まだ紙ですか?ポイントカードのアプリ化はオムニチャネル戦略の重要事案!

 

店舗に対してのお客様のロイヤルティ(お店への愛着度)を上げ、何度も自店舗へ足しげく通ってもらうためには、優待特典などの仕組みが必要不可欠になります。

その仕組みの一つとして店舗でよく導入されているのがポイントカード。既にメンバーズカードを発行して、お客様を優良顧客へと引き上げるような施策を取っている店舗様もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしポイントカードは年々発行数が増加の傾向をたどっており、「財布やケースがポイントカードでいっぱいで見たくもない」という感情を抱くお客様も少なくありません。しかも競合企業のポイントカードに埋もれて自社のポイントカードが忘れさられてしまい、販促効果が薄くなる可能性も。自店舗アプリを制作してデジタルのポイントカードを発行すれば、さまざまな点でメリットがあります

今回は年々増加するポイントカードを自店舗アプリ内でデジタル化することのメリットをご紹介。ポータルポイントカードアプリ(「スマホサイフ」など)と自店舗ポイントカードアプリのメリット比較など、多方面からデジタルポイントカードについて解説します。

「自店舗アプリ内でデジタルポイントカードを作るとどんなよいことがあるのか、具体的に知りたい」というオーナーの方は、ぜひご一読ください。

 

 

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1.消費者のポイントカード保有枚数

 

「Tポイント」などのサービスを展開する「CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)株式会社」の子会社「CCCマーケティング株式会社」では、全国の10代から60代の方にかけて、ポイントカードに関する調査を行っています。

その結果、1人当りのポイントカード保有枚数が何と平均20枚、そのうち財布に入れているものだけでも10枚あたりになるという状況が判明。そしてポイントカードの不満で一番多かったのが、「色々なお店のポイントカードが増えてかさばる」という回答でした。

またアンケート調査サービスなどを展開している「株式会社NEXER」でも、ポイントカードに関するアンケート調査を実施。ポイントカードの不満点で、1位の「有効期限があり消滅する」の次に「複数のポイント管理が大変」という意見が2位になりました。

このようにポイントカードを複数所有しなければならず、ポイント管理も大変という不便さを不満に思う方は非常に多いのです。財布に10枚近く入っていれば、財布自体がパンパンになってお札の出し入れすら難しくなるでしょう。ポイントカードを大量に持っていればいるほど、ポイント数の把握など管理まで面倒になるのは困りますね。

 

2.ポイントカード利用時の煩わしさ

 

ポイントカードを紙やプラスチックのカードで発行してお客様に提供しようとすると、お客様には次のようなデメリットがあります。

・他のポイントカードとかさばってしまう
・ポイントカードの携帯を忘れてしまう可能性がある
・ポイント数などの把握がしづらい
・店舗ではポイントカードの発行費など、コストがかかる

 

他のポイントカードとかさばってしまう
前述の通りお客様が持っているポイントカードは一つではありません。他店舗や「楽天スーパーポイントカード」といった大手サービスのポイントカードまで所有しており、財布や専用のケースで管理しています。

この場合例えばレジ支払いでポイントカードを探すのに手間取れば、ポイントカードを使うまでに無駄な時間がかかってしまいます。ポイントカードを探すのに時間がかかるお客様は最悪の場合「出すのが面倒くさいからこのお店のポイントカードを使わない」ということになり、自店舗へのロイヤルティも下がりかねません。

また自店舗のポイントカードが他のポイントカードに埋もれると、お客様が自店舗のポイントカードを発行したことを忘れて結局販促につながらないなどのデメリットもあります。

 

ポイントカードの携帯を忘れてしまう可能性がある
ポイントカードは、お客様がいざ使うと思っても持ち運ぶのを忘れて使えない場面も多くあります。結局自店舗へ来店してもらってもお客様がポイントカードを忘れてしまっては、ポイントの付与ができません。

お得感を得られなかったお客様の自店舗へのロイヤルティも上がりにくくなってしまいます

 

