LINE公式アカウントと公式アプリ(店舗アプリ)の違い|オリジナリティを出すなら公式アプリ!
スマホでインターネット検索などを行うのが一般的になり、ユーザーのアプリ利用数も増加傾向にあります。店舗でもアプリを軸にしてマーケティングを行えば、販促費用を削減しながら効率よくリピーターを集めやすくなるのがポイントです。
- オリジナルのアプリを配信する
- 他アプリにテナントとして参入して集客する
アプリマーケティングを行うには上記のような方法があります。
今回は店舗でアプリマーケティングを検討している方へ向けて
- オリジナルのアプリを配信できる弊社サービスraiten(店舗アプリPro版)
- テナント型のLINE公式アカウント
の両者の機能、料金などを比較してご紹介していきます。
目次
店舗アプリPro版 raitenプラットフォームの詳細について
ここではraitenプラットフォームの詳細についてご紹介していきます。
機能一例
raitenでは次のような機能が利用可能です。
[box class=”white_box” title=””]・アプリといっしょにPWA/PCサイトも同時に制作可能・トップデザインやフッター、ドロワーなどパーツ編集ができる
・アプリ申請の管理ができる
・デジタル会員証を発行可能
・GoogleフォームとユーザーIDを連携可能
・セグメントしながらプッシュ通知を配信可能
・ダウンロード特典クーポンや期間限定クーポンなどを配信できる
・ユーザー情報を分析してマーケティングに活用できる
・プッシュ配信回数や開封率、クーポン別利用率なども分析可能
・Googleアナリティクスとも連携できる ・APIでポイント連携やEC連携などができる[/box]
raitenを使うとアプリだけでなく「PWA」も制作できます。PWAとは次世代のWebサイトであり、プッシュ通知配信が可能といったネイティブアプリの特性を備えています。
いち早くPWAに対応したWebサイトを展開することで、他社に差を付けてマーケティングができるようになるのが特徴です。
またraitenでは、トップデザインといった各アプリデザインの編集が自由にできます。「アプリプラットフォームを使うとデザインに制限が掛かるのではないか」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自店舗のブランド力を付けられるように自由にデザインを組んでユーザーにアプリ配信が可能です。
デジタル会員証を活用すれば紙代や印刷代などを削減できますし、Googleフォームを連携させれば効率よくアンケートを配信可能です。またプッシュ通知を使ってメールより高い開封率を維持しながら情報を発信できます。ユーザーに合わせて適したクーポンを配布して、リピーター化させる方法も取れるようになります。
またユーザー情報や配信コンテンツのパフォーマンスなどを分析して、マーケティングに活用可能です。
APIを使うと、アプリ会員証にバーコードやポイント数、会員ランクなどを表示できるようになるので便利です。
料金
raitenの料金体系は、次のようになっています。
初期制作費 | 10万円 | デザイン作成、各種管理ツール設定、ストア申請・サポート費などを含む |
基本費用(月額) | 2万円 | アプリ保守費・サーバー費・サポート費・ アップデート費などを含む |
店舗登録追加料金 | 1万円 | 初期制作費、月額費どちらにも1店舗追加ごとに1万円料金がプラスされる(多店舗は別途見積) |
初期制作費と基本費用プラス、店舗登録追加料金が発生するのがポイントです。たとえば3店舗ある場合、初期制作費は「10万円+1万円×2=12万円」、基本費用は「2万円+1万円×2=4万円」が掛かります。
プッシュ通知に関しては、いくつ送信しても課金はされません。
- 30店舗以上は別途お見積り
- 10万ダウンロードから、サーバー従量課金が発生
- 商業施設・百貨店・ECサイト・レジャー・学校・自治体・ホテル・企業・大型施設・ポータルサイトなどは別途お見積り
といった注意点もあるので気になる場合はお問い合わせしてみてください。
またオプション費は、
- PWA独自ドメイン変更:10万円
- API連携 :初期費用10万円、月額10万円
- プレミアムサポート:月次レポート作成:初期費用10万円、月額5万円
などとなっています。
運用サポート
raitenでは店舗アプリに関する経験豊富な専門スタッフが、さまざまな運用サポートを提供しています。
- 来店効果施策コンサルティング
- まるごと運用代行
- 媒体化広告収益サポート
「プレミアムサポート」を利用すれば、上記などのサポートを受けることが可能です。
- アプリダウンロード促進
- POP販促物作成
- ランディングページ作成
また「プロモーションサポート」では上記などのサポートを提供しております。
実績
raitenは次のような店舗様で導入していただいています。
- 揚州商人:導入2ヶ月で10万ダウンロード突破、売上127%アップ アプリで来店70%
- 洋菓子店エコール・クリオロ様:EC誘導に成功、コンテンツ集約でユーザー満足度向上
- 中央コンタクト様:導入2ヶ月で10万ダウンロード突破、クーポンによる来店促進も成功
- 西鉄ストア様:月間10回以上の来店者が33%超え、チラシなどのコスト削減にも成功
ECへの誘導に成功したり、クーポンによって来店が促進される、チラシなどの販促コストが減少するといった効果が出ています。
