2023.08.04

飲食店の売上アップにつながるアイデア10選!ポイントカードや自社アプリ導入など

売上アップは即時実現するものではないため、厳選して施策を実行して効果を図っていかなければいけません。飲食店で売上増加を実現するためには、まず何が売上を構成しているのか、そしてそこから売上増加の要因がどこにあるのかなどを知っておきましょう。

さらに具体的な施策手法を知り、そこからコストや特徴を考えてどの方法を実行するのか検討する必要もあります。

この記事では飲食店の売上アップの視点において、そのポイントや手法などを解説します。

 

飲食店の売上をあげるには?飲食店の売上とは

 

まずは飲食店の売上について、基本的な事項を説明していきます。

 

飲食店の売上を構成する要素

 

飲食店の売上は、「来店客数×客単価」で計算することが可能です。来店客数は「席数×回転率×稼働率」で出すことができ、客単価については平均値を算出する必要があります。

たとえば5月の来店客数が1,000人で客単価が800円ならば「1,000×800=80万円」が月間の売上ということです。ちなみに、来店客数は細分化できます。具体的には「消費者数×認知率×配荷率」で来店客数が算出可能です。

消費者数は自店舗のターゲットとなりうる人の全体数であり、認知率はそのうち自店舗を知っている人の数です。そこに配荷率、つまり実際に来店ができる人の割合を掛けて実際の来店数を割り出します。

来店客数自体は直接カウントできるので、一見細分化してさらに細かく内容を確認する必要性はないように感じますが、

  • 母数として消費者数が多くても認知率や配荷率が増えるとは限らない
  • 認知率が高くても上手く配荷率へ転換できない可能性もある

というケースも考えられるので、細かい内容を確認することも重要です。

想定される来客数に届かなかった場合は上記のような細分化を行い、どこに問題が起こっているのかをよく考えると施策改善等へつなげやすくなるでしょう。

 

 

売上アップを目指すために必要な3つのこと

 

売上アップを飲食店において目指すためには、次の3つの項目を確認しておく必要がありま

す。

 

来客数を増やす

売上を増加させるには根本的なユニーク来客数を増加させるのも重要です。

しかしそれ以上に、平均購入単価が多い顧客を中心としてリピーター化を促進して、来店頻度を上げることがそれ以上に重要になってきます。

新規顧客の獲得が難しくなっている今、リピーターの価値は一気に跳ね上がりました。一般的な法則でも、リピーターが飲食店等にもたらす価値が証明されています。

たとえば「パレートの法則」では、「2割のリピーターが8割の売上を作り出す」ということが説明されています。また「1:5の法則」という、「新規顧客の獲得には認知を1から行うといった負担があり、リピーター獲得の5倍のコストが発生する」という法則もマーケター業界では一般的に有名な説です。

こういった法則から考えても、新規顧客獲得を継続しながらそれを離脱へつなげずに、上手くリピーターへ誘導して来店頻度を上げるのが重要なことがわかるでしょう。

さらに満足いく体験によって来店頻度が増えるように、顧客満足度についても分析する必要があります。

たとえば「NPS」では0~10の評価で自店舗の満足度を計測可能です。9や10の評価を付けてくれる顧客がなるべく増えるように施策を投入していくとよいでしょう。

また、飲食店は、回転率が下がりやすいというデメリットがあります。昼食時や休日といった混みがちなタイミングでは店員の数に対して来店数が多く、完全に対応しきれない事例少なくありません。そうした問題は接客の質悪化や顧客満足度の低下、回転率低下による売上減少などにも影響してしまうでしょう。

回転率を上げるには、店員の数を増やすだけでは不十分です。そもそも予算や店舗スペースなどが限定されている店舗では、おいそれと店員の雇用数を増やすわけにはいきません。

そのためまずは、負担の発生する工程を自動化して効率化するのがポイントになってくるでしょう。

今では予算が限られていても導入が簡単なツールが複数登場しており、中には即時導入できるものも多いのですぐに自動化が実現します。

たとえばセルフレジを導入すれば、決済方法の指定や支払いなどをお客様側で実行できるので負担が減ります。決済を完全にセルフレジ化した店舗も増えてきました。

またテイクアウト工程が多い場合は、システム化してアプリなどで提供することで店員は実店舗の接客や調理などへ集中しやすくなります。さらに決済工程まで自動化できれば店舗で決済する必要性がなくなり、よりスムーズな接客が実現するでしょう。

顧客の来店頻度と回転率をあげることで、来客数は確実に増えていくはずです。

 

