最低コンプリート数が多いとユーザーがスタンプを集める気力を失ってしまうからです。

ただしすぐコンプリートできてしまうと大きなお得度のある景品は用意しにくいですし、ユーザーのさらなるモチベーションを刺激するには不十分でしょう。

すぐ最低枠をコンプリートできる場合は特典を控えめにしてランク制度を活用、さらに上のスタンプ特典を取得してもらえるようはっぱをかけて利用促進につなげるとスタンプコンプリートの単調化を防げます。

 

まとめ

 

今回は紙とアプリスタンプカードの違いやアプリスタンプカードの基本的な使い方、そして活用方法を解説してきました。

アプリスタンプカードは使い勝手やコスト面で紙のスタンプカードより優位な立場にあります。自店舗にとって最適な方法でスタンプを付与できるように準備した上で、ランク制度といった施策を活用して利用者を集めてみましょう。

弊社では「店舗アプリDX版 raiten」を提供中です。紙からアプリスタンプカードへの移行はDXの第一歩、「ペーパーレス」を実行する上で重要になります。

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