ポイントカードが多すぎる問題はアプリで解決!アプリ化のメリットと導入ステップを解説

業種全般
公開日:2023.05.23 更新日:2026.04.04
ポイントカードをアプリ化しないのはもったいない!移行するためのステップや必要なシステムとは

「ポイントカードが多すぎて財布がパンパンになる」「どの店のカードか分からなくなる」という悩みは、顧客だけでなく店舗側にとっても大きな課題です。カードの紛失や忘れによる機会損失、発行・管理にかかるコストの増加など、紙やプラスチックのポイントカードが抱える問題は少なくありません。

こうした「ポイントカードが多すぎる」問題を解決する手段として注目されているのが、ポイントカードのアプリ化です。本記事ではポイントカードをアプリ化するメリットや導入ステップ、開発時に押さえておくべきポイントまでをわかりやすく解説します。

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ポイントカードが多すぎることで起きる課題

顧客は財布がカードだらけで持ち歩きたくない

複数の店舗を利用する顧客にとって、ポイントカードが多すぎることは大きなストレスになっています。財布がカードでいっぱいになり、必要なカードをすぐに取り出せない、どの店のカードかわからなくなるといった不便さから、そもそもポイントカードを作らないという選択をする顧客も増えています。せっかくポイントカードを導入しても、顧客に「面倒だから作りたくない」と思われてしまっては本末転倒です。

スマートフォンのアプリにポイントカードを集約できれば、顧客は物理的なカードを持ち歩く必要がなくなります。アプリを開くだけでポイントを確認・提示できるため、カードが多すぎる問題を根本的に解決でき、ポイントカードの利用率向上にもつながります。

店舗側もカード発行・管理のコストが増え続ける

店舗側にとっても、紙やプラスチックのポイントカードは発行枚数が増えるほどコストがかさむ仕組みになっています。新規発行だけでなく、紛失時の再発行や破損時の交換対応など、運用にかかる手間と費用は継続的に発生します。顧客が増えれば増えるほどカード管理の負担も増えるため、店舗の成長とともにこの課題は深刻化していきます。

ポイントカードをアプリ化することで、これらの物理的なカード発行・管理コストを大幅に削減できます。デジタルであれば顧客数が増えてもカード1枚あたりの追加コストはほぼ発生しないため、店舗の規模拡大にもスムーズに対応できるのがメリットです。

ポイントカードをアプリ化するメリット

カード発行費用などのコストを削減できる

紙やプラスチックのポイントカードを管理するには、新規発行や再発行のたびにカードや印刷塗料などを用意する必要があり、店舗が成長して顧客が増えるほどコストがかさみます。ポイントカードをアプリ化すれば、こうした発行コストは大幅に削減されます。既存の会員も特典を付けてアプリのデジタルカードへ誘導すれば、さらにコスト削減が進むでしょう。最終的には物理カードをほとんど発行せず、デジタルポイントカードだけで運用できる状態を目指すのが理想です。

なおデジタルポイントカードを導入しても、従来の紙やプラスチックのカードとの併用は継続できます。いきなり全面切り替えではなく、導入後に様子を見ながら段階的にデジタル化へ顧客を誘導していくのも有効な進め方です。

ポイント数を確認しやすく来店のきっかけになる

紙やプラスチックのカードだけでは、ユーザーは購入レシートなど限られた場所でしかポイント数や有効期限を確認できません。この不便さはポイントの積極的な利用を阻害し、有効期限切れによる機会損失にもつながります。

アプリでデジタル化すれば、ユーザーはスマートフォンの画面からいつでもポイント数や有効期限を確認できるようになります。「あと少しで特典がもらえる」といった情報が来店のきっかけになるため、集客力の強化にも効果的です。

カード忘れや紛失がなくなり機会損失を防げる

紙やプラスチックのポイントカードでは、来店したのにカードを忘れた、財布に入れたはずなのに紛失した、カードが多すぎて見つけられないといったケースが頻繁に起こります。こうした事態は機会損失につながるだけでなく、再発行の手間も増えます。スマートフォンのアプリからデジタルポイントカードを提示できるようにすれば、スマートフォンさえあればいつでもポイントカードを取り出せるため、忘れや紛失のリスクがほぼなくなります。

デザインを気軽に変更できる

紙やプラスチックのカードでは、会員ランクの変更や季節・イベントに合わせたデザイン変更のたびにカードを刷り直す必要があり、コストも手間もかかります。アプリのデジタルポイントカードであれば、データ上でデザインを自由に変更できます。実際にコーヒーチェーンなどでは、季節ごとにカードデザインを切り替えたり、ユーザーが好みのデザインを選択できる機能を搭載しているケースもあります。こうしたエンターテイメント性がリピーター獲得にも貢献する可能性があります。

顧客情報の収集と活用ができる

ポイントカードの利用を通じて蓄積されるポイント数、付与履歴、利用者属性といった各種データは、アプリ上から確認・分析に活用できます。目標通りの利用率を達成できているか、失効ポイントが多すぎないか、ポイント増額キャンペーンが成果につながっているかなど、数値やグラフで確認しながらPDCAを回すことが可能です。最初からすべてが上手くいくとは限らないため、継続的に施策コストを調整しながら改善を重ねることが、ポイントカードの提示率向上につながります。

