アプリの受託開発とは?請負と準委任の違い・費用相場と依頼先の選び方を解説
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アプリを作りたいものの、社内に開発できる人材がいない。この状況で選ばれるのが受託開発です。要件定義から設計、実装、テスト、納品までを外部の会社に一括して任せられるため、専門知識がなくても目的に合ったアプリを持てます。
つまずきやすいのは契約の部分です。請負契約と準委任契約では、責任の所在も報酬の支払い方も変わります。ここを理解しないまま契約すると、仕様変更のたびに追加費用が発生したり、想定と違う成果物が納品されたりする事態につながります。
本記事では、受託開発の定義と自社開発との違いから、2つの契約形態の使い分け、メリットとデメリット、費用相場と期間、依頼から納品までの流れ、依頼先を選ぶポイントまでを順に整理します。
まずは記事全体の要点を、確認したいポイントごとに整理しました。
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確認したいポイント |
結論 |
詳細 |
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受託開発とは何か? |
外部にアプリ開発を委託する形態 |
要件定義から設計、実装、テスト、納品までを開発会社が一括して担う。 |
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自社開発との違いは? |
社内で作るか外部に任せるか |
人材の採用や育成が不要な反面、ノウハウは社内に残りにくくなる。 |
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契約形態は何がある? |
請負契約と準委任契約の2種類 |
完成責任を負うのが請負、業務の遂行に責任を負うのが準委任となる。 |
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どちらの契約を選ぶ? |
工程によって使い分けるのが基本 |
要件が未確定な上流は準委任、仕様が固まった実装以降は請負が向く。 |
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費用相場はいくら? |
数十万円から1,000万円以上 |
Webアプリは50万〜500万円程度、基幹システムは500万円以上が目安。 |
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デメリットは何か? |
費用と仕様変更への弱さ |
契約範囲外の作業は追加費用になり、後半の変更ほどコストが膨らむ。 |
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依頼先の選び方は? |
実績・内訳・保守・権利の4点 |
自社に近い実績があり、成果物の権利帰属まで明示できる会社を選ぶ。 |
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他に選択肢はある? |
既存サービスの活用や内製との併用 |
定番機能で足りるならプラットフォーム型のほうが早く安く導入できる。 |
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アプリの受託開発とは何か
受託開発とは、発注者の要望に基づいてアプリやシステムを開発し、完成物を納品する業務形態を指します。開発リソースやノウハウを持たない企業でも、オーダーメイドのアプリを持てる点が最大の特徴です。
この章では、混同されやすい言葉との違いを整理し、自社開発や他の委託形態との位置づけを明確にします。
受託開発と委託開発は視点の違い
同じ取引を指していても、立場によって呼び方が変わります。仕事を引き受ける側から見れば受託開発、依頼する側から見れば委託開発です。
記事や提案書によって表記が揺れるのは、この視点の違いによるものです。内容としては同じ取引を指していると理解しておけば、資料を読むときに混乱せずに済みます。
自社開発(内製)との違い
自社開発は、社内のエンジニアが設計から実装までを担う方式です。ノウハウが社内に蓄積され、機密情報も外部に出さずに管理できるという利点があります。
