プリペイドカードアプリとは?仕組み・種類・QRコード決済との違いと店舗導入のメリット・事例

業種全般
公開日:2019.08.26 更新日:2026.09.18
プリペイドカードアプリでキャッシュレス

2019年10月1日から、ついに税率が現在の8%から10%に引き上がります。しかし単に税率が上がるだけでは、日本国民に負担がかかるだけです。そこで日本政府は景気の冷え込みを防ぐために、「軽減税率」や「キャッシュレス還元政策」などの対策を取ろうとしています。

特にキャッシュレス還元政策は一部商品の税率を現在の8%に据え置く軽減税率との併用ができるので、むしろ現在よりお得にお買い物ができる可能性があります。しかし「キャッシュレスに必要なクレジットカードなどを持っていないので、恩恵を受けられない・・・」と思っている方もいらっしゃると思います。

そんな方も心配はいりません。「プリペイドカード」ならばクレジットカードのような審査もいらず、簡単に発行できます。また無駄遣いを防げるなど、クレジットカードにはないメリットもあります。

そしてプリペイドカード自体をアプリで利用すれば、スマホだけで簡単に決済が完了します。

今回はプリペイドカードとは何か、そしてアプリで利用する場合との違いやメリット、実際に活用されている事例などもご紹介していきます。

「プリペイドカードの定義が自分の中であいまいなので、詳しく知りたい」、「プリペイドカードを発行すると、どんなメリットがあるのか知りたい」という方はぜひ最後までお読みください。

※上記は2019年の公開当時の内容です。キャッシュレス・ポイント還元事業は2020年6月に終了しましたが、その後もキャッシュレス決済は広がり続けています。経済産業省の発表では、2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%(国内指標)に達し、コード決済だけでも16.6兆円の規模になりました。

参考:経済産業省「2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました」

本記事では、プリペイドカードアプリの種類やQRコード・バーコードで支払う仕組み、利用時の注意点、店舗が自社のプリペイドカードアプリを導入する手順もあわせて紹介します。

プリペイドカードとは

プリペイドカードとは、「プリペイド(前払い式)」のキャッシュカードです。ユーザーはお買い物前に残高としてマネーのチャージを行うことで、プリペイドカードを決済に利用できます。プリペイドカードには、次のようなメリットがあります。

使い過ぎの心配がなく発行しやすい

クレジットカードでは決済利用時、まずクレジットカード会社が肩代わりしてお買い物にかかった金額を払ってくれます。そして月単位などで肩代わりした金額を、ユーザーの銀行口座から引き落とします。

この際銀行口座にお金がないと集金ができないので、クレジットカード会社とユーザーの間でトラブルが発生してしまいます。また銀行口座にお金がない場合も支払いができるので、無駄遣いする可能性もあります。

プリペイドカードはその名の通り、使いたい金額を前もってチャージしてから利用します。プリペイドカードの残高が決済金額未満の場合、支払いができません。

ですから家計の管理が簡単で、無駄遣いする心配もありません。クレジットカード会社とのトラブルも防げますし、何より審査が特に必要ないので学生でも簡単に発行できます。

このように使い過ぎの心配がなく、発行しやすいのがプリペイドカードのメリットです。

ポイントが貯まって便利

プリペイドカードでは、各契約会社が指定したサービスのポイントが貯まります。普段使いするだけで、どんどんポイントが貯まって便利です。

キャッシュレス政策施行後は、極端な話お買い物時に「キャッシュレス還元政策のポイント+プリペイドカード利用時につくポイント」が二重に貯まってかなりお得です。

現金払いしかしたことがない方には、ぜひプリペイドカードを発行して利便性を確かめてみてほしいです。

現金よりもスムーズに決済できる

プリペイドカードはキャッシュレス決済の一つです。ですから当然現金で支払うよりもスムーズに決済できます。

具体的に言うと、現金支払いのときはお札だけでなく、小銭までお財布から出さなくてはならないなど、余計な時間がかかります。これをプリペイドカード決済に置き換えれば、専用リーダーにプリペイドカードを通すだけで簡単に支払いが済んでしまいます。

またプリペイドカードはクレジットカードブランドが他企業と提携して発行したりしているので、クレジットカードと同じように利用可能範囲が広いです。

どこでも手軽に決済を済ませられるのも、プリペイドカードのメリットです。

さらに店舗側でもプリペイドカードを導入すれば決済時間が短縮され、簡単に決済できるようになるので、回転率向上にもつながりますし、従業員の負担も減ります。

関連記事:アプリのハウスプリペイドカード機能なら、店舗独自のプリペイドカードを簡単に作れる

関連記事:キャッシュレス決済はどれがいい?スマホ決済アプリおすすめ7選を比較解説【2026年】

キャッシュレスで使えるプリペイドカードの種類

ひと口にプリペイドカードといっても、使える場所や発行元によっていくつかの種類があります。キャッシュレス決済で使われる主なプリペイドカードは、次の3つです。

種類

使える場所

代表例

国際ブランド型

VisaやMastercardなどの加盟店(実店舗・ネット)

