店舗集客の方法5選|Web・SNS・アプリを活用したオンライン施策を解説

業種全般
公開日:2023.09.12 更新日:2026.09.02
店舗集客のアイデア5選!オンラインの集客方法、SNSや店舗アプリの活用方法をご紹介

店舗集客は売上と利益を確保するために不可欠な取り組みです。時代の変化に伴い集客方法を見直す事例が増えてきており、特にオンライン施策を上手く導入する企業が目立つようになりました。店舗集客にはさまざまなアイデアや手法があるため、それぞれの特性を理解してどれを導入するかを判断できるようになると、より効果的な集客が実現できるでしょう。本記事では店舗集客の基本やオンラインのおすすめ集客方法5選、施策を成功させるために気をつけるべきポイントまでわかりやすく解説します。

集客方法は数多くありますが、すべてを同時に始めても人手と予算が分散するだけで成果は出ません。大切なのは、自店の課題がどの段階にあるのかを見極めて、そこに効く施策から着手することです。

集客は「知ってもらう」「来てもらう」「また来てもらう」の3段階に分かれます。新規が足りないのか、来店後に続かないのかで、選ぶべき手法はまったく変わります。

オンライン施策5選に加えて、組み合わせて効くオフラインの手法、業種別の優先順位、効果測定で見る指標まで整理していきます。

店舗集客とは

来店数を増やすための施策全般のこと

店舗集客とは、実店舗への来店数を増やすために行うさまざまな施策のことです。初来店だけでなくその後の継続的な来店まで考える必要があるため、さまざまな施策を継続的に実行していく必要があります。時代変化に伴い、集客手法はオフラインからオンラインでの方法へとデジタル化していく傾向が顕著になっています。

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集客は「新規獲得・リピート化・ファン化」の3段階で考える

店舗集客を考えるとき、施策を並べる前に「どの段階でつまずいているか」を切り分けると、打つべき手が絞れます。

1段階目は、新規獲得です。まだ店を知らない人に見つけてもらう段階で、GoogleビジネスプロフィールやWeb広告、チラシといった手法が効きます。ここでの指標は、新規来店数と1人あたりの獲得コストです。

2段階目は、リピート化です。一度来た人にもう一度来てもらう段階で、店舗アプリのプッシュ通知やスタンプカード、次回使えるクーポンが軸になります。一般に、3回目の来店を超えた顧客は定着しやすいと言われます。

3段階目は、ファン化です。価格ではなく店そのものを理由に選んでもらう段階で、ブランド発信や会員ランク、限定イベントが効きます。この層は口コミで新規を連れてくるため、1段階目の負担も軽くしてくれます。

多くの店舗は1段階目に予算を集中させがちですが、新規獲得のコストは既存客の再来店を促すコストより高くつきます。まず2段階目の仕組みを整えるほうが、同じ予算でも利益が残りやすくなります。

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店舗集客が見直されている理由

オンライン施策が不可欠になった

店舗経営を安定させるためには、競合と差別化しながら顧客から選ばれるお店になる必要があります。そのためにはまず集客力を高めて継続的にリピーターを増やせるようにならなければなりません。特に現代では誰でも情報を簡単に入手できるようになったため、オフライン以上にオンラインで集客を行うことが重要になっています。

自社アプリを使い来店を促す方法、ECサイトと実店舗の販売を連携させる方法、SNSでファンを増やす方法など、オンラインの施策はスマートフォンやインターネットの普及とともに広がってきました。以前はPCをメインにして広告を表示したりWebサイトを公開したりする動きが一般的でしたが、スマートフォンの登場によって外出先での検索ニーズが増加し、結果的にアプリ利用といった新規のデジタル手法も追加されてきました。また競合が以前より多い背景もあり、どのように複数の方法を組み合わせながら差別化していくかが重要となっています。

立地だけでは勝負できなくなった

競合店舗が増加する中で、立地面での優位性自体が以前ほど通用しなくなっています。代表的な要因はECの台頭です。ECによってオンラインで遠方の店舗からも購入ができるようになり、今までは近くにあるというのが一番の決め手だったお客様も、競合の商品を購入するようになる可能性が高まっています。