プッシュ通知で顧客にアプローチできる

ポイント付与の通知やポイント有効期限のリマインド、ポイントに関する最新キャンペーン情報など、ポイントカードに関連する情報をプッシュ通知で届けることができます。ポイント付与や有効期限のお知らせについては、タイミングが一定であれば事前に自動配信を設定しておけるので効率的です。リアルタイムのキャンペーン情報は都度作成して発信する必要がありますが、即座に顧客へ届くため反応率が高いのが特徴です。

関連記事:アプリ開発プラットフォーム比較5選!選び方や費用の相場を解説

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ポイントカードをアプリ化するためのステップ

ポイントシステムと自社アプリを用意する

ポイントカードをアプリ化するには、まずポイントシステムと自社アプリの2つを用意する必要があります。すでに自店舗のポイントシステムがある場合は次のAPI連携のステップに進めますが、ない場合はポイントシステムの導入から検討しましょう。ポイントシステムを選択する際は、これから導入するアプリと連携ができるかどうかを必ず確認してください。連携段階になって対応できないと判明しても、やり直しが難しいためです。

なお「店舗アプリDX版 raiten」では独自のポイントシステムを搭載しており、別途ポイントシステムを用意しなくてもアプリ内でポイント管理を完結させることが可能です。ポイントシステムの導入にかかる手間やコストを抑えたい場合はこうしたサービスの活用も検討してみてください。

API連携でポイント情報をアプリに表示する

自社アプリにポイントシステムを連携させてバーコード表示やポイント数の確認ができるようにするには「API」を使った連携が必要です。APIとは、あるアプリから別のアプリの機能を呼び出して搭載するための仕組みのことです。たとえばSNSのログイン機能を別のアプリに搭載する際にもAPIが使われています。

APIによるコード作成や呼び出し作業は専門知識が必要ですが、アプリ開発会社やプラットフォーム提供者側で対応してくれるケースがほとんどです。技術的な部分はプロに任せ、店舗側は「どのデータをアプリで表示したいか」「どのような操作をユーザーにさせたいか」といった要件の整理に集中しましょう。

関連記事:ポイントカードをアプリ化するメリット|店舗用アプリ作成の基本

ポイントカードアプリを開発するときのポイント

ユーザーが使いやすい設計にする

ポイントカードアプリは、顧客が日常的に利用することを前提に設計することが重要です。アプリの起動からポイント確認、バーコード提示までの操作が複雑だと利用率が下がる可能性があります。バーコード表示やポイント残高確認などの主要機能は、トップ画面からすぐにアクセスできる設計が望ましいでしょう。

また、アプリのダウンロード特典として初回限定クーポンやボーナスポイントを用意することで、インストールのハードルを下げるのも効果的です。「ポイントカードが多すぎて作りたくない」と感じている顧客に対しても、「アプリ1つで完結する」「ダウンロードするだけでポイントが貯まる」といった利便性をアピールすることで、導入初期の利用率を高められます。

マーケティングに活用できる機能を搭載する

ポイントカードアプリは単なる会員証としてだけでなく、マーケティングツールとして活用することが重要です。プッシュ通知やクーポン配信などの機能を組み合わせることで顧客への情報発信を強化でき、来店履歴やポイント利用状況のデータを分析することで効果的な販促施策の実施も可能になります。アプリを通じて顧客データを蓄積・分析する仕組みを整えることが、リピート率向上や売上増加につながる鍵です。

既存のポイントカードサービスより自社アプリがおすすめな理由

LINEの「ショップカード」機能のように、既存サービスを使えばポイントカードをデジタル化すること自体は可能です。デザインテンプレートの選択や特典の作成、ポイントのLINE上での管理など便利な機能も搭載されています。

しかし、LINE公式アカウント上でしか情報発信ができないという制約は大きなデメリットです。複数のユーザーがアカウントを友だち登録していると、ショップカードの情報が他の通知に埋もれて使われなくなるリスクがあります。またLINEは利用するほどデータが蓄積されて動作が重くなりやすい側面もあります。

こうした点を考えると、情報が埋もれにくく起動もスピーディーに調整できる自店舗専用のアプリのほうが、ポイントカードの利用率向上には有利だと言えるでしょう。自社アプリであれば顧客データの管理に制約がなく、プッシュ通知やクーポン配信など他の機能と組み合わせた総合的なマーケティングも実現できます。アプリの制作コストがネックになる場合は、低コストでアプリを構築できるアプリプラットフォームの活用がおすすめです。

関連記事:ポイントカード作成アプリおすすめ10選!無料で使える機能や導入メリット・効果も紹介

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まとめ

本記事では、ポイントカードが多すぎる問題の解決策としてのアプリ化について、メリットや導入ステップ、開発時のポイントを解説しました。ポイントカードをアプリ化することで、カード発行コストの削減、顧客の利便性向上、データ活用によるマーケティング強化といったメリットが得られます。

店舗アプリでは、貴社専用のポイント管理が可能になる機能を搭載しています。ご検討の方はぜひお気軽にご相談ください

この記事を監修した人

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