バンドルカード、Kyash、Vプリカ、dカード プリペイドなど

電子マネー・コード決済の残高型

各サービスの加盟店

交通系IC、WAON、nanaco、コード決済のチャージ残高など

ハウス型(自社専用)

発行した店舗・チェーンのみ

スターバックス カード、ドトール バリューカードなど

 

店舗が自社で発行できるのは、3つ目のハウス型です。使える場所が自店舗に限られるぶん、チャージされた金額がそのまま将来の売上になるのが特徴で、カフェやスーパー、美容室など幅広い業種で使われています。

クレジットカード・デビットカードとの違い

プリペイドカードは前払い、デビットカードは即時払い、クレジットカードは後払いと、お金が出ていくタイミングが異なります。プリペイドカードはチャージした分しか使えないため、使いすぎが不安な方や、お子さまに持たせるカードとしても選ばれています。

一方で、国際ブランド型のプリペイドカードは、ガソリンスタンドや月額料金の支払いなど一部で使えない場面があります。チャージ残高は原則として現金に払い戻せない点も、利用前に知っておきたいところです。

プリペイドカードとプリペイドカードアプリの違い

プリペイドカードはクレジットカードと同じキャッシュカードの一つなので、お財布からいったん出してから利用します。しかしプリペイドカードアプリを使うと、その必要さえなくなります。

プリペイドカードアプリは言ってしまえばプリペイドカードをデジタル化してアプリから表示できるようにしたサービスで、たくさんのプリペイドカード会社が導入しています。

その特性上、プリペイドカードを持っていなくてもWeb上で申込みをすべて完結させることができ、アプリだけでプリペイドカードを利用できます。

またプリペイドカードと連携させて使うと、アプリに対応していない場所ではプリペイドカードを使い、アプリ対応の場所ではアプリでサッと支払うなど、臨機応変に支払えます。

現在トレンドなのが「QRコード決済」です。QRコード決済はアプリ画面から表示させたQRコードやバーコードを読み取る(ストアスキャン方式を使う)ことで決済を完了できます。QRコード決済だとわざわざキャッシュカードを手元から出す必要すらありません。

プリペイドカードアプリを使えば、QRコード決済のようにQRコードやバーコードを画面に表示するだけで決済が完了します。プリペイドカードよりさらに利便性が高くなるので、プリペイドカードしか持っていない方にもおすすめです。

また自店舗アプリを制作して、その自店舗アプリの中で自店舗独自のプリペイドカードをデジタルで発行することもできます。この方法だと自店舗専用のロイヤリティプログラム(ポイントカードやスタンプカード制度など)と併用できる上に、さまざまなメリットがあります。詳しくはこれから説明します。

関連記事:来店ポイントって使ってる?キャッシュレス時代の変化。

プリペイドカードをQRコード・バーコードで支払う仕組み

プリペイドカードアプリの支払いは、多くの場合、アプリ画面に表示したQRコードやバーコードをレジで読み取ってもらう方式です。コードには会員番号にあたる情報が入っており、読み取りと同時にサーバー上の残高から代金が引かれます。

残高はスマホ本体ではなくサーバー側で管理されているため、機種変更をしてもログインし直せば残高を引き継げるサービスがほとんどです。コードが一定時間で切り替わる仕組みを採用しているものも多く、画面を撮影されて不正利用されるリスクを抑えています。

QRコード決済には、お客様が画面を提示する「ストアスキャン方式」と、店頭のQRコードをお客様が読み取る「ユーザースキャン方式」があります。プリペイドカードをQRコードやバーコードで使う場合は、レジのスキャナーで読み取れる前者が一般的です。

会員証やポイントカードも同じ画面にまとめる方法は「デジタル会員証とは?導入メリット・主要機能・作り方と店舗アプリでの活用法を解説」で紹介しています。

プリペイドカードアプリの使い方

使い方はどのサービスもおおむね共通で、次の4ステップです。

  • アプリをダウンロードし、会員登録をする
  • 手持ちのカードを登録する、またはアプリ内で新しく発行する
  • クレジットカードや店頭レジで残高をチャージする
  • 会計時にQRコード・バーコードを提示して支払う