競合が多く目立ちにくい場所に店舗を構えるよりも、都市部からは少し遠いけれど費用が安い上にEC販売等で十分利益を確保できるようにしたほうが成長できるケースもあります。また今から店舗を立ち上げる場合にはEC販売だけを行い実店舗を構えないという方法まで検討できるようになっています。このようにさまざまな観点から集客や立地のポイントを押さえる必要があるでしょう。

サブスクなど販売手法が多様化した

店舗集客の変化には、その基本となる販売手法の変化も影響しています。従来は1回ごとに商品やサービスの購入手続きを行い利益を確保する方法が一般的でしたが、現在では定期購入を実施してサービスを提供するサブスクリプションが定着し始めてきています。サブスクリプションでは主に1か月や1年といった期間でお客様が購入手続き契約を行うことで、指定商品がいくらでも使えるようになったり、あるいはレンタルできるようになるサービスです。この性質はレストランで指定メニューを追加料金なしで注文できるようにするといった手法でも使われるようになってきました。

サブスクを提供するためには利益性の高くて人気なメニューの調査やプラン料金・契約期間の調整などを行う必要があります。このようにビジネスモデル自体を見直しながら、継続購入という性質をどのように継続的な集客へ活用するのかも焦点となっているのです。

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数字で見る顧客の情報接触の変化

オンライン施策が不可欠になった背景は、公的な統計にも表れています。

総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、LINEの利用率は2014年の55.1%から2024年には94.9%へ上昇し、60代でも11.3%から91.1%へと大きく伸びました。XやInstagramも2024年時点で全体の半数程度が利用し、50代でも4割以上に広がっています。

出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」コミュニケーションツール・SNS総務省

注目したいのは、SNSの利用がもはや若年層だけのものではなくなっている点です。「うちの客層は年配だからSNSは関係ない」という判断は、すでに実態と合わなくなっています。

一方で、どの層がどのサービスを使っているかには差があります。全世代へ広く届くのはLINE、視覚的な訴求が効くのはInstagram、若年層への到達ならTikTokという使い分けが現実的です。

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店舗集客のオンライン施策5選

公式HPやポータルサイトの活用

Webサイトを使った手法はスマートフォン普及以前からあり、有益な情報を発信することでさまざまなニーズのお客様を集客することが可能です。Webサイト活用の際は種類ごとに性質が違う点に注意しましょう。たとえば自社の公式Webサイトではキャンペーン情報だけでなくブランド情報の発信等も行えるので、リピーターの確保につなげやすいです。またポータルサイトでは契約料金が必要ですが、自社のブランドがまだない場合にポータルサイトのブランドを使って効率よく集客することが可能になります。このようにWebサイトの特性を理解しながら、どのWebサイト手法で集客を行うのか、あるいは連携して来店を促進するのかを考えていくことが大切です。

Googleビジネスプロフィールの活用

もともとGoogleマイビジネスと呼ばれていたサービスで、現在はWebブラウザー等からアクセスしてページ編集等ができるようになっています。実店舗へ来店する際にGoogleマップ等から付近にある有益そうなお店を素早く検索するニーズに応えるもので、すぐ来店しそうなお客様の集客に向いているサービスです。店舗情報を編集して一般に公開することで、お客様の現在位置や検索関連性等から自店舗の情報が表示されるようになります。料金も無料なので使いやすく、他メディアとの連携もできるので初歩的な集客手段としても適しているでしょう。

SNSでの情報発信

SNSは即時来店にはつながりにくい場合がありますが、ターゲットユーザーへ情報を発信してブランド力やファン力を上げるために必要なツールです。何よりも無料から使えるので気軽に利用できる点もメリットになっています。LINEはお友達追加によってクーポン情報等が配信でき、Instagramは画像で販促できるのでレストラン等で有効です。またX(旧Twitter)はハッシュタグキャンペーンなどを発信可能でバズ効果も大きく、TikTokは若い方に人気のあるSNSでショート動画での販促に適しています。

どのSNSにも向き・不向きがあります。たとえばTikTokは若い方の販促には適していますが中年層の利用者は比較的少なく、情報を発信する側のショート動画の作成スキルが必須です。このようにSNSの特性からどのサービスを導入して活用するのか、よく考えて利用するとよいでしょう。

