2021.04.28

アプリ連携すると便利なシステムツール

アプリはスタンプカード提示やクーポン配布、プッシュ通知といった機能を使って顧客のリピート化を図れる便利なツールです。そして各ツールをアプリと連携させることで打てる施策の幅が広がります。

分析や決済、予約など目的によってさまざまなツールが提供されています。自店舗に必要な機能をツール連携によってアプリへ搭載して、顧客の集客へ活かしてみましょう。

今回はアプリマーケティングの最新事情を知りたい店舗経営にかかわっている方向けに、現在増えているアプリの利用方法、そしてアプリとおすすめの連携できるツールをご紹介していきます。

 

よくあるアプリ基本機能

 

今増加しているアプリの利用方法を説明する前に、まずはアプリにどんな機能が基本的に搭載されているのかをおさらいしていきましょう。アプリに関する理解が不足していると思う方は読み飛ばさないでください。

 

プッシュ通知

プッシュ通知はその名の通り、自店舗が伝えたい内容をプッシュして積極的に通知できる機能です。アプリをマーケティングへ活用する場合は必須の機能といってよいでしょう。

  • セールやイベントなどの最新情報を配信する
  • しばらくアプリを利用していない休眠ユーザーへ呼び掛ける
  • お客様の購買ステップやロイヤリティなどに応じてクーポンを配信する

といったようにさまざまな使い方ができます。

プッシュ通知は従来のメールによるリピーター創出施策を今の時代に合った方法で実現できる方法です。プッシュ通知はスマホへの情報配信を前提として作られているからです。

総務省の「情報通信白書(令和2年版)」によると、2019年度のスマートフォンを含めたモバイル端末の家庭普及率は96.1%、そのうちスマートフォンは83.4%を占めていることが分かっています。パソコンの69.1%といった保有率を見ると普及率が圧倒的なのが分かるでしょう。

今や多くの方が普通にスマートフォンを持ち歩き、疑問に思う情報の検索やお店探しなどを好きな場所や時間で行っている状況です。

つまりプッシュ通知を使うと適した日時にお客様とタッチポイントを持って集客へつなげられます。

メールによるお客様フォローの施策にもまだメリットはありますが、リアルタイムに情報を伝えられる点ではプッシュ通知はメールより上であり、店舗マーケティングとの相性も抜群です。

 

イベント告知など最新情報の配信

アプリが店舗マーケティングのツールとして普及する前は、

  • 新聞に折り込みチラシを挟む
  • Webサイトへ最新情報を配信する
  • DMを送付する

といった手段で自店舗の最新情報を伝えていました。

しかしイベントやセールはいつまでもやっているわけではありません。開催日時が決まったらいかに指定のユーザーへ情報を鮮度がある状態で届けられるかが勝負です。

折込チラシやDMは相手方へ届くのに時間が掛かる場合も多く鮮度が下がりやすいのがデメリットになります。またWebサイトでの告知を行うと鮮度は確保できますが、相手へ情報が伝わるかは不透明です。

アプリの場合、プッシュ通知で最新情報を素早く配信できます。Webサイトで難しかった「お客様へ最新情報をプッシュして伝える」という点もクリアできます。

またチラシ情報などをデジタル化できるのもメリットです。

ユニクロなどの店舗はチラシをデジタル化して紙の発行料削減を成功させましたが、上手くイベントやセール情報をデジタルへシフトしていければ、あなたの店舗でも同じような効果が見込めます。

 

クーポン配信機能

お客様にクーポンという形でインセンティブを付与して、リピーター化させていくのも重要なマーケティング手法です。

しかし紙のクーポンを用意して配布するのはよい方法とは言えないかもしれません。お客様がクーポンの存在に気付かない可能性もありますし、「財布の中に入れっぱなしになったまま使わないで期限が切れてしまった」となる危険もあります。

アプリを使うとその場ですぐお客様に合ったクーポンを配信可能です。

分析機能と連携することでお客様の購買状態やロイヤリティなどに応じてクーポンを変更すれば、リピート効果がさらに促進されます。

またプッシュ通知との相性もよいです。ECアプリを使っていると「後3日でクーポンの期限が切れます」といった注意喚起のお知らせが届きますが、店舗運営でも同じようにクーポンの期限を知らせて「お得がもう少しでなくなる」ということを印象付けられればクーポン使用率を高めることができるでしょう

 

スタンプ機能

スタンプ機能はランク制度に活用できるだけでなく、施策にゲーム性を持たせる「ゲーミフィケーション」の手段としても有効です。

「スタンプ5個で200円割引クーポン」といったように、スタンプ個数に応じて適した得点を用意すれば、たくさんスタンプを貯めたいお客様のロイヤリティを向上させられます。

何個で何をプレゼントするかでリピート率も変わってくると思うので、運用しながら必要な個数や特典内容を変えてテストしてみるのもよいでしょう。

また「スタンプラリー」といったゲーム性のあるイベントは集客のチャンスになります。アプリではGPSやBluetoothなどと連携してお客様の位置情報をもとにスタンプ付与を行う機能も搭載可能です。