 

残高が少なくなると自動で入金される「オートチャージ」に対応したアプリもあります。チャージのたびにポイントやボーナスが付くサービスも多いので、よく行くお店のアプリほど使うメリットが大きくなります。

プリペイドカードアプリにすることでこう変わる

プリペイドカードアプリには、どのようなメリットがあるのでしょうか。今からユーザー側と店舗側に分けて説明していきます。

ユーザー側には、次のようなメリットがあります。

お店で入金しなくてもよい

プリペイドカードは、残高が足りない場合やなくなった場合、お店で現金を店員に渡して、渡した分の金額をチャージしてもらうなどの手間がかかります。普段使いされる方にとって、チャージの手間はなるべくかけたくないものです。

プリペイドカードアプリを利用すると、お客様はお店で入金しなくても、アプリと紐づけたクレジットカードなどから必要なときにいつでもお金をチャージできます。

プリペイドカードアプリより簡単にチャージできるのが、プリペイドカードアプリのメリットです。

カードを持ち歩かなくてよい

プリペイドカードは、お財布の中に入れて持ち歩きます。しかしお財布の中にたくさんのポイントカードなどが入っている場合、出す手間すら面倒くさい、と思うお客様もいらっしゃいます。

プリペイドカードアプリを利用すると、お客様は普段持ち歩いているスマホだけで決済を完了できます。カードを持ち歩かなくてよい分紛失の心配も減りますし、お財布から出すよりもさらに簡単に決済できます。

お客様の使い勝手の点から考えても、プリペイドカードアプリにはメリットがあります。

チャージ履歴が残り、会員ランクアップもできる

プリペイドカードアプリには、チャージ履歴が残ります。ですから細かく家計の管理をしたいときにも、「今月はこのくらいチャージした」などを参考に、出費計算もできます。

またチャージ金額や決済金額などを条件に、会員制度を設けてランクアップなどの仕組みも作れます。

会員制度などがあると、お客様は会員ランクアップを狙って自店舗に来店してくれやすくなるので、リピーター創出に効果的です。

ランク制度は、上位ランクほどチャージ時のボーナス率を高くする設計が定番です。「あと少しで次のランク」が見える画面を用意しておくと、来店やチャージの後押しになります。

関連記事:顧客ロイヤリティとは?意味・測定方法・向上施策・成功事例まで徹底解説

店舗側では、次のようなメリットがあります

ユーザーごとにアプリ経由で通知を出せる

プリペイドカードアプリは、自店舗アプリ内でも提供できます。自店舗アプリの機能は、プリペイドカードだけではありません。プッシュ通知などの仕組みを併用すると、集客効果がさらに上がります。プッシュ通知では、さまざまな通知をリアルタイムで発信できます。

例えばプリペイドカード還元率5%アップセールを開催したいという場合は、「プリペイドカード還元率5%アップセールのお知らせ」と銘打ってプッシュ通知を出せば、お客様が集まってくれます。

さらにユーザーの属性に合わせて通知を出せるので、プリペイドカードの使用金額が高いお客様には、「指定金額以上のお買い物で20%残高還元」などの通知を送れば、自店舗の「ロイヤルユーザー(自店舗と関係の濃いリピーター)」になってくれる可能性が高まります。

残高が一定額を下回ったお客様にチャージを案内したり、しばらく来店のないお客様へ残高が残っていることを知らせたりと、プリペイドならではの通知も来店のきっかけになります。

関連記事:アプリのプッシュ通知マーケティング|効果を高める活用術とメリットを解説

プリペイドカードの利用率が上がり、リピーターを作りやすい

先ほども言ったように、プリペイドカードアプリは使い勝手がよいです。そして単なるプリペイドカードよりも、お客様の利用頻度が高まりやすくなります。

お客様の利用頻度が上がると、お客様は自然に自店舗に何度も来店してくれるようになります。そしてリピーターとして囲い込みやすくなります。

このようにプリペイドカードよりもプリペイドカードアプリの方が、集客効果を高められます。

残高が残っているお店には、自然と「次もあそこで使おう」という気持ちが働きます。チャージ残高そのものが再来店の理由になる点は、ポイントカードやクーポンにはないプリペイドの強みです。囲い込みの考え方は「囲い込みとは?顧客の離脱を防ぐ戦略・施策と店舗アプリの活用法を解説」もご覧ください。

カードの新規発行コストがなくなる

現在ではプリペイドカードを安く自店舗で発行できるサービスも登場しており、今までプリペイドカードを発行できなかった小規模の店舗でも導入が進んでいます。しかしカード発行費用はかかるので、コスト的に導入を足踏みしているところもまだあるでしょう。

自店舗アプリの中にプリペイドカードを表示できるようにすれば、プリペイドカードを物理的に用意する必要はありません。新規発行コストがなくなるので、「プリペイドカードを発行するのはカード代がかかるから、導入しにくい・・・」といった店舗でも導入しやすいです。

カードの在庫管理や、紛失時の再発行対応が不要になるのも助かる点です。券面デザインの変更や季節限定デザインの追加も、アプリなら印刷を待たずにすぐ反映できます。

関連記事:スマホ決済が当たり前の時代に!キャッシュレス化していない店舗は損をする?

