アプリとWebサイトの違いとは?メリット・デメリットを比較して使い分けを解説
業種全般
アプリとWebサイトはどちらもインターネット上で利用開始する点は同じですが、基本的な使い方やその役割は異なります。現在では双方の機能差などを埋める技術が開発・検証されてはいますが、アプリだけ・Webサイトだけで集客を効率化するには依然として限界があります。
双方の特性を理解しながら上手く使い分けることが重要なのは昔から変わりません。
開発プラットフォームを利用しながら効率よくアプリ開発を行い、アプリ・Webサイトを連携させましょう。
今回はアプリとWebサイトの違いやその比較・役割などを解説します。
違いを一言でまとめると、Webサイトは「探しに来てもらうもの」、アプリは「こちらから届けられるもの」です。どちらが優れているという話ではなく、担っている役割がそもそも別だと考えると整理しやすくなります。
前提として、どちらを使うにしても入口はスマートフォンです。総務省「令和7年版 情報通信白書」によると、2024年のスマートフォンの世帯保有率は90.5%、モバイル端末全体では97.0%に達しました。同じ小さな画面の上で、サイトとアプリが役割を分け合っているというのが現在の状況です。
本記事では基本的な違いに加えて、開発コストの差、集客経路の違い、どちらを先に用意すべきかの判断基準まで具体的に整理していきます。
アプリとWebサイトの定義とは?
まずはアプリとWebサイトの定義の違いを解説します。
アプリとはスマートフォン上で動作する専用のプログラム・システム
アプリ(ネイティブアプリ)とは「スマートフォン上で動作する専用のプログラム・システム」を指します。
具体的には、アプリストアや公式サイトなどからプログラムをインストールし、スマートフォンへ保存・適宜呼び出して使われるもので、インストール後はスマートフォン画面へ起動アイコンが自動で追加されます。
上記のような形で利用するアプリは「ネイティブアプリ」と呼ばれるアプリです。スマートフォンにデータが入るため、ユーザーへさまざまなメリットをもたらします。ネイティブアプリはアプリ専用言語だけでなく、HTMLといったWebサイト用言語も使いながら開発されることも多いです。
従来は1からプログラムを開発するフルスクラッチなどが開発の主流でしたが、現在では気軽に自社開発が行える開発プラットフォームが増えました。そのためローコード・ノーコード市場ではアプリ開発プラットフォームの需要が上がっており、中小企業・店舗の利用場面も増えています。
クロスプラットフォーム(複数のアプリ動作環境を想定すること)も開発プラットフォームによって気軽に実現できるので、開発のコストだけでなく手間も最低限に減らすことができます。
アプリの本質的な特徴は、ホーム画面にアイコンが残り続ける点にあります。使っていないときでも目に入るため、それだけで店舗やブランドを思い出してもらう機会が生まれます。Webサイトにはない性質です。
WebサイトとはWebページから構成されるコンテンツの総称
Webサイトとは「Webブラウザーから読み込んで利用する、Webページから構成されるコンテンツの総称」です。複数のWebページが同じ場所(URL)に保存されており、ユーザーによってWebブラウザー経由で呼び出されることによって機能します。
ちなみに、1ページだけのWebサイトも存在しており、その中でも商品・サービスの宣伝目的の強いページはLPと呼ばれることもあります。
Webサイトは、アプリと違ってインストールの必要はありません。キャッシュと呼ばれるWebページのコピーがダウンロードされて利用されることはありますが、頻繁に通信を行いながらページを読み込んでいきます。
これが最初から大部分のコンテンツがスマートフォンへデータ保存されているアプリと違う点です。Webサイトは多くの場合、HTMLやCSSといった基本要素にJavaScriptといった動的な言語を混ぜながら構築していきます。
Webサイトに関してはすでに多くの開発プラットフォームが出ており、無料で利用できる場合も多いです。フルスクラッチで開発するタイプもありますが、現在ではそこまでする必要性は少なくなったと言えるでしょう。
ちなみに機能を使うことで、アプリにWebサイトを呼び出してアプリ内で閲覧することが可能です。そのため、連携を考えてアプリとWebサイトが同時運用されているケースも少なくありません。
Webサイト最大の特徴は、URLさえあれば誰でも今すぐ見られるという間口の広さです。インストールという手続きが要らないぶん、初めての人に届けるハードルが圧倒的に低くなります。
Webアプリ・ハイブリッドアプリ・PWAという中間の選択肢
実務では、アプリとWebサイトのちょうど中間にあたる形式もよく使われます。どれを選ぶかで費用も使い勝手も変わるため、名前だけでも押さえておきましょう。