店舗アプリの導入

店舗アプリは自社情報を中心に発信ができるツールとして人気があり、実店舗では規模を問わず導入する事例が増加しています。プッシュ通知などスマートフォンで普段使われている機能を利用して、お客様へ情報を届けることが可能です。またデジタル会員証といった機能を活用することで、リピーター施策の利用率を上げたりコストを削減したりして利益を最大化できるのもポイントです。現在ではアプリプラットフォームを使うことでノーコードで誰でもすぐにアプリが開発できるようになりました。

Web広告の出稿

有料にはなりますがWeb広告を使う手法もあります。検索連動広告はユーザーニーズがある程度決まっている場合に集客可能で、バナー広告は潜在顧客にも表示できるのでこれから顕在化して集客することが可能です。また動画広告は動きがあり注目されやすく、ブランドストーリーも伝達できます。このようにWeb広告にはさまざまな種類があるため、特性を理解して自店舗に合ったものを導入しましょう。運用型となるケースが多いため自社で金額や表示数などを調整して出稿する必要がありますが、最適化することでブランド力がまだない場合でも早急に力を付けることが可能です。

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組み合わせて効くオフライン施策4選

オンライン施策が中心になったとはいえ、商圏が狭い店舗ではオフラインの手法が今も強く効きます。特に半径1〜2キロの徒歩・自転車圏を対象にする業態では、次の4つを組み合わせると効果的です。

1つ目は、チラシとポスティングです。エリアを絞って配れるため、商圏内の認知を短期間で上げられます。QRコードを載せてアプリやSNSへ誘導すれば、1回きりの接触で終わらせずに済みます。

2つ目は、店頭の見せ方です。看板、のぼり、ウィンドウ表示は、店の前を通る人に対する最も安価な広告になります。何の店かが3秒で伝わるかを、実際に外から歩いて確認してみてください。

3つ目は、イベントやセールです。開店記念、季節のフェア、体験会などは来店の理由をつくります。開催情報をSNSやアプリで事前告知すると、オフラインとオンラインの相乗効果が生まれます。

4つ目は、紹介の仕組みです。既存客が友人を連れてくると双方に特典が出る形にすると、広告費をかけずに新規が入ってきます。

オフライン施策の弱点は、効果測定のしにくさです。チラシごとにクーポンコードを変える、QRコードの読み取り数を計測するといった工夫で、数字を追える形にしておきましょう。

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業種別に優先したい集客方法

同じ店舗でも、業種によって効きやすい手法は変わります。来店頻度と検討時間の2つで整理すると、優先順位が決めやすくなります。

飲食店は来店頻度が高く、その場で決められることが多い業態です。Googleビジネスプロフィールで近隣の検索に対応しつつ、アプリのスタンプやクーポンでリピートを積み上げる形が基本になります。

小売店やアパレルは、SNSでの視覚的な訴求が効きます。新商品や入荷情報をInstagramで発信し、アプリの会員証とポイントで再来店につなげる流れが相性のよい組み合わせです。

美容室やサロンは検討時間が長く、来店周期も1〜2か月と長めです。口コミと施術事例の蓄積が決め手になるため、Googleの口コミ対応とSNSでの事例発信を優先します。

共通して言えるのは、新規向けの手法とリピート向けの手法を必ず両方持っておくことです。どちらか一方だけでは、集客が安定しません。

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店舗集客で気をつけるべき3つのポイント

自社に適した集客方法を選ぶ

店舗集客を行うためには、まず自社に適した集客方法を探していきましょう。そのためには自社の店舗数や規模・業種、現状の課題、どうやって解決したいのかといった点を把握していく必要があります。たとえば「自社は和食系店舗として8店舗ほどレストランの経営を行っており、現状チラシといったコストの増額が気になっている」という状況を想定します。この場合はたとえば店舗アプリを制作してチラシといった販促手段をデジタル化してみるのが有効です。こうすることでチラシなどの媒体に掛かるコストが一気に減少することに加え、スマートフォンユーザーに対して効率よく宣伝ができるようになるため宣伝力まで上がります。

効果測定を継続的に実施する

各集客方法を導入した後はその効果測定も忘れないようにしましょう。効果測定においては、集客コストやその手法によって得られた顧客数・利益、どういった経路で店舗に行きついたのかといった点を確認する必要があります。たとえばWeb広告で自店舗の宣伝を行い5万円ほど費用が掛かった場合に、新規顧客獲得によって得られた利益が4万円ほどだとすると、広告での宣伝手法は効果的に働いているとは言えません。ターゲットユーザーの属性変更や表示数の調整などを行うことで利益効率が改善される可能性があります。