関連記事:店舗アプリの導入効果とは?メリット・デメリットと成功事例を解説

前受金で資金繰りが安定し、決済手数料も抑えられる

ハウス型のプリペイドは、商品を提供する前に代金を受け取る「前受金」にあたります。チャージされた時点で現金が入るため、仕入れや人件費の支払いに余裕が生まれ、資金繰りが安定しやすくなります

クレジットカードやQRコード決済では、売上に対して2〜3%台の決済手数料がかかるのが一般的です。自社プリペイドでの支払いにはこの手数料がかからないため、プリペイド払いの比率が上がるほど利益率の改善につながります(クレジットカードでのチャージ分やシステム利用料は別途かかります)。

プリペイドカードアプリのデメリットと注意点

メリットの多いプリペイドカードアプリですが、導入・利用の前に知っておきたい注意点もあります。ユーザー側と店舗側に分けて確認しておきましょう。

ユーザー側の注意点

チャージした残高は、原則として現金に払い戻せません。使い切れない金額を入れすぎないことが大切です。残高に有効期限を設けているサービスもあるため、しばらく使わない場合は期限を確認しておくと安心です。

スマホの電池切れや通信障害のときに支払えない可能性がある点も、カード型との違いです。よく使うお店では、念のため別の支払い手段も用意しておきましょう。

店舗側の注意点(資金決済法への対応)

店舗が自社プリペイドを発行する場合、資金決済法の「前払式支払手段」にあたります。自店舗だけで使える自家型では、毎年3月末・9月末時点の未使用残高が1,000万円を超えると、財務局への届出が必要です。

届出後は、未使用残高の2分の1以上の額を発行保証金として供託するなどの義務が生じます。なお、有効期限を発行から6か月以内とする場合は法律の適用対象外です。規模が大きくなりそうな場合は、早めに専門家や管轄の財務局へ相談してください。

参考:財務省関東財務局「前払式支払手段(商品券・プリペイドカード等)関係」

あわせて、スタッフへのレジ操作の周知や、チャージ・返金対応のルールづくりも欠かせません。レジとの連携方法は「POS連携(POSレジ連携)とは?アプリと連動させるメリットや連携方法・費用、導入手順を解説」を参考にしてください。

プリペイドカードアプリ活用事例

ここからは、プリペイドカードアプリの活用事例をご紹介していきます。

スターバックス ジャパン公式モバイルアプリ

コーヒーチェーン大手「スターバックス」では、「スターバックスジャパン公式モバイルアプリ」を提供しています。

スターバックスではプリペイドカード「スターバックスカード」も提供しており、スターバックスジャパン公式モバイルアプリにスターバックスカードを登録できます。登録すると「Starbucks Rewards」というロイヤリティプログラムに参加して、コーヒー豆や飲み物などと交換できるチケットを獲得できたりします。

またスターバックスジャパン公式モバイルアプリからバーコードを表示して、プリペイドカードアプリとしても利用できるようになります。

スターバックスジャパン公式モバイルアプリの魅力はこれだけではありません。最寄りの店舗を検索したりと他の機能も利用できますし、最近では「Mobile Order & Pay」という新機能も追加されました。

Mobile Order & Payではアプリから事前予約を行うことで、店舗で指定時間にレジに並ばず商品を受け取れます(対象店舗は順次拡大予定)。

あなたの店舗でもプリペイドカード機能だけでなく、ロイヤリティプログラムなど他機能と連携させながら自店舗アプリを提供すれば、集客効果が高まります。

スターバックスのアプリが支持されているのは、支払い・ポイント・注文が1つのアプリで完結するからです。プリペイド機能を単体で用意するよりも、来店のたびに開く理由を増やしたほうが、チャージ残高も利用回数も伸びやすくなります。