客単価を上げる

客単価を上げるにはさまざまな方法がありますが、お客様目線から不当に価格を高く設定し直した、というような印象が出るような施策実行は避けるべきでしょう。

そこでサブスクリプションサービスによる売上確保や、セットメニューのアピールなどの手法がおすすめです。

サブスクリプションサービスとは1か月や1年といった期間で定期購入を行ってもらうことで、特典が受けられるサービスです。追加料金なしでトッピング無料付け放題や、指定メニュー注文し放題といったサービスが有名となっています。

サブスクリプションサービスの魅力は、定期的に売上を確保できることです。確実に設定した金額がお店に入ってきますし、売上の計算もシンプルにできるのがメリットになっています。そしてサブスクリプションサービスの契約中は来店頻度が上がりやすいので、継続して来店を促したい店舗にはおすすめの手法です。

またセットメニューでは指定料理をセットで注文することで割引や特典付与などを行い集客していきます。割引率や特典などを上手く調整すればそのコスト以上に利益が獲得できるので、「単品での注文が多い」といった特徴のある店舗ではぜひ積極的にセットメニューを増やしていきたいところです。

ちなみにメニューの品質を下げずに、仕入れ方法や人件費を削減することで相対的に利益を増やすような施策を実行しているところもあります。単純な客単価アップだけでなく複数の工夫を行って利益を最大化できるようにするとよいでしょう。

 

 

売上アップのアイデアを実践するためのステップ

 

ここからは売上アップのアイデアを実践するためのステップをご紹介します。

 

課題を明確にする

 

まずは売上増加の際、課題となっている部分を明確にしていきます。

売上増加といった目標の最大の障害となっている、足を引っ張っている要素をマーケティングでは「ボトルネック」と言いますが、このボトルネックの部分がどこにあるのかを把握するのが重要です。

たとえば来店客数が多いのに売上が予想より確保できていない場合は、客単価に問題がある可能性が考えられます。追加注文の促進などを行うことで改善が見込まれるでしょう。

ただし、客単価に問題がある場合、

  • 注文数が少ない
  • 単価設定自体が問題

といったように、どこに問題があるのかはさらに細分化して特定すべきです。

このようにどこの要素にどのような問題があるかを特定できていないと、改善目標値なども設定しにくくなるため注意しましょう。

 

 

ターゲットを明確にする

 

次にどのターゲットへ向けて施策を実行して売上を成長させるのかを把握していきます。

たとえば昼休み中のビジネスマンであれば、そこまで時間が確保できないため需要は大きいかもしれませんが、短時間で注文・あるいは店内で喫食ができるメニューを用意する必要があります。またカフェのために店舗へ赴く主婦の需要が大きいと想定される場合は、ゆったりできるようなデザートやコーヒーのメニューを充実させないといけません。

このようにターゲット層に応じて用意すべきメニューや施策は大きく異なります。

ニーズ把握のためにアンケートを収集したり、現在のデータを分析したりして施策の確実性を上げていきましょう。

 

 

効果測定を行う

 

施策を実行した後は、効果測定も行いましょう。実は、効果測定が一番重要な工程とも言えます。

  • 目標値にどれくらい届いたか
  • 届いた場合、届かなかった場合の各要因
  • 追加施策や改善策の検討
  • データの傾向

などが特によく調査すべきです。

そして継続的に施策改善や追加の出来る人員体制を整備していきましょう。最初から複数の施策を投入すると効果分析の負担が増えるので、2〜3個程度に抑えながら最初は分析を実行するのがおすすめです。

 

 

飲食店の売上アップアイデア!すぐに実践できるものから長期的な戦略まで

 

ここからは飲食店の売上アップアイデアを合計10個ご紹介します。

 

ポスティングや看板

 

店舗付近に顧客が多い場合は、直接ポスティングをしてアピールできます。通行客に対して看板等で宣伝を行うのも古くからある手法です。

ただしポスティングに関しては、情報到達率が以前より低下しているので効果が出ない場合打ち切ってもよいでしょう。また看板に関しても手書きするだけでなく、デジタルサイネージで柔軟に情報を出し分けるといったように手法が増えているのでしっかり選定しておくとより効果を得られます。

 

 

期間限定メニューの開発

 

飲食店では季節限定の食材を使ったメニューも提供できます。限定性を出すことで期間限定にはなりますが、集客数を一気に増加させることが可能です。

限定品ならではの味わいたい、注文したいを刺激できる調理を行い見た目でアピールできるとよいでしょう。人気が出れば毎年提供することで、売上を確保しやすくなります。

 