採用と育成には相応の時間と費用がかかります。今すぐ公開したい、専門人材を抱える予定がないという状況であれば、受託開発のほうが合理的です。まず受託で立ち上げ、運用を内製に切り替えるという段階的な進め方もあります。
判断に迷う場合は、3年分の総額で比べてみてください。外注費と、人材を採用した場合の人件費や環境整備の費用を並べると、自社にとってどちらが現実的かが数字で見えてきます。
SESやラボ型との違い
SESは、エンジニアの稼働時間に対して報酬を支払う形態です。成果物の完成ではなく、業務の遂行そのものが契約の対象になるため、社内に指揮を執れる人材がいることが前提になります。
ラボ型は、一定期間チームを確保して継続的に開発を進める形態です。仕様が流動的なサービスや、公開後も改善を続ける前提のプロジェクトと相性がよくなります。
受託開発は、完成物の納品を目的とする点でこれらと異なります。求めるものが明確に決まっているなら受託開発、人手や知見を補いたいならSESというのが基本的な選び分けです。
受託開発の契約形態を理解する
受託開発では、請負契約と準委任契約のどちらかを結びます。責任の所在と報酬の支払い方が根本的に異なるため、内容を理解したうえで選ぶ必要があります。
請負契約の特徴
仕事の完成を約束し、その対価として報酬が支払われる契約です。受託側は成果物を完成させる義務を負い、発注側は検収を経て報酬を支払います。
完成物が契約内容と異なる場合、発注側は修正や損害賠償を求められます。合意した範囲に対して受託側が完成責任を負うため、品質面での安心感を得やすい形態です。
予算が固定されるため、社内の調整もしやすくなります。反面、契約範囲外の作業は基本的に追加費用となり、後の工程での変更ほどコストが膨らみます。
準委任契約の特徴
業務の遂行そのものに責任を負う契約です。成果物の完成義務はなく、専門家として適切に作業を進めることが求められます。
報酬は稼働した時間や期間に応じて発生するのが一般的です。仕様変更や優先順位の見直しに柔軟に対応できるため、要件が固まっていない段階や、公開後の継続的な改善と相性がよくなります。
工程ごとに使い分けるのが基本
実務では、開発全体を1本の契約にまとめず、工程ごとに分けて締結する方法が推奨されています。何を作るかが決まっていない企画や要件定義の工程は準委任、仕様が固まった実装以降は請負という組み合わせです。
情報処理推進機構(IPA)は、外部委託の際に参照できる契約書のひな型と解説を公開しています。反復的に進めるアジャイル開発を想定した版も用意されており、どの工程にどの契約が向くかを客観的に確認できます。
参照元:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「情報システム・モデル取引・契約書(アジャイル開発版)」 https://www.ipa.go.jp/digital/model/agile20200331.html
工程を分けることには、見積もりの精度を上げる効果もあります。前の工程が終わるたびに次を見積もり直せば、不確実な段階でリスク分を上乗せされた金額を払う必要がなくなります。
契約前に確認しておく項目
成果物の定義、検収の方法と期間、支払い条件は必ず明記してもらいましょう。何をもって完成とするかが曖昧だと、納品の場面で認識が食い違います。
仕様変更が発生したときの手続きも重要です。誰が承認し、費用と納期にどう反映するかというルールが文書化されていれば、そのつど交渉する手間がなくなります。
再委託の可否も確認しておきたい項目です。受託先がさらに第三者へ委託する場合、情報漏えいのリスクが増え、品質管理も難しくなります。認める場合は、事前の書面による承諾を条件とするなどのルールを設けておきましょう。
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契約や見積もりで不安な点も、ご相談ください 対応範囲、保守の内容、費用体系をあらかじめ明示したうえでご提案します。不明な点は着手前にすべてお伝えします。 オンラインでの相談に対応しており、比較検討の段階からのご相談も歓迎しています。 |
受託開発のメリット
選ばれる理由は、リソースと専門性を短期間で確保できる点にあります。社内に人材がいない状態からでも、目的に合ったアプリを持てるのが本質的な価値です。
専門的な知見をそのまま使える
技術の選定、データベースの設計、セキュリティ対策など、独学では時間のかかる領域を経験者に任せられます。過去の類似案件で得た知見も活かしてもらえます。
