ドラッグストアのアプリ集客術|大手の活用事例とプッシュ通知で差をつける方法を解説
小売店・アパレル
今や私たちの暮らしに欠かせないドラッグストアは、食品や日用品まで幅広く取り扱うことで成長を続けていますが、それだけに競争も激化しています。大手チェーンだけでなく中小規模のドラッグストアでも、デジタルを活用した集客が求められる時代です。
本記事では、ドラッグストアの集客にアプリを活用する方法を、大手の活用事例やプッシュ通知の活用術とともに解説します。ドラッグストアの集客を強化したい方はぜひ参考にしてください。
ドラッグストア市場の現状と集客の課題
成長が続く一方で競争が激化している
ドラッグストア市場は鈍化傾向にあるとはいえ成長が続いており、店舗数も着実に増えています。市場規模は2010年には5兆円を突破し、その後も拡大を続けています。これは医薬品だけでなく、トイレットペーパーなどの日用品や冷凍食品、さらには新鮮な野菜や生肉まで取り扱うスーパー的な性質を帯びてきたことが背景にあります。
しかしそれだけにドラッグストア間の値下げ競争は激化しており、大手チェーンAの100m先に別のチェーンBがあるといった状況も珍しくありません。特に中小規模のドラッグストアは集客方法を工夫しないと生き残りが厳しくなっています。
アナログ集客ではコストがかさみ即時性がない
従来のアナログ集客(チラシ・DM・折り込み広告など)では、ターゲットを絞れないため大量に配布しても集客効率が悪く、印刷費もかさみます。紙のポイントカードやスタンプカードも財布の中で他店のカードに埋もれてしまい、忘れられたり使われなくなるリスクがあります。
また、アナログ媒体ではリアルタイムの販促ができません。1日限定セールや数時間限定のタイムセールといった即時性のある情報発信は、紙の媒体では対応が困難です。
従来のデジタル集客もプッシュ力や独自性に課題がある
デジタル集客にも課題があります。Webサイトでは自社情報を自由に発信できますが、SEO対策を行わなければ上位表示されず、誰にも見てもらえないサイトになってしまいます。ポータルサイトでは掲載費用がかかるだけでなく、競合店舗の情報に自店舗の情報が埋もれてしまい、デザインの自由度も低いため独自性を打ち出しにくいのがデメリットです。
こうした従来のアナログ・デジタル双方の課題を解決する手段として注目されているのが、自店舗専用のアプリを活用した集客です。
関連記事:どんな小売店でも自社アプリ開発の意味はあるの?アプリ活用が向いていない、向いているを判断する材料とは
ドラッグストアが自社アプリを導入するメリット
プッシュ通知でピンポイントな集客ができる
自店舗のアプリでは、セール情報やクーポンなど顧客にとって有益な情報をプッシュ通知で直接スマートフォンに届けることができます。プッシュ通知はスマホ画面に目立つ形で表示され、バイブレーションやアイコンバッジでもすぐに通知がわかるため、チラシやメールと比べて圧倒的にプッシュ力が高いのが特徴です。
さらにランダムに情報を配信するのではなく、ユーザー属性に応じた配信が可能です。たとえば「初回来店のみの顧客には医薬品20%OFFクーポンを配布」「常連客にはお気に入り商品の類似商品のセール情報を配信」といった、ピンポイントな集客が実現します。
情報が埋もれず忘れられにくい存在になれる
自店舗のアプリは一度インストールされれば、独自に情報を発信できます。ポータルサイトと比較すると自店舗の情報が競合に埋もれる心配がありません。またデジタルポイントカードやスタンプカードをアプリに搭載すれば、顧客は財布からカードを出す手間から解放され、利用率も向上します。
顧客のスマートフォンに常駐した状態でセールやクーポンなどの情報をプッシュ通知できるため、自店舗が忘れられるリスクが大幅に減り、継続的にフォローできるようになります。
リアルタイムで柔軟な販促ができる
自店舗のアプリでは、たとえば店舗にビーコン(情報発信機)を設置して、周辺にいる顧客に1時間限定クーポンを配布するといったテクニカルな集客も可能です。「水曜日に客足が遠のく」という課題があれば、水曜日限定のセール情報をプッシュ通知で配信して来店を促すこともできます。
その場その場に応じた柔軟な情報発信ができる点は、紙のチラシやメールマガジンにはないアプリならではの強みです。
関連記事:なぜ、今自社アプリが必要なのか?アプリの市場の動向〜現状と今後を解説
大手ドラッグストアのアプリ活用事例
サンドラッグ公式アプリ
大手ドラッグチェーン「サンドラッグ」では、公式アプリを通じてお気に入り店舗のチラシをスマートフォンでいつでも閲覧できる機能を提供しています。お気に入り店舗を登録するとセール情報がプッシュ通知で届くほか、不定期でクーポンも配布されます。現在地周辺の店舗情報をその場で確認できる機能も搭載されており、チェーン展開している店舗にとって効果的な活用例です。
マツモトキヨシ公式アプリ
「マツモトキヨシ」の公式アプリでは、デジタルポイントカードをスマートフォンで提示できる機能があり、買い物時にスムーズにポイントを貯められます。独自の「アクティブリワード」機能では、運動量や体脂肪量の目標達成によりポイントを獲得できるユニークな仕組みも提供されています。オンラインストアへの連携機能も搭載されており、実店舗とECの両方で集客を強化する好例です。
ココカラファイン公式アプリ
「ココカラファイン」の公式アプリでは、クーポン配布やチラシ閲覧といった基本機能に加え、毎日ログインで「ファイン」が貯まる独自のロイヤルティプログラムが搭載されています。「100ファイン=1ココカラポイント」で交換でき、スクラッチでプレゼントが当たる仕組みもあります。チェックイン機能を活用して来店回数を増やす仕組みは、ドラッグストアのリピーター獲得施策として参考になります。
ドラッグストアの集客力をアプリで強化するポイント
競合はコンビニやスーパーにも広がっている
最近のドラッグストアは生鮮食品や日用品を幅広く取り扱うようになり、競合は同業のドラッグストアだけでなくコンビニやスーパーにまで広がっています。逆にコンビニやスーパーも医薬品の取り扱いを増やしており、業種間の線引きが曖昧になっている状況です。こうした中でコンビニやスーパーも自店舗のアプリを活用した集客に力を入れ始めています。
アプリでロイヤルティプログラムを一括提供する
プッシュ通知での情報発信、デジタルポイントカード・スタンプカードのロイヤルティプログラム、セグメント配信によるパーソナライズされたクーポン配布など、自店舗のアプリはこれらを一括して提供できるのが大きな強みです。業種を問わず、自店舗のアプリを活用して集客力を高める姿勢が、今後のドラッグストア経営に求められています。
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まとめ
本記事では、ドラッグストアの集客にアプリが有効な理由を、大手の活用事例やアナログ・デジタル集客の課題と合わせて解説しました。プッシュ通知やデジタルポイントカード、セグメント配信といったアプリならではの機能を活用することで、チラシやポータルサイトにはないピンポイントかつリアルタイムな集客が実現します。
ドラッグストアの集客力を強化したい方は、自店舗専用のアプリ導入をぜひご検討ください。
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この記事を監修した人
店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。
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