ポイント数などの把握がしづらい
紙やプラスチック形式でポイントカードを持っていると、ポイント数などの把握もしづらくなってしまいます。お客様からしてみれば、簡単にポイント残高などを確認できるシステムがあったほうがポイント管理が容易ですし、ポイントカードの残高がわからないことでの無駄なポイント失効も防げます。

しかしこれが紙やプラスチックで発行した自店舗専用ポイントカードである場合、大手ポイントサービスのように独自でウェブサイトやアプリでポイント数を把握できるようなシステムを作るのはコストもかかり現実的な方法ではありません。お客様がポイント数などのポイントカードのステータスの確認が簡単にできないのも紙やプラスチックのポイントカードを発行するデメリットです。

 

店舗ではポイントカードの発行費など、コストがかかる
店舗で独自のポイントカードを紙やプラスチックで用意するときは、ポイントカードの材料費や印刷費など、コストがかかります。またポイントカードを管理するための店舗内システムの構築費もかかってしまいます。

このように紙やプラスチックのカードでポイントカードを発行するのは、販促面やコスト面でデメリットが多いのが現状。その現状を解消しようと、最近はポイントカードをアプリで発行・管理するサービスがシェアを拡大しつつあります。

 

3.昨今のポイントカードアプリ事情

 

最近ではポイントカードをアプリにして、スマホで使用及び管理する動きが活発になっています。

ポイントカードをアプリにすることで、次のようなメリットが受けられます。

・紙やプラスチックのポイントカードで管理するより埋もれにくい
・持ち運びやすくお客様のポイントカード使用頻度を増やせる
・ポイントや使用履歴などを簡単に確認できる
・店舗側の導入コストが小さい

 

紙やプラスチックのポイントカードで管理するより忘れられにくい
ポイントカードアプリを導入すると、紙やプラスチックのポイントカードよりも他ポイントカードに埋もれにくいメリットがあります。

例えば自店舗専用のポイントカードアプリはプッシュ通知などの情報発信を行い、お客様の気を引くこともできます。財布やケースに入れたらそのままの紙やプラスチックのポイントカードより忘れられにくいのは、ポイントカードアプリのほうです。

 

持ち運びやすくお客様のポイントカード使用頻度を増やせる
スマホというのは基本自分といっしょに持ち歩くもの。ポイントカードアプリを使えば、お客様が簡単にポイントカードを持ち運べます。またそれによりお客様が自店舗へ来店したときのポイントカード忘れを防ぐことができます。

お客様目線で損をする機会を減らすことができるのも、ポイントカードアプリ導入のメリットです。

 

ポイントや利用履歴などを簡単に確認できる
自店舗で紙やプラスチックのポイントカードを独自で作ると、ポイント数の照会などが簡単にできません。しかしポイントカードアプリを導入すると、アプリから簡単にお客様が自店舗で貯めたポイントの残高が表示できます。

さらにポイント残高だけでなく何年何月何日に使って何ポイント貯めたかなど、ポイントカードの利用履歴まで表示できます。このようにポイントカードアプリは、紙やプラスチックのポイントカードよりもポイント残高などの管理か簡単なのもうれしいところです。

 

店舗側の導入コストが小さい
自店舗での紙やプラスチックのポイントカード導入は、ポイントカード発行費などコストも多くかかります。

しかしポイントカードアプリではポイントカードをデジタルデータとして管理します。紙やプラスチックのポイントカードに必要な材料費や印刷代などのコストがかからないのもポイントカードアプリのよいところです。

 

4.ポータルポイントカードアプリと自店舗専用ポイントカードアプリの違い

 

ポイントカードアプリには、

・ポータルポイントアプリ
・自店舗専用ポイントカードアプリ

 

といったタイプがあります。

ここではポータルポイントカードアプリと自店舗専用ポイントカードアプリ2種類を比較しながら、どちらの方が自店舗のポイントカードアプリとして適しているかを見ていきたいと思います。

 

ポータルポイントアプリ
ポータルポイントアプリは、複数のポイントカードを一つのアプリでまとめられるポイントカードアプリ。代表的なサービスとしては、前述したCCCマーケティング株式会社が提供する「スマホサイフ」などがあります。