|
種類 |
特徴 |
端末機能の利用 |
|---|---|---|
|
ネイティブアプリ |
ストアからインストール。動作が速い |
カメラ・通知・位置情報すべて可 |
|
Webアプリ |
ブラウザ上で動く。インストール不要 |
限定的 |
|
ハイブリッドアプリ |
Web技術で作りストアで配信。1つのコードで両OS対応 |
おおむね利用可 |
|
PWA |
Webサイトをアプリのように使える。ストア審査不要 |
通知など一部が利用可 |
店舗アプリでよく採用されるのはネイティブアプリとハイブリッドアプリです。会員証やプッシュ通知といった機能を確実に使いたい場合は、この2つが候補になります。
PWAはインストールの壁を避けられる一方、ユーザー自身がホーム画面に追加する必要があるため認知面で不利です。単独で使うより、アプリと併用する形が現実的な使い方になります。
関連記事:アプリとWebサイトは同時開発すべき?両方必要な理由と活用方法を解説
関連記事:サイトをアプリ化するメリットとは?PWAやWebアプリとの違い・費用を解説
アプリとWebサイトの違い!複数の面から詳しく比較
ここからはアプリとWebサイトの違いをさまざまな側面から比較していきます。
細かく見ていく前に、全体像を一覧で確認しておきましょう。
|
比較項目 |
アプリ |
Webサイト |
|---|---|---|
|
利用開始 |
インストールが必要 |
URLにアクセスするだけ |
|
表示速度 |
端末内のデータを読むため速い |
通信環境に左右される |
|
端末機能 |
カメラ・通知・位置情報を使える |
利用できる範囲が限られる |
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情報の届け方 |
プッシュ通知で能動的に届く |
見に来てもらう必要がある |
|
新規の集客 |
ストア検索や広告が中心 |
検索エンジン経由で届きやすい |
|
更新 |
ストア審査を通す必要がある |
アップロードすれば即反映 |
|
初期費用の目安 |
数十万円〜数百万円 |
無料〜数十万円 |
インストールの有無
先述したように、アプリはすでにスマートフォンへインストールされた状態で利用されます。
メリットとしては、ローカル環境でもある程度使える点が挙げられます。ローカル環境ではインターネットが使えないので、コンテンツがオフラインで利用できないと利用することはできません。大部分のデータがすでにスマートフォン上にあるアプリでは、オンラインでしか使えない機能以外はそのまま使うことが可能です。
デメリットとしては、初めて利用する際に時間が掛かる点が挙げられます。
アプリの容量が多いとそれだけインストールに時間が掛かりますし、通信容量も消費するのでスマートフォン(アプリストア)の仕様では「Wi-Fi接続時にのみインストールする」が基本設定となっていることが多いです。
ちなみに、現在では一部機能のみを素早くインストールして利用できるようにすることで、データ消費を抑えながらアプリをお試しで使えるような機能がスマートフォンへ搭載されるケースも増えました。
一方Webサイトは、基本はページごとに適宜ダウンロードを行わなければいけません。キャッシュがない状態だと都度1ページ1ページ読み込む必要があります。
メリットとしては通信容量をそこまで消費しないこと。1ページ1ページのデータ容量はそこまで大きくないので、途中でページ閲覧をやめたりするとあまり容量を消費しません。スマートフォンの仕様でも、Wi-Fi環境がなくてもWebサイトは普通にスマートフォン回線で閲覧できるようになっています。
逆に都度通信しないと閲覧できないので、オフライン環境では利用しにくいのがデメリットです。現在ではこのようなデメリットを解決できる「PWA」が広まりつつありますが、まだ普及には時間が掛かるでしょう。
店舗運営の視点で見ると、この差は「インストールしてもらうまでが勝負」という一点に集約されます。アプリは一度入れてもらえば継続的な接点が生まれますが、そこに至るまでの導線を用意できないと何も始まりません。
レジ横やテーブルのQRコード、登録特典の提示、注文完了メールへのリンクなど、接点のある場所すべてに導線を置く設計が必要です。
読み込み速度
アプリは最初からスマートフォンへ常駐しているので、逐一インターネット環境からサーバーへアクセスして、欲しいページを呼び出す必要性がありません。ローカルからデータを呼び出すのが基本になるので、読み込み速度が速いです。
もちろんアプリの構築方法やコンテンツ数などによってアクセスのしやすさは変わりますが、スムーズにコンテンツを利用できるのでスマートフォンでの情報発信に適しています。
ただし、容量を圧迫しないように構築を行わないと、スマートフォンのストレージを圧迫して読み込み速度を結果的に低下させてしまうリスクも・・・。