商業施設といった広い店舗ではスタンプラリーを行うことでお客様の店舗内の周回範囲を広げながら、集客へ活用することもできます。

 

会員証提示機能

スタンプ機能と同じく会員証提示機能もロイヤリティ向上に効果があります。

従来はプラスチックのポイントカードを発行して会員証として利用してもらう、といった方法が主流でした。しかしポイントカードは財布の中に何枚もあり、使わないまま財布に眠ってしまうケースがあるので有効にマーケティング活用できない場面が多いのが課題になっていました。そしてカード発行コストも考えないといけません。

アプリで会員証を提示できれば、財布の中に埋もれずにすぐに会員証を提示できる状況を作り出せます。

プッシュ通知機能により会員証の利用促進ができれば、確実に何度もデジタルカードを使ってもらう機能を作りやすくなるのもメリットです。

そしてカード発行料も掛かりません。

アプリを使うと会員証をはじめとしたさまざまなコンテンツをデジタル化して一元管理できるのがポイントです。

 

スライド表示機能

少し細かい話になりますが、スライド機能もマーケティングでは有効です。

人は静止画1枚よりも、動きがあるコンテンツのほうに印象を強く受けます。動画を活用したマーケティングが企業で話題になっているのもそういった理由からです。

スライド表示機能を使えば動画までとはいかないかもしれませんが、静止画をただ見せて商品の紹介をするよりもユーザーの目に情報が移りやすくなります。

また同じ領域にスライドさせながら画像表示ができるので、情報量を確保できるのも魅力です。

ちなみに「スライドで動画を断片的に表示する」といった手法もできます。スライドにどんなコンテンツを掲載すれば効果が上がるのか一度テストしてみてください。

 

従来とこれからのアプリ利用方法

 

ここからは従来、そしてこれからのアプリ利用方法を解説していきます。

 

従来のアプリ利用方法

 

従来アプリはマーケティングにおいて次のように使われてきました。

 

スタンプとクーポンがメイン

従来のアプリでは

  • ロイヤリティ促進のためのスタンプ機能
  • インセンティブ付与によるリピート促進のためのクーポン機能

この2つがよく活用されてきました。

「新規アプリダウンロードユーザー向けに、一品無料のクーポンを配布」といった施策は今でもよく活用されています。

しかし活用方法を間違えると予算が無駄に消費される可能性があるので注意しましょう。

分析と組み合わせて施策を改善していく手法を取れるかが成功のカギとなってきます。

 

テンプレートなプッシュ通知

プッシュ通知はそのたびにいちいち作成していると大変です。そのためテンプレートをあらかじめ作成しておき、日時になったら自動的に配信される手法が使われてきました。

テンプレートの活用はアプリ運用の手間を減らすために重要です。

  • しばらくアプリを使っていないお客様へのリテンション
  • 決まったセールやイベントの情報の発信

上記のような場面では積極的にテンプレートを使ってもよいでしょう。

しかし複数のお客様に同じ内容のメールを送信するのが適していない場面もあります。お客様の状況に応じて内容を変更したクーポンを配布していきましょう。

テンプレートを作るにしても、お客様の属性(セグメント)に合わせてパターンを変える作業は必要です。

 

これからのアプリ利用方法

 

これからアプリは次のように利用されていくでしょう。

 

POSシステムと連動した購買データ取得・利用

お客様がどんな商品をどれだけ購入したのかを管理できる「POSシステム」は、アプリと組み合わせることでさらに真価を発揮します。

「いつどこで誰が、どんな商品を何個購入したか、また何回目の来店なのか」といった各情報をPOSと組み合わせてアプリで統合管理できれば、セグメントに合わせてプッシュ通知送信するのも簡単になります。

アプリでの情報発信の確度を向上させられるのがPOSとアプリを連携させるメリットです。

 

分析ツールを利用したマーケティング施策

アプリを使って分析ツールへデータを集約して、分析を行うのも重要な作業になってきています。

今日は何人のユーザーがアクセスしたのか、どの流入経路から来たのか、サイト内でどんな行動をとっているのか?

  • ユーザー情報
  • ページビュー数(PV数)
  • 流入経路
  • コンバージョン率
  • 直帰率・離脱率・回遊率

といった各ユーザー情報を集めてセグメントを行いましょう。

またコンテンツの改善や撤廃なども必要です。

  • TOPメニューのどの部分が使われていないのか、使われているのか
  • どんな記事情報に人気がないのか、あるのか
  • 自店舗で読んでほしいところがきちんと読まれているか

といった内容を調べて、必要なコンテンツや魅せ方などを工夫していきましょう。

 

決済システムツールを利用した施策

現在「OMO(オンラインとオフラインの統合)」を実現する施策の一環として、キャッシュレス決済によって事前決済ができるようにしているアプリが増加しています。

店舗では事前決済を実装することでお客様の支払いに関する面倒な作業を減らして集客へつなげられます。

  • レジ締めといった店員の負担を減らせる
  • 代金を確実に回収できる

といったメリットもポイントです。

そして「サブスクリプション」においても決済システムは重要です。

サブスクリプションはWebサービス提供から徐々に広がっていき、「飲食店で月額料金を支払ってコーヒーを1日1杯飲めるようにする」といったケースでも使われるようになりました。