関連記事:モバイルオーダーとは?仕組み・種類・メリットから導入手順まで店舗向けに解説

ドトール バリューカード(DVC)アプリ

スターバックと同じくコーヒーチェーン大手の「ドトールコーヒー」では、「ドトール バリューカード(DVC)アプリ」を提供しています。

ドトール バリューカード(DVC)アプリでは、ドトールで提供しているプリペイドカード「ドトール バリューカード」を登録できます。そしてプリペイドカードアプリとして、スマホだけでドトールコーヒーのお買い物を済ませられます。またクレジットカードチャージが可能で、いつでもどこでも残高をチャージできるので便利です。

さらに会員登録時にお気に入りにした店舗からセールなどの通知が来るので、お得な情報を見逃さずに済みますし、「ご当地カードコレクション」というユニークな機能も搭載しています。

ご当地カードコレクションではユーザーのスマホ位置情報からどの地域のドトールコーヒーにいるか特定して、指定地域の限定カードデザインをアプリでプレゼントするという機能です。

コレクションできるというのはロイヤリティプログラムとしても効果的で、出張や観光の機会にドトールコーヒーに立ち寄ってくれるお客様の数も増やせます。

あなたの店舗でもドトールコーヒーのようにクレジットカードでチャージできる仕組みにすれば、簡単にプリペイドカードをチャージしたいお客様の要望をクリアできます。またご当地カードコレクションのような、ユニークなロイヤリティプログラムを提供するのも手です。

ドトールの支払い方法とバリューカードの位置づけ

ドトールの支払い方法は、現金のほかクレジットカード、交通系ICなどの電子マネー、QRコード決済と幅広く用意されています(店舗により異なる場合があります)。そのなかでドトール バリューカードは、チャージ時と支払い時の両方でポイントが貯まる自社プリペイドとして位置づけられています。

年間の購入金額に応じて会員ランクが上がり、チャージ時のポイント付与率が最大10%まで高まるのも特徴です。会計時は「バリューカードで」と伝え、カードまたはアプリのバーコードを提示するだけで支払えます。

他の決済手段が充実していても、自社プリペイドを選ぶ理由をポイントとランクで作っている好例といえます。中小規模の店舗でも、チャージ特典とランク制度の組み合わせは十分に取り入れられます。

店舗がプリペイドカードアプリを導入する手順

自店舗のプリペイドカードアプリは、次の流れで導入するのが一般的です。

  • 目的を決める(客単価アップ、来店頻度アップ、決済手数料の削減など)
  • チャージ特典と会員ランクを設計する
  • アプリとレジ(POS)の連携方法を確認する
  • 店頭POPやスタッフの声かけで登録を促す
  • チャージ額・利用率・再来店率を見ながら特典を見直す

 

なかでも成果を左右するのがチャージ特典の設計です。「5,000円のチャージで250円分のボーナス」のように、まとまった金額を入れるほど得になる仕組みにすると、客単価と来店頻度の両方を押し上げやすくなります。還元率は利益率と相談しながら、無理のない範囲で決めましょう。

ポイント制度と組み合わせる場合は「ポイントシステムの導入とは?仕組み・メリット・選び方・成功のコツを解説」、開発にかかる費用感は「アプリ開発の費用相場はいくら?種類別の内訳・見積もりのコツとコスト削減法を解説」もあわせてご覧ください。

まとめ

今回はプリペイドカードアプリについて、プリペイドカードのそもそもの定義やメリット、活用事例なども含めてご紹介してきました。

プリペイドカードアプリはキャッシュレス決済の一つとして、導入すると政府から支援を受けられます。今後はプリペイドカードの導入店舗も増えていくでしょう。

※キャッシュレス・ポイント還元事業など、公開当時の支援策はすでに終了しています。最新の補助金・支援制度は、経済産業省や自治体の情報をご確認ください。

そしてプリペイドカードをアプリで提供すれば、自店舗アプリの他機能と連携できて大変効果的です。この記事で気になった方は、ぜひプリペイドカード機能を含めた自店舗アプリの制作を検討してみてください。

プリペイドカードアプリは、お客様にとってはスマホひとつで支払える手軽さ、店舗にとっては前受金による資金繰りの安定・決済手数料の削減・リピーターづくりを同時にかなえる仕組みです。QRコードやバーコードを提示する支払いに慣れたお客様が増えた今、導入のハードルは以前より下がっています。

弊社では自店舗アプリ制作サービス「店舗アプリ」を提供しています。プリペイドカード機能はもちろんのこと、プッシュ通知やポイントプログラムなどさまざまな機能を搭載したアプリをリーズナブルに制作いたします。ご興味のある方は下記リンクから弊社にお問い合わせをお願いいたします。

搭載できる機能は機能一覧のページでご確認いただけます。

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