raitenは中小企業を中心にさまざまなお客様に使っていただいており、好評の声も多数挙がっているのがポイントです。
2020年1月末日時点で、850社と7,000店舗以上でご利用いただいております(※店舗アプリシリーズ全体での数値)。
LINE公式アカウントの詳細について
ここでは、LINE公式アカウントの機能一例や料金などを解説していきます。
機能一例
LINE公式アカウントには、次のような機能が搭載されています。
[box class=”white” title=””]・友達追加してくれたユーザーにメッセージ送信する・ユーザーのタイムラインに情報投稿を行う
・LINEチャットにより、ユーザーと双方向のコミュニケーションが可能
・リッチメニューを作成して表示する
・デジタルポイントカードを発行する
・クーポンを配布したり抽選会を開催したりできる
・公式アカウントのデータを活用してLINE広告で配信ができる
・Messaging APIでチャットボット作成が可能(オプション)
・LINE Beaconで実店舗と組み合わせたマーケティングが可能(オプション)
・自社のWebサイトやサービスなどにLINEアカウントを連携できるようになる(オプション)[/box]
性別や年代などのユーザー属性に合わせてメッセージを送信できる他、タイムライン投稿に情報を流して拡散してもらう、といった使い方も可能です。また「LINEチャット」を活用してユーザーとリアルタイムで会話ができるのもメリットになります。
「リッチメニュー」機能ではLINE公式アカウントのトーク画面下部に画像を使ったリンクを設置可能です。トーク画面上での占有面積が大きく目立つため、自社サイトへの流入増加などを狙えます。
「ショップカード」としてデジタルのポイントカードを発行すれば、紙のポイントカードが必要なくなる分コスト削減にもつながりますし、スマホユーザーがスムーズにポイントカードを提示できるようになるのでユーザビリティの観点からもメリットがあります。
またクーポンを配布して効果測定を行ったり、抽選でクーポン配布を行うといったイベントを提供してユーザーに興味を引くことも可能です。
「LINE広告」と連携させれば、LINE公式アカウントで蓄積されたデータを活用してターゲットユーザーへ効率よく広告を配信できるようになります。
またオプションとして「Messaging API」を活用したチャットボット作成が可能です。チャットボットを活用すればメッセージをユーザーの質問に合わせて自動発信できるので、応対コストの削減になりますし24時間365日の応対ができるようになります。
他にも「LINE Beacon」で店舗周辺へ来たお客様にクーポンやセール情報を発信したり、LINEアカウントを自社のWebサイトやサービスへ連携させてスムーズなログインを促すこともオプション機能を使えば可能です。
料金
LINE公式アカウントの基本料金は、次のようになっています。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費 | 無料 | 5,000円 | 1万5,000円 |
無料メッセージ通数 | 1,000通まで | 1万5,000通まで | 4万5,000通まで |
追加従量課金 メッセージ料金 |
不可 | 5円 | ~3円 |
LINE公式アカウントを試してみたい場合、フリープランを利用すれば月額無料でマーケティングができます。ただし無料でメッセージを送れるのは1,000通までで追加も不可能なため、本格的に使いたい場合はライトプランやスタンダードプランなどを検討しましょう。
ライトプランでは+5円、スタンダードプランでは最大+3円から無料メッセージ送信数を超過しても追加でメッセージを送信可能です。
ちなみにLINE公式アカウントでは、「プレミアムID」という特別なLINE IDを配布しています。通常のベーシックIDでは英数字がランダムになっており、IDを確認しただけではどこの会社のアカウントが分かりにくいです。しかしプレミアムIDを設定すると自社で自由にID文字列を設定できるため、ブランディングにも役立ちますしLINE内のアカウント検索の面でもベーシックIDより有利になります。
プレミアムIDは月額100円、または年額1,200円などで提供されています。購入経路によって料金形態が違うので注意しましょう。
運用サポート
LINEではLINE公式アカウントに関して、次のようなサポートを提供しています。
- アカウント開設に関する相談
- 専用フォームからの問い合わせ
- マニュアルの提供
より細かい運用に関するサポートを受けたいときは、LINE公式アカウントのサポート正規代理店に依頼を掛けることになります。活用方法やツール作成などをサポートしてほしい際は代理店を利用してみましょう。
ただし追加でサポートコストが発生するので注意してください。
導入実績
LINE公式アカウントは、次のような企業に導入されています。
- 東急株式会社:ZOZOとLINEのID連携数が従来より2.6倍に、LTVも伸びる
- 三井住友カード株式会社:カードの申込み後の利用率が1.5倍になる
LINE公式アカウントの活用によりお客様のリピート期間を伸ばしたり、サービス利用率を高める、メールと比較して高いパフォーマンスを獲得するといった効果が出ています。
また中小企業の導入実績も豊富です。
raitenとLINE公式アカウントのメリットとデメリット
ここからはraitenとLINE公式アカウントのメリット・デメリットをご紹介していきます。