Webサイトはキャッシュがない限りインターネット環境で逐一サーバーとの通信が必要です。その分アプリよりコンテンツを読み込む際にタイムロスが起こり、読み込み速度が低下します。読み込み速度はWebサイトの動作がいくら軽快になっていても、通信環境の品質低下などで簡単に起こってしまうので運営側だけで対策を行うのは難しいです。
アプリのほうがWebサイトよりユーザー体験から見ると満足度を与えやすい、と言われているのはこういった読み込み速度の事情も働いています。
速度の差が最も効いてくるのが、レジ前で会員証を提示する場面です。画面が出るまで数秒待たされると、後ろに並んでいる人の目もあって使うのをやめてしまいます。店頭で使ってもらう機能こそアプリ向きだと言えます。
ローカル機能
アプリは最初から、スマートフォンの各種機能へアクセスできる仕様になっています。
各種機能とは、
カメラ
プッシュ通知伝達
位置情報センサー
といったものです。
こういった機能へアクセスして利用できる仕組みにすることで、
カメラで撮影した写真をそのまま加工する
プッシュ通知を適したタイミングで発信する
位置情報によってユーザーの来店を感知する
といった機能をアプリへ搭載することが可能です。
結果的にアプリのユーザー体験をリッチにできるのでコンテンツの評価を上げられます。
Webサイトでも上記のようなローカル機能へアクセスすることはできますが、機能の多様性などを考えると、さまざまな機能を搭載しやすいアプリよりは自由度が低いです。いちいちページを読み込みながら各種機能を使うのが面倒な場面もあります。
なかでも差が大きいのがプッシュ通知です。開封率は30〜40%とされ、メールマガジンの平均を大きく上回ります。こちらのタイミングで情報を届けられる手段を持てるかという点が、アプリを導入する最大の理由になっている企業も少なくありません。
参考:プッシュ通知の効果とデメリット|開封率・許諾率を上げるコツとNG例を解説
更新方法
アプリは更新する際に、審査へ通す必要があります。なぜなら、アプリはアプリストアへアップロードして利用できるようにするのが基本だからです。公式サイトへ自社アプリのデータリンクを貼って直接ダウンロードできるようにするケースもありますが、セキュリティといった面から導入している企業は多くありません。
OS更新といったタイミングでは、更新をしないとアプリがまったく機能しなくなるリスクもあります。このため事前にアプリストアやスマートフォンOSといった要素の最新情報を仕入れて反映させる必要があるため注意が必要です。
Webサイトの場合は特に審査へ通す必要がないので、構築してサーバーへアップロード、公開設定をすればいつでも閲覧できるようになります。もちろんアプリのようにOS更新といったタイミングでアップデートする必要性は出てきますが、一部のスマートフォンOSアップデートなどによって機能がまったく動作しなくなるリスクは少ないです。
ただし、アプリでも管理画面から変えられる部分は審査なしで即日反映できます。クーポンの内容、お知らせ、バナー画像といった日々の運用に関わる要素は、プラットフォームを使っていればその場で差し替えられます。
審査が必要になるのは、アプリそのものの構造を変える場合です。日常の更新と、機能追加を伴う更新を分けて考えると、運用のイメージが掴みやすくなります。
開発・運用にかかるコスト
費用面の違いも判断材料になります。Webサイトは無料のサービスでも形になりますが、アプリはどの方式でも一定の費用が発生するのが基本です。
フルスクラッチでアプリを外注すると初期費用は数百万円から、機能次第では1,000万円を超えることもあります。対してアプリ開発プラットフォームを使えば、初期費用が無料〜10万円前後、月額数千円〜数万円という価格帯で始められます。
公開後の費用も忘れてはいけません。フルスクラッチの場合、年間で開発費の15〜20%程度が保守運用費として発生します。初期費用だけでなく3年間の総額で比べると、実態に近い数字が見えてきます。
参考:アプリ開発の費用相場はいくら?内訳・人月の計算方法とコストを抑える方法を解説
新規顧客の集め方
見落とされがちですが、新しいお客様と出会う経路がまったく違います。Webサイトは検索エンジン経由で自然に見つけてもらえますが、アプリは検索結果に出てこないためこの流入が期待できません。
アプリの認知経路は、ストア内の検索、広告、そして店頭やWebサイトからの案内が中心です。つまりアプリ単体では新規獲得が成立しにくいという構造があります。
この点が「両方必要」と言われる最大の理由です。サイトで見つけてもらい、アプリで関係を続けるという役割分担が、結果として最も効率的になります。
関連記事:Webサイトをアプリ化するメリット・デメリット、目的次第でアプリ化すべきかは変わる?