 

テイクアウトやデリバリーサービス

 

テイクアウトやデリバリーサービスの活用は、継続的な売上成長にも影響してきます。

店舗外での注文を増やせるようにサービスならではの特典やメニューを用意しているお店もあります。

テイクアウトは今まで来店飲食への敷居が高かったお客様にもアピールできますし、システムによって工程自動化も可能です。またデリバリーサービスは品質に問題がなければ、従来商圏外だった場所にも商品を届けられるためメリットになります。

 

 

モバイルオーダーやセルフレジ

 

テイクアウトやデリバリーサービスを集約しながら回転率向上などを目指すためには、モバイルオーダーの活用も重要です。

注文から決済までを自動化することで大きな売上アップへつながるでしょう。

セルフレジは導入の際、どこまでシステムによって自動化できるのか考えて導入するのことをおすすめします。

専用機器を導入して店舗へ設置する形になるため、じっくりどこのシステムを導入するのか検討しましょう。

 

 

会員カード・ポイントカード制度

 

来店頻度を上げるためには、会員制度を用意するとよいでしょう。

会員カードやポイントカードを提供して貯められる・使えるようにすることで来店頻度を上げることが可能です。

また限定キャンペーンや特定メニューでの倍率アップといった方策も利用できます。システム上で付与ポイントを調整したりする必要はありますが、来店率アップへつなげられるのでぜひ活用してみてください。

 

 

SNS

 

SNSを活用するためには、どうやったらファンの増える投稿になるのかを検討する必要があります。

投稿する際、

  • 店舗全体の意見として情報を発信する
  • 担当店員ごとに色を出して投稿を行う

といった方法があり、方法によって受ける印象が異なります。SNSでファンを作るという目標を達成するためには面白い色のある投稿をしていく必要がありますが、公式のお願い等は色が出ないほうがよい場合もあります。上手く投稿内容を出し分けてファンを創出していきましょう。

 

 

自社アプリの導入

 

継続して顧客をフォローしてリピーター化するためには、自社アプリの導入も必要です。

自社アプリではプッシュ通知発信やクーポン配布などで確実にタッチポイントを作ることができます。

自社アプリはアプリプラットフォームで導入すると気軽に制作が可能です。

 

 

DMの配信

 

メールなどでDMを配信する方法もあります。

従来はポスティング等で情報を届けていましたが、到達が不確定になっているのでメールといったWebで配信したほうがよいかもしれません。

DMで効果が出ない場合はテキストや画像を変更して検証したり、プッシュ通知での発信に切り替えるといった方法が有効です。

 

 

グルメサイト(ポータルサイト)の利用

 

グルメ系のポータルサイトへ自店舗情報を掲載する方法もあります。

この方法だと集客数が多い有名メディアを介して売上アップが狙えます。

ただし競合が多く効率よく情報が到達しない可能性もありますし、掲載料金も発生します。効果が出ない場合は他の手法へ切り替えるのがよいでしょう。

 

 

AIを活用した接客サービスなど

 

近年ではAIが学習して提案を行ってくれるようなサービスが増えています。

たとえば今までの接客内容から顧客属性を自動分析して、メニューをレコメンドしてくれるサービスが考えられます。EC業界等ではすでに役立てられている方法ですが、モバイルオーダー等でも活用すると客単価アップが狙えるかもしれません。

 

 

飲食店でアプリを導入するなら「店舗アプリDX」

 

飲食店で安価にアプリを導入したい方には、店舗アプリDX版raitenがおすすめです。

プッシュ通知配信やクーポン配布、会員制度の提供などの機能が搭載されたアプリを簡単に導入できます。

継続的にリピーターを増やして客単価を増やしたい店舗にも向いているので、気になる方はぜひお問い合わせください。

お問い合わせフォームはこちら

 

 

まとめ

 

今回は飲食店の売上アップの視点において、そのポイントや手法などを解説しました。

売上は来店客数や客単価、それに来店頻度を基に算出できます。実際には利益などの項目も確認する必要がありますが、上手くコストを削減しながら客単価・来店頻度等を増やしていければ売上改善・増加は可能です。

ぜひアプリ活用などの施策を実行して、売上増加を達成してみてください。

 

活用事例検索
業種カテゴリー
集客事例カテゴリー
関連活用事例
新着活用事例
一覧へ戻る

まずはお気軽にご相談から