ポータルポイントアプリのメリットは、次の通りです。

・複数のポイントカードを一つにまとめられる
・デジタルクーポン入手や最新情報の確認もできる
・新規顧客にアピールしやすく、店舗側で来店者データの活用が可能

 

・複数のポイントカードを1つにまとめられる

ポータルポイントアプリの最大の特徴は、「複数のポイントカードをアプリ内で1つにまとめられる」ことです。

ポータルポイントアプリに紙やプラスチックのカードを登録すればわざわざ紙やプラスチックのポイントカードを持ち歩く必要もありません。また最初からポータルポイントアプリ内でポイントカードを発行すれば、紙やプラスチックのポイントカード発行の手間をなくすことができます。

こうやってポータルポイントアプリ内でまとめたデジタルポイントカードは、ポータルポイントアプリさえ起動していればどこでもポイントカードをサッとレジで表示できるようになり非常に便利。このようにポータルポイントアプリは、「財布内のポイントカードがかさばって困る」、といったポイントカードを利用するお客様の問題を解決してくれるサービスです。

 

・デジタルクーポン入手や最新情報の確認もできる

ポータルポイントアプリでは購入代金20%オフなど、デジタルクーポンも発行できます。これによりお客様はデジタルポイントカードをただ漫然と使うのではなく、クーポンと併用したりなど、各店舗でのお買い物の楽しみが増えます。

またポータルポイントアプリでは、クリアランスセールなど最新情報発信も可能。有益な情報をゲットできるのも、ポータルポイントアプリのメリットです。

 

・店舗側では新規顧客にアピールしやすく、来店者データの活用も可能

ポータルポイントアプリは、上記のスマホサイフのように大手のサービス提供企業と契約して導入します。大手企業のアプリはインストール数も多いので、自分のお店を知らない新規顧客からリピート顧客まで、幅広いお客様にアピールが可能です。この点ではリピート集客に重きを置いている自店舗専用ポイントカードアプリよりも有利です。

またポータルポイントアプリでは、ポータルポイントアプリを利用しているユーザーの性別や年齢、来店回数などをデータとして取得。データ分析により販促改善などに活用することができます。紙やプラスチックのポイントカードよりも来店者データ活用がしやすいのも、ポータルポイントアプリのメリットです。

 

自店舗専用ポイントカードアプリ
自店舗専用ポイントカードアプリは、アプリ制作会社に制作を依頼して作成する自店舗アプリの機能の1つとして利用可能。

自店舗専用ポイントカードアプリには、次のようなメリットがあります。

・プッシュ通知などの情報発信と組み合わせて、効果的な利用促進が可能
・ポイントカードのデザインが自由
・多角的なデータ分析が可能

 

・プッシュ通知などの情報発信と組み合わせて、効果的な利用促進が可能

自店舗専用ポイントカードアプリでは、店舗アプリのプッシュ通知などの情報発信と組み合わせてのポイントカードの利用促進が可能です。

例えば毎月5日、15日、25日の間は特別ポイント還元セールとして、商品購入時のポイント還元率を通常の1%から3%に上げるとします。そのときに還元率が高くなる日を自店舗専用ポイントカードアプリのプッシュ通知などでお客様に通知。そうすればお客様は還元セール情報をいち早く自店舗アプリ内で入手することができ、お得な情報を見逃さずに済みます

もしポータルポイントアプリで自店舗のポイントカードを追加してくれたお客様がいても、紙やプラスチックのポイントカードと同じように忘れ去られ、せっかく優良顧客に引き上げられたかもしれないお客様を取りこぼしてしまう可能性も否めません。

ポータルポイントアプリでも自店舗のポイントカードが埋もれてしまう可能性があるのです。またチラシ配布やDMなどアナログ的な手法でポイントカード関係のセールとポイントカードを組み合わせようとしても通知が遅くセールが終わってしまったりと、タイミングを図った告知ができないのが難しいところです。

自店舗アプリを制作したうえでデジタルポイントカードを用意すると、ポイントに関係するタイムリーな情報をすぐに発信することでポイントカードを埋もれさせずに利用率を上げることができるメリットがあります。