関連記事:店舗アプリのメリット・デメリット|集客力アップだけでないその魅力
自社Webサイトだけじゃなく自社アプリも導入したほうがいい理由
自社Webサイトだけではなく自社アプリも導入したほうがよいのは、次のような理由があるからです。
自社アプリの方が自社Webサイトよりも埋もれにくい
自社アプリでは一度インストールされると、さまざまな情報をこちらから発信できます。Webサイトの場合はPWAといった構築手法でない限り、積極的にこちらから情報を発信して、実際にみてもらうことは難しいです。待ちの姿勢になってしまうことがデメリットだと言えるでしょう。
アプリを使えば攻めの姿勢で施策を実行できるので、結果的に自社Webサイトよりも目立ちやすく・埋もれにくい状況を作り出すことができます。ユーザーに注意喚起しやすいメリットを活かすことで、さまざまな施策を導入して検証可能です。
さらに、アプリは検索エンジンの順位変動に売上を左右されません。アルゴリズムの更新で検索流入が半減しても、アプリ会員との接点は変わらず残ります。この安定性は経営面でも意味を持ちます。
自社アプリと自社Webサイトの相乗効果を見込める
現在ではアプリ・Webサイト双方の開発コストが低下しており、両方を運営して集客する企業も増えてきました。
しかし両方が運営されているのは、コストが安くなったからだけではありません。
Webサイトからアプリへのリンクを貼って流入数を増やす
アプリからWebView機能でWebサイトを読みこんでコンテンツを共用する
新規顧客をまずWebサイトで確保してから、アプリへ上手く誘導してリピーター化
といった連携によって、双方の閲覧数や機能の利用数が増えて相乗効果が見込めるようになったからです。
Webサイトのコンテンツをアプリ側へも組み込んで、ハイブリッドアプリという形で開発を進める事例もあります。どうやって連携するのか施策も含めて検討を行い、開発・運用を行うとより効率的な集客が実現するでしょう。
連携で効くのが会員IDの統一です。サイトの購入履歴とアプリの来店履歴が同じIDで結び付いていないと、両方持っていても情報の出し分けができません。どの項目を共通のキーにするかを設計段階で決めておきましょう。
参考:ECサイトアプリ化にかかる費用は?制作フローやメリット・デメリットも解説
ユーザーとのタッチポイントを増やしやすい
アプリでは、
プッシュ通知でセール情報やキャンペーンを告知する
位置情報で来店を検知してスタンプを自動付与する
アイコンバッジで最新情報が来ていることを伝える
といった各種伝達方法によって起動するきっかけを作り出すことができます。
WebサイトはWebブラウザーでアクセスしてもらうのを待つのが基本ですが、それだとタッチポイントが少なく、色々と工夫する必要が出てきます。最初からタッチポイントが豊富なアプリならば、Webサイトのようにタッチポイントが不足する事態を避けやすくなるでしょう。
ただし、接点が多いことは嫌がられるリスクと表裏一体でもあります。通知の頻度は週1〜2回を目安にし、開封率だけでなく通知をオフにした人の割合も併せて確認しながら調整しましょう。
参考:アプリのセグメントプッシュ通知で開封率を上げる!来店間隔に応じた配信のコツ
関連記事:ネイティブアプリとは?Webアプリ・ハイブリッドアプリとの違いやメリットを解説
アプリとWebサイト、どちらを先に用意すべきか
両方あるのが理想とはいえ、予算や人手には限りがあります。順番を間違えないための判断基準を整理しておきましょう。
まずWebサイトを整えるべきケース
自社の認知度がまだ低い場合は、Webサイトが先です。アプリは検索に出てこないため、そもそも存在を知らない人には届きません。まず見つけてもらう場所を用意するのが順序として自然です。
あわせて、Googleマップの情報を正確に保つことも欠かせません。営業時間・住所・写真が最新かを確認するだけでも、来店を検討している人の判断に直結します。
アプリを優先したほうがよいケース
すでにサイトやSNSで一定の認知があり、リピートが伸び悩んでいる場合はアプリが先です。来店してくれた人に再び来てもらう手段が足りていない状態なので、接点を持ち続けられる仕組みが効きます。