構想段階から相談できる点も価値があります。実現したいことが技術的に可能か、もっと簡単な方法はないかといった判断を、実装の前段階で仰げるのは自社開発にはない強みです。
予算と納期が確定しやすい
請負契約であれば、あらかじめ決められた金額で契約を締結できます。社内の他部門との予算調整も進めやすくなり、予期せぬ追加コストも避けやすくなります。
納期についても、契約時点で完成時期が定まります。事業計画や資金繰りを安定させるという観点でも、受託開発は管理しやすい選択肢です。
採用と育成のコストが不要
社内でアプリを開発するには、エンジニアやデザイナーの採用、育成、開発環境の整備が必要です。人材が定着しなければ、投資が無駄になるリスクもあります。
受託開発であれば、必要な期間だけ体制を確保できます。開発が終わった後の人員の処遇を考える必要がない点は、単発のプロジェクトでは大きな利点になります。
受託開発のデメリットと対策
外注には固有のリスクもあります。事前に把握して手を打っておけば、大半は回避できる問題です。
費用が高くなりやすい
人件費が中心となる構造上、機能が増えれば金額も比例して上がります。専門性の高い人材が関わるほど単価も上がるため、総額は自社開発より高く見えることがあります。
対策は、初回の機能を絞り込むことです。必須の機能だけで公開し、反応を見てから追加していく進め方にすれば、使われない機能への投資を避けられます。
費用の内訳や人月の考え方は、こちらでさらに詳しく解説しています。アプリ開発の費用相場はいくら?内訳・人月の計算方法とコストを抑える方法を解説
仕様変更に弱い
請負契約では、契約時に合意した範囲が基準になります。途中で仕様を変えたい場合、設計からやり直しになることもあり、費用と納期の両方に響きます。
テストの段階で大幅な変更を求めると、影響範囲の調査だけで相当な工数がかかります。要件定義の段階で必要なものを出し切っておくことが、最も効果的な予防策になります。
企画の詰め方や仕様変更を防ぐ考え方は、こちらで解説しています。アプリ開発の手順と企画の考え方|仕様変更の注意点や成功のコツ
ノウハウが社内に残らない
開発の過程や判断の背景が社内に共有されないまま完成することがあります。技術の選定理由が分からなければ、将来の改修や運用で判断ができません。
対策として、設計書などの成果物を納品物に含めてもらいましょう。管理画面の操作だけでも自社で行える体制にしておけば、日々の運用で外部に依存せずに済みます。
依頼先を変えにくくなる
成果物の権利やソースコードの所在が曖昧だと、改修を頼めるのが1社だけという状態になります。交渉力を失い、保守費の見直しも難しくなります。
契約段階で、著作権とソースコードの帰属を明確にしておきましょう。開発会社が撤退した場合に備え、資料の引き継ぎ条件も決めておくと、将来の選択肢を残せます。
受託開発の費用相場と期間
費用は機能の数と規模でほぼ決まります。開発費だけでなく、公開後に継続してかかる費用まで含めて計画することが、予算超過を防ぐ前提になります。
規模別の費用相場
シンプルな構成のWebアプリであれば、50万円から500万円程度が目安です。会員機能や管理画面を備えた業務支援系のアプリでは、300万円から800万円程度になります。
基幹システムの構築や大規模なサービスでは、500万円から1,000万円以上を見込む必要があります。外部システムとの連携が入ると、要件定義の段階から工数が積み上がるため、金額も上振れしやすくなります。
iOSとAndroidの両方に対応する場合は、対応範囲がそのまま費用に反映されます。予算が限られるなら、顧客層の多い側から公開する方法もあります。
iOSに絞って外注する場合の相場と選び方は、こちらで解説しています。iPhoneアプリ開発の代行費用はいくら?料金相場と外注先の選び方を解説
費用の内訳と期間の目安
開発費の大部分は人件費で、人月単価×必要人数×開発期間という計算で算出されます。加えて、サーバーやクラウドの利用料、ライセンス費用、ストアの登録料といった諸経費が発生します。
期間は、小規模なアプリで3か月前後、中規模で4か月から6か月程度が目安です。要件定義に十分な時間を取るほど、後の工程の手戻りは減ります。急いで上流を短縮すると、結果的に全体が長引きます。
公開後にかかる保守運用費
納品が終われば費用が止まるわけではありません。年間で開発費の10〜20%程度の保守運用費がかかると考えておくのが実務的な感覚です。