また単にWeb広告を見るだけでなく、自社公式サイトやアプリを一緒に確認することで来店を決めた方も一定数いるでしょう。こういった経路や宣伝手法同士の組み合わせ効果なども計測して、施策へ利用する工夫が必要です。

ブランドイメージを意識する

リピーターを増やすにはブランドイメージの確立や向上も視野に入れないといけません。基本的に自社アプリやWeb広告などに自店舗を想起させるカラーを入れ込むことで、次回以降表示された際にユーザーの目を引ける可能性があります。継続してブランドカラーを想起させる際は急な変更等を行うとユーザーが混乱する原因にもなるので注意しましょう。

また継続的に顧客とタッチポイントを作りロイヤリティを向上させることも必要です。事例としては限定クーポンを特定のユーザーへ配信する方法や、限定キャンペーンの情報を配信する方法でロイヤリティを向上させられます。さらに自社商品やサービスの開発背景やブランドへの思いなどを記事で発信する方法も有効です。自社商材を購入するきっかけとしてブランド情報への共感というポイントを付加できるようになれば、よりリピーターとして顧客を獲得する状況を安定化できるでしょう。

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効果測定で見るべき4つの指標

効果測定を続けるには、見る数字をあらかじめ決めておくと運用が楽になります。次の4つが基本です。

1つ目は、新規顧客獲得コスト(CPA)です。施策にかけた費用を、その施策で得られた新規来店数で割ります。媒体ごとにこの数字を出すと、止めるべき媒体と伸ばすべき媒体がはっきりします。

2つ目は、リピート率です。一定期間内に2回以上来店した顧客の割合を見ます。新規が増えてもここが低いままなら、集客の穴が塞がっていません。

3つ目は、来店経路です。「何を見て来たか」を会計時に一言聞くか、アプリの登録経路で判別します。経路が分からないまま予算を配分すると、効いていない媒体に払い続けることになります。

4つ目は、LTV(顧客生涯価値)です。客単価×来店頻度×継続期間で概算し、CPAと比較します。CPAがLTVを下回っていれば、その施策は投資として成立していると判断できます。

これらは月次で追い、3か月ごとに施策の入れ替えを判断すると無理がありません。

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集客がうまくいかないときに多い3つの原因

施策を打っているのに成果が出ない場合、原因は次の3つのどれかであることが多くあります。

1つ目は、ターゲットが定まっていないことです。「誰にでも来てほしい」という発信は、結果的に誰にも刺さりません。年齢、来店シーン、来店の目的まで具体化してから媒体を選びます。

2つ目は、施策の数が多すぎることです。SNSを4つ運用し、広告も出し、チラシも撒くという状態では、どれも中途半端になります。まず2つに絞って集中したほうが、数字は動きます。

3つ目は、期間が短すぎることです。SNSやGoogleビジネスプロフィールは成果が出るまで数か月かかります。1か月で判断して止めてしまうと、毎回振り出しに戻ります。

加えて見落とされやすいのが、来店後の体験です。集客に成功しても接客や商品に問題があればリピートにはつながりません。集客と店舗運営は切り離せない関係にあります。

関連記事:アプリダウンロード促進の事例7選|DL数を増やす方法と成功のコツを解説

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まとめ

今回は店舗集客の基本やオンラインでの集客手法のおすすめ5選、施策を成功させるためのポイントを解説しました。店舗集客はオフラインからオンライン施策を中心としたものへと変化してきています。WebサイトやSNS、店舗アプリといった手法で売上や利益を伸ばせるよう、自社に合った施策を計画的に導入してみてください。来店促進からリピーター育成までを一気通貫で実現したい方はぜひお問い合わせください。

店舗集客は、施策の数を増やすことではなく、自店の課題がどの段階にあるかを見極めて、そこに絞って続けることで成果が出ます。

新規が足りないならGoogleビジネスプロフィールと広告、リピートが弱いならアプリと会員施策というように、順番を決めて着手してみてください。そのうえで月次で数字を確認し、3か月ごとに見直す。この繰り返しが集客の土台になります。

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    この記事を監修した人

    店舗アプリ アプリ開発・集客コンサルティング
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    店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。

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