またしばらく来店しなくなったお客様にリテンションマーケティング(来店しなくなったお客様をもう一度来店へつなげるマーケティング施策)として「しばらく来店していないお客様に購入時のポイント還元率を10%に引き上げる」などのキャンペーンを開催してプッシュ通知で告知すれば、より効果的にしばらく来店していないお客様の購入行動活発化を行えます。

このように自店舗専用ポイントカードアプリを導入すれば、自店舗アプリのプッシュ通知と組み合わせた効率的なポイントカード施策が可能になります。この点は規格が決まっていてプッシュ通知などの独自施策を取りにくいポータルポイントアプリよりアドバンテージがあります。

 

・ポイントカードのデザインが自由

ポータルポイントアプリの弱点は、アプリの中でポイントカードや自店舗照会画面のデザインやレイアウト変更などがしにくいこと。ポータルサイトとしての決まったフォーマットの中でしかデザインができず、ある程度ブランド力が最初からないところだと認知が難しいのが難点。

自店舗アプリでは、ホーム画面などの各種アプリ画面のデザイン着せ替えも容易。いつでも好きなように季節やイベントに合わせたデザインにできます

また自店舗専用ポイントカードアプリも、同じようにデザイン変更が可能。動きをつけて「〇ポイント獲得おめでとうございます!」など、動的な仕組みも加えれば、「面白そうだからまた使ってみよう」とお客様も喜んでくれます。

 

・多角的なデータ分析が可能

ポータルポイントアプリでも利用者のデータ取得及び分析は可能ですが、自店舗専用アプリだとさらに多角的な分析が可能です。

例えば店舗にビーコン(備え付けの情報発信機)を設置。店舗周辺のお客様にクーポンを配布して来店を促したりと、お客様の位置情報まで鑑みた情報発信ができます。
そしてこれらのデータから、「ビーコン経由で来店した20代女性のお客様がポイントカードを30ポイント貯めた」など、ポータルポイントアプリよりさらに細かいお客様のポイントカード利用データを分析に活かすことができます

データ分析面やデザイン面で自由度が高い点も、自店舗専用ポイントカードアプリのメリットです。

総合的に見てみると複数のポイントカードをまとめることができる、新規顧客にアピールがしやすいといった点ではポータルポイントアプリに、プッシュ通知などを含めた効果的なポイントカード利用についての販促や多角的なデータ分析、デザインなどの自由度については自店舗専用ポイントカードアプリにアドバンテージがあるといえます。

特に中小規模の店舗はポータルポイントアプリに出店している企業よりも認知度が低いので、加盟してポータルポイントアプリを導入しても自店舗の情報が他競合企業に埋もれてしまう危険性があります。また位置情報やビーコンなどを用いての、自店舗により役立つデータ情報取得及び分析は自店舗アプリを制作しないと不可能です。

中小規模の店舗でデジタルポイントカードを導入するならば、自店舗アプリを制作したほうがポータルポイントアプリを導入するより効果的な販促が可能です。

 

5.まとめ

 

今回はポイントカードをアプリで管理するメリットなどを、ポータルポイントアプリと自店舗専用ポイントカードアプリとの比較まで含めてご紹介してきました。

自店舗専用ポイントカードアプリは、アプリ会社へ制作を依頼する必要があります。一昔前だと高額な制作コストがかかっていましたが、現在は状況が変化。中小規模の店舗でも導入の敷居が下がっています。本記事を機に自店舗アプリ制作を検討してみてはいかがでしょうか。

弊社アプリ制作サービス「店舗アプリ」では、お客様の来店を促すデジタルポイントカードやスタンプカード機能を、セール情報やクーポンなどのプッシュ通知と組み合わせて効果的なデジタルポイントカード運用をサポート。低コストでデジタルポイントカードを介した販促を行うことができます。

興味のある方はぜひ下記URLからお問い合わせをお願い致します。

店舗アプリお問い合わせURL:http://tenpoapp.com/inquiry-apps/