サーバー費、OSアップデートへの対応、不具合修正、機能改修が継続的に発生します。保守契約の範囲がどこまでかを契約前に確認しておかないと、障害対応のたびに個別見積もりとなり、対応も後回しにされがちです。
保守費用の相場と削減の考え方は、こちらで詳しく整理しています。アプリの保守費用・維持費はいくら?運用コストの相場・内訳と削減のコツを解説
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費用と期間の目安を、具体的な条件でお伝えします 業種、必要な機能、対応範囲、公開希望時期をお聞かせいただければ、現実的なスケジュールと総額をご提示します。 累計1,000社の導入実績をもとに、無理のない進め方をご提案します。 |
依頼から納品までの流れ
全体像を把握しておくと、どの段階で何を決める必要があるかが見えてきます。判断が遅れると、その分だけ納期がずれるという前提で臨んでください。
ステップ1:相談とヒアリング
候補となる会社へ問い合わせ、実現したい内容を伝えます。目的、必要な機能とその優先度、予算、公開希望時期をまとめた資料を用意しておくと、初回から具体的な話に入れます。
この段階で、担当者の理解の速さや質問の的確さを観察しておきましょう。要件の抜けを指摘してくれる会社は、実装段階でも頼りになります。
依頼の流れや事前に決めておくべきことは、こちらで解説しています。アプリ開発を依頼するには?依頼の流れや開発費用、事前に決めておくべきこと
ステップ2:提案と見積もりの比較
各社から提案書と見積もりを受け取り、比較します。金額だけでなく、提案されている進め方、工程ごとの内訳、対応範囲、体制を並べて確認してください。
相見積もりを取る際は、全社に同じ資料を渡すことが前提です。内訳の項目と形式を揃えて提出するよう依頼すると、横並びでの比較がしやすくなります。
ステップ3:契約の締結
依頼先を決めたら契約に進みます。成果物の定義、検収の方法と期間、支払い条件、仕様変更時の手続き、権利の帰属、再委託の可否を確認します。
秘密保持契約の締結も忘れないでください。顧客情報や社内資料を渡す以上、情報管理の取り決めは着手前に済ませておくのが原則になります。
ステップ4:要件定義から開発
実装できる粒度まで仕様を固め、設計、実装、テストへと進みます。この期間中も、発注側の担当者は定例の打ち合わせに参加し、画面や仕様を確認する役割を担います。
質問への回答が滞ると、そのまま進行が止まります。判断できる権限を持った担当者を窓口に置くことが、納期を守るうえで重要になります。
ステップ5:検収と納品
完成したアプリが要件を満たしているかを、発注側が確認する工程です。要件定義書と照らし合わせ、一つずつ動作を確かめていきます。
この確認をもって検収となり、報酬の支払いが確定します。期間と担当者を事前に確保しておかないと、確認が不十分なまま検収してしまうことになるため、スケジュールに組み込んでおきましょう。
ステップ6:運用と保守
公開後は、不具合の修正やOSアップデートへの対応が発生します。保守を同じ会社に依頼するのであれば、別途契約を締結することになります。
運用の主体は発注側に移ります。指標を確認するサイクルと、改善要望を集める窓口を決めておくと、公開後の運用が回り始めます。
受託開発の依頼先を選ぶポイント
依頼先によって、費用も品質も進行の速さも変わります。金額の比較だけで決めると、納品後に困ることになりやすいため、複数の観点で判断してください。
自社に近い開発実績があるか
最初に見るべきは実績です。重要なのは件数の多さではなく、自社が作りたいものと似た業界や機能の実績があるかという点になります。
同じアプリ開発でも、ECと業務管理と決済では必要な知見がまったく異なります。実績が近ければ、業界特有の要件を説明する手間が省け、想定される課題も先回りして提案してもらえます。
見積もりの内訳が工程別に出ているか
要件定義、設計、デザイン、実装、テストという工程ごとに金額が分解されているかを確認します。総額だけが書かれた見積もりは、比較の材料として使えません。
相場より極端に安い場合は理由を聞いてください。要件定義が簡略化されていたり、修正がすべて別料金だったりすることがあり、結果的に総額が膨らむ原因になります。
再委託の体制と自社開発の比率
受注した案件をどこまで自社で開発しているかを確認しましょう。大部分を再委託している場合、品質の管理も進行の把握も難しくなります。