サブスクリプションサービスを提供するには、Webサイトやアプリでクレジットカードやバーコード決済などを登録して料金引き落としができるようにしておく必要があります。

サブスクリプションサービスを提供する場合は、お客様のよく利用している決済方法をシステムへ搭載してスムーズな支払いへとつなげてみてください。

決済システムはテイクアウトやモバイルオーダーシステムにもかかわってくる重要なツールです。

 

予約システム

予約システムはお客様の予約の手間を減らせる便利なシステムです。

たとえば美容室の場合

  • 電話で予約を取ったがドタキャンされた
  • 予約をスタッフが管理できずにダブルブッキングなどが発生した

といったトラブルで収益に影響が出る可能性があります。

予約システムによりお客様が日時やスタイリスト指定などを行えるので、スムーズに予約へつなげられます。

  • 事前に決済できるようにしておけばドタキャンされる心配も少ないし代金保障につながる
  • 予約をシステムで一元管理できるようになってダブルブッキングなどが起こらない

といった点もメリットです。

 

また飲食店ではモバイルオーダーシステムが増加しています。

  1. 受取店舗や日時を指定する
  2. メニューを選ぶ
  3. 決済方法を選択する
  4. メニューを受け取ってテイクアウトまたは店内飲食を行う

といった仕組みのモバイルオーダーは、

  • お客様を待たせないでよい
  • お客様がメニューをじっくり選べる
  • 店舗のオペレーションが減る

といった点でメリットがあるシステムです。

モバイルオーダーシステムを導入すればコロナ対策にもつながりお客様からの信頼性向上も狙えます。

 

便利なシステム連携できるシステムツール

 

ここからはアプリと連携させたい、おすすめのシステムツールをご紹介していきます。

 

GoogleAnalytics(分析ツール)

Web分析においても必要なツールとして認知度が高いです。アプリと連携させれば

アプリの詳細分析は、もちろんアプリ経由からの既存のWEBページ(EC、予約、採用ページ)などのアクセス分析も可能です。

  • 初回起動数
  • セッション数
  • ページビュー数(PV数)
  • 流入経路
  • コンバージョン率
  • 直帰率・離脱率・回遊率
  • 購入回数

などの調査が可能になります。

数値だけでなく線グラフといった図で簡単にアプリのパフォーマンスを確認可能です。カスタマイズ設定も活用して適切なアプリ分析環境を用意しましょう。

 

Square(決済ツール)

中小規模の店舗でも簡単にカード決済を導入できるサービスとして有名です。

提供される端末を使うだけで、簡単にカードを介したキャッシュレス決済を店舗で実装可能になっています。また初期費用・維持費無料で利用できるのもメリットです。

専用の「Square POSレジ」を使えば

  • 売上や在庫状況の把握
  • 会計や決済の実行
  • 売上の入金状況の管理

などが可能なので店舗運営における経理が簡単になるでしょう。

また、POSを利用されなくても

  • デリバリー
  • サブスク
  • テイクアウト
  • EC

など簡単に専用ページが作成できます。

 

stripe(決済ツール)

さまざまな規模の店舗へ対応している決済ツールです。

  • 不正な利用を防止する
  • 独自の物理カードやデジタルカードを発行可能
  • APIによりさまざまな機能追加ができる

といった点が特徴になっており、セキュリティ面でも安心できるサービスになっています。

アカウント登録から支払いの受付構築までの流れもスムーズに実践可能です。気になる方はぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

 

Air RESERVE(予約ツール)

  • 電話予約
  • ネット予約
  • 来店時の予約

といったあらゆる予約をクラウドで一元化できるツールです。

アプリにリンクをつけるだけで誰でも予約システムを連携させて活用できます。

  • お客様が自由に設定のできる自由受付
  • 予約枠をあらかじめ設定しておき、その中から選ぶ事前設定

の2種類から選んで予約を受け付けできるようになっているのもメリットです。

お試しで月額0円から利用可能なので、気になる場合はテストでフリープランを導入してみてもよいでしょう。

 

STORES(予約ツール)

  • メールマガジンやDMの配信機能
  • レビュー機能
  • 広告の出稿サポート機能

などが利用可能です。

またコロナ禍のコミュニケーションツールとして一躍広まった「Zoom 」との連携ができるようになっているのが面白い点になっています。

メール通知と合わせて確実に参加を促し、お客様をリモートで接客できる点を活用してみましょう。

こちらにもAir RESERVEと同じくフリープランが用意されています。

 

まとめ

 

今回はこれからのアプリ活用方法、そしておすすめの連携させたいツールをご紹介してきました。

アプリを活用すればマーケティング効率は上がりますが、予約システムや決済ツールなど各ツールを連携させながら確実な施策を打っていくことが重要です。

今回ご紹介したツールには無料で体験できるものもあるので、アプリと連携させるツールを選定する際にはフリープランを試してみましょう。

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