紙のポイントカードやスタンプカードを運用している店舗も候補です。印刷費と店頭の手間を減らしながら、誰が何回来ているかを数字で把握できるようになります。
参考:なぜアプリを導入するとリピーターが増えるのか?その仕組みを解説
両方を持つ場合の役割分担
併用する場合は、同じ内容を両方に載せないことが基本です。サイトは初めての人向けに情報を網羅し、アプリは既存客向けに特典と最新情報を届ける、という切り分けが分かりやすくなります。
運用面では、更新の手間を二重にしない設計も重要です。WebView機能やRSS連携を使えば、サイトを更新すればアプリ側にも反映されるため、担当者の負担を増やさずに済みます。
参考:店舗アプリの主要機能と導入事例|集客・売上アップにつながる活用術を解説
アプリとWebサイトそれぞれの役割・使い分け方
アプリとWebサイトでは役割が違います。それぞれの役割を理解して施策へ上手く取り込みましょう。
アプリの役割|リピーター化の促進に効果的
アプリは自社店舗の認知後、リピーター化を促進するのに効果的です。アプリだけでは最初の認知を行うのが難しいですが、一度認知されて使われる状況を作れば後はタッチポイントが継続的にできるのでリピーター化の施策を継続投入しやすくなります。
気軽にクーポン発券や最新情報確認などをスマートフォンから行えるのは、スマートフォン内で常駐しているアプリだからこそのメリットです。情報の発信頻度も考えながら上手く立ち回ることで、リピーターを増やすことができるでしょう。
アプリで測るべき指標も、サイトとは異なります。インストール数・月間の起動者数・クーポン利用率・再来店率の4つを見ておけば、施策の良し悪しはおおむね判断できます。
参考:アプリ会員とは?会員証アプリおすすめ15選と導入メリット・注意点を解説
Webサイトの役割|認知度をあげて集客のきっかけをつくる
Webサイトは認知が低い状態でも、タッチポイントを持てる可能性が高いです。
SEO対策などを行うことで、質のよいページがふとしたきっかけで検索している人の目に留まるケースがあります。そこから認知度を上げてアピールを行うようにすれば効率よく集客のきっかけを作ることができるでしょう。
ただしその後の継続的な商品・サービス利用実現のためには、いちいちアクセスしないといけないWebサイトだけでは力不足のケースが出てきます。
アプリへ誘導することで、認知後のマーケティング施策を上手く実行しやすくなるでしょう。
最初の認知やブランド力向上はWebサイトで、さらにその後のリピーター化はアプリでと使い分けることで、集客成功へ一歩近づくことができます。
サイト側で用意しておきたいのが、アプリへの導線です。トップページの目立つ位置にバナーを置く、スマートフォンで開いたときに案内を表示する、購入完了ページで案内する。この3か所を押さえるだけでもインストール数は変わります。
参考:集客アプリとは?店舗の来店数を増やす機能や活用のコツを解説
まとめ
今回はアプリとWebサイトの違いやその比較・役割などを解説しました。
アプリにもWebサイトにもメリットとデメリットがあります。アプリのリピーター化がしやすい点とWebサイトの認知度向上に使える点を上手く考えながら、双方を組み合わせてみるとよいでしょう。
また、開発の際は各種開発プラットフォームでコスト削減や開発効率向上などを行い、施策をスムーズに回るようにすると効果的です。
あらためて整理すると、新規の集客はWebサイト、リピート施策はアプリという役割分担が基本になります。どちらか一方で両方を担おうとすると、必ずどこかに無理が出ます。
順番に迷ったら、自社の認知度とリピート率のどちらが課題かで判断してください。知られていないならサイト、来てもらえているのに戻ってこないならアプリ。この一点を基準にするだけで、次に手を付けるべきものは決まります。
参考:店舗アプリ作成サービスおすすめ比較8選!選び方や費用を解説
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この記事を監修した人
店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。
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