窓口となる担当者が誰かも重要です。営業担当だけが窓口で、開発チームと直接話せない体制だと、細かい要望の伝達に時間がかかり、認識のずれも生まれやすくなります。
成果物と権利の帰属が明確か
納品物に何が含まれるかを、契約前に一覧で確認します。動くアプリだけでなく、設計書やテストの記録が含まれるかどうかで、将来の改修のしやすさが変わります。
著作権とソースコードの帰属も明示してもらいましょう。開発した仕組みが競合他社にそのまま使われないよう、取り扱いを定めておくことも重要です。
依頼先を比較する際の具体的なチェック項目は、こちらにまとめています。店舗アプリ開発会社の選び方|プラットフォーム型アプリが選ばれる理由とは
保守の対応範囲と体制
納品後にどこまで対応してもらえるかを確認します。障害対応だけを指すのか、軽微な改修まで含むのかによって、実際に必要となる追加費用は変わります。
対応の時間帯や連絡手段も決めておきましょう。サービスが止まったときにどれだけの速さで対応してもらえるかは、事業への影響を左右する要素になります。
実際の利用者による評価や料金の比較は、こちらで確認できます。店舗アプリ作成サービスの口コミ・評判まとめ|どのサービスを選べばいいか料金や機能を比較
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他社との比較検討中の方も、お気軽にご相談ください 必要な機能の整理、費用の目安、既存アプリからの乗り換えまで、検討段階のご相談に対応しています。 リプレイス案件の実績も多数ございます。今のアプリで成果が出ていない場合もご相談ください。 |
受託開発以外の選択肢も検討する
目的によっては、オーダーメイドで作ること自体が最適でない場合があります。実現したい機能が一般的なものであれば、既存のサービスで足りる可能性を先に確認しておきましょう。
プラットフォーム型のサービスを使う
集客やリピート促進が目的であれば、必要な機能は多くの企業で共通しています。クーポン配信、スタンプカード、会員証、通知、来店分析といった機能が完成した状態で提供されているサービスがあります。
設定作業だけで導入できるため、費用と期間を大きく圧縮できます。フルスクラッチなら数百万円かかる部分が、使える状態で提供される仕組みです。ストア申請の代行や公開後のサポートまで含まれるものも多くあります。
プラットフォームを使う利点と注意点は、こちらにまとめています。アプリプラットフォーム開発のメリット|低コストで導入する秘訣
受託開発と内製を組み合わせる
すべてを外注する必要はありません。設計と実装は受託開発に任せ、公開後の運用は自社で担うという分担であれば、費用を抑えながらノウハウも蓄積できます。
段階的に切り替える方法も現実的です。まず受託で立ち上げ、体制が整った段階で内製へ移すという順序なら、初期の速さと長期の自律性を両立できます。
まとめ
アプリの受託開発は、要件定義から納品までを外部の会社に一括して任せる形態です。社内に開発リソースがなくても、オーダーメイドのアプリを持てる点が最大の価値になります。
契約形態は請負と準委任の2種類で、責任の所在も報酬の支払い方も異なります。要件が未確定な上流工程は準委任、仕様が固まった実装以降は請負という工程ごとの使い分けが実務的な進め方です。
費用はWebアプリで50万円から500万円程度、基幹システムでは500万円以上が目安になります。公開後も年間で開発費の10〜20%程度の保守運用費がかかるため、3年から5年の総額で判断してください。
依頼先の選定では、自社に近い実績、工程別の見積もり、再委託の体制、成果物と権利の帰属、保守の範囲という5つを確認します。定番の機能で目的を達成できるなら、既存のサービスを使うほうが早く安く済む場合もあります。まずは実現したいことを書き出すところから始めてみてください。
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依頼先選びの第一歩を、無料の資料と相談から始めませんか 導入事例、機能一覧、料金プラン、公開までのスケジュールをまとめた資料を無料でご用意しています。 「どの進め方が自社に合うか」の段階からご相談いただけます。比較検討中の方も歓迎です。 |
この記事を監修した人
店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。
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