raitenのメリット・デメリット
先ほども説明しましたが、raitenを使うとPWA形式でWebサイトまで用意できます。
そのためアプリ対策(ASO)とともに検索エンジン対策(SEO)まで行うと、相乗効果で来店がさらに促進されるのもメリットです。
またプログラム知識不要でデザインを自由に作成できるのもメリットです。各メニューには操作のヘルプや動画説明などが付いているので、見ながらスムーズにアプリ開発を進められます。
さらにダッシュボード1画面に分析内容をまとめて表示可能です。分析においてはツールの切替といった作業で無駄に時間を取られるネックが存在しますが、そのネックを減らして効率よく分析ができます。
またセグメントしながらセール情報やクーポンなどをプッシュ通知することで、リピーターを無駄なく増加させられるメリットもあります。
LINE公式アカウントの場合は通知量が多いほど料金が発生しますが、自店舗アプリの場合通知料金を考えないで済むのがポイントです。
将来的に企業規模が増えてもさまざまな通知をたくさん配信できます。
対してLINE公式アカウントと比較して、初期費用や月額費用が掛かるのをデメリットと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかしraitenでは自由にデザインができる上、プッシュ通知費用も掛かりません。総合的なコストはLINE公式アカウントよりよくなる可能性も高いです。
また自店舗アプリだけではブランディングが難しいという場合は、広告と言った他手法も活用しながらアプリを宣伝してブランド力をスピーディーに上げていきましょう。LINE公式アカウントとの併用もマーケティング手法として検討してみてください。
LINE公式アカウントのメリット・デメリット
LINE公式アカウントを使うメリットは、何と言ってもLINEのブランドを活用できる点です。
日本で月間アクティブユーザー8,000万人以上を誇るLINE上でスムーズに、自社の商品・サービスの宣伝やリピーター促進施策が取れるようになります。
またLINE広告でアピールすれば、LINEメッセージ内に広告を受け取ることを許可している人に対しては、友達を効率よく増やすことも可能でしょう。
またフリープランをまずは使ってサービスを確かめられるのも特徴です。サービスを検討する場合、フリープランやトライアルの提供があるかは重要になります。
対してプッシュ通知を送信するほどコストが発生するのはデメリットです。複数店舗を構えて個別に情報発信する場合、量が不足して追加料金が発生するかもしれません。
またデザインはLINEに左右されてしまい自店舗のオリジナリティを出せないのもデメリットになります。
店舗・企業にとってどちらが良いのか?
raitenとLINE公式アカウントのメリットとデメリットを前の章でご紹介しました。ここではそれらを踏まえた上で、店舗や企業によってどちらのサービスが適しているのかを解説していきます。
費用の面
費用面ではLINE公式アカウントが利用しやすいかもしれませんが、自店舗アプリを一からフルスクラッチ開発すると数百万といったコストが発生します。
その点を加味すると、raitenもコストパフォーマンスは高いので「LINEでブランドを作りたいのか、それとも自店舗で一からブランドを作り上げていくのか」といった観点から方法を選べるとよいでしょう。
サービスの使いやすさの面
使いやすさは個人個人の感性にもよるので一概には言えません。raitenもLINEアカウントも、ユーザーが使いやすいようにサービスを工夫して提供しています。
raitenでは各画面にヘルプや説明動画を入れたりしながら、スムーズに使えるように工夫を行っています。
サポートの面
サポートの面では、raitenの場合弊社が一括してサポートまで提供可能です。細かい部分までアドバイスを提供できるのがメリットだと考えております。
対してLINE公式アカウントの場合、細かいサポートは代理店活用も検討する必要があります。「同じ会社にサポートまで一括したい」という場合はraitenのほうが安心できるでしょう。
デザインの自由度の面
デザインの自由度の面では、明らかにraitenに分があります。細かいデザインまで作り込めるので、ブランド力を出して集客が可能です。
「LINE公式アカウントだとデザインを含めて施策が取りにくい」という方にはraitenがおすすめです。
マーケティングの面
マーケティングの面では、raitenもLINE公式アカウントもさまざまな内容を調べられます。raitenの場合、Googleアナリティクスも連携させて一括で管理画面から分析が可能です。
そのため「Googleアナリティクスを活用してPWAやアプリの分析を行いたい」という方はraitenを使ってみると効果が挙がるでしょう。
まとめ
今回はraitenとLINE公式アカウント各ツールの特徴や料金、メリットやデメリットなどをご紹介してきました。
raitenにもLINE公式アカウントにもそれぞれメリット・デメリットがあります。場合によっては併用しながらマーケティング効果を測定していくことも重要です。
raitenではフルスクラッチよりずっと安価にオリジナルアプリを制作可能です。デザインも作り込み可能でプッシュ通知も課金を気にせず送信できるので、自由なマーケティングができます。
最短20日でリリースできるので、「すぐにアプリを配信する必要がある」という方も気軽にご相談ください。
お問い合わせURL:https://tenpoapp.com/raiten/