アプリのポイント機能とは?ポイントが貯まる仕組みや離脱防止のからくりを紹介

業種全般
公開日:2021.07.30 更新日:2026.07.28
アプリのポイントスコア機能はリピーターを増やすのに最適!ポイントスコア機能の使い方

ポイント制度はユーザーにインセンティブを付与する代表的な手法であり、コンテンツのアクティブ率や回数を上げる、ユーザーのロイヤリティを高めてリピーター化するといった目的を達成するために必要になります。

アプリを運用していく上で、お客様に毎日アプリを使ってもらいたい、アプリを使い続けてほしい、ダウンロード数を増やしたいといったご希望を持たれている方も多いのではないでしょうか。

ポイントスコア機能を活用すればユーザーのアクションに合わせて適切なタイミングでポイントを付与して、ランキング表示といった関連機能も使いながら集客が可能です。

今回はポイントスコア機能の特徴や使い方などをご紹介していきます。「ポイントスコア機能を活用しアプリの活用頻度・価値を高めたい」という方はぜひご覧ください。

ポイント機能は、飲食チェーンやアパレル、スーパーマーケットなど幅広い業種の店舗アプリで導入されており、アプリ起動ポイントの付与やクーポン利用時のポイント加算など、さまざまなアクションに連動させることが可能です。ポイント制度のからくりを理解し、自店舗の目的に合った設計を行うことで、アプリの継続利用率と来店頻度の向上を同時に実現できます。

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ポイントスコアの特徴

アプリでの店舗集客については、アプリをダウンロードいただいた後もユーザーと店舗様との関係性を育成して継続利用につなげることが重要です。

実際に店舗のアプリでポイントスコア機能や、月間ランキング機能などを導入している成功事例として、ケンタッキー公式アプリ、サーティーワン公式アプリ、いきなりステーキ公式アプリ、無印良品公式アプリ、ユナイテッドアローズ公式アプリなど、多くの店舗でエンゲージメントを高めるアプリとして利用されています。

ポイントスコア機能は、アプリを通して店舗様が長期的にユーザーとタッチポイントを持てる、ユーザーに店舗や提供サービスへの関心を継続して持ってもらう、ユーザーへ購買意欲を高めてもらうといった目的で開発・実装されており、長期的なアプリ運用に役立てていただける機能内容になっています。

ユーザーのアクションに応じてポイントを付与可能

ポイントスコア機能では、ユーザーのアクションに応じて自動でポイントを付与可能です。具体的には、アプリを起動する、使い切りのクーポンを使用してお買い物する、スタンプカードのスタンプを獲得する、プッシュ通知で届いた情報を既読扱いにするといったアクションをきっかけにしてポイントを付与できるようになっています。

設定できるアクションの自由度が高いので、店舗様にとっては自店舗の目的に応じてアクションにポイントを設定して集客が行えるメリットがあるでしょう。

たとえば「アプリを運用し始めたばかりだから、まず起動数を増やしたい」という場合は起動にポイント付与設定を行いましょう。また「クーポンの使用率を高めて再来店を促したい」という場合は、クーポン使用に関してポイントを付与してみてください。もちろん複数のアクションにポイントを付与してアプリの利用価値を高める方法も有効です。

アプリ起動ポイントは、ユーザーの毎日のアプリ利用習慣を形成するうえで特に効果的な施策です。「毎日アプリを起動するだけでポイントが貯まる」という仕組みは、ユーザーの行動ハードルが非常に低いため、アプリのDAU(日次アクティブユーザー数)を効率よく増やすことができます。あみやき亭の公式アプリなどでも、来店時のポイント付与に加えてアプリ内でのアクションに応じたポイント加算の仕組みを取り入れ、顧客の継続的なアプリ利用を促しています。

各項目ごとにポイント付与数の設定が可能

ポイントスコア機能では、当然ながらポイント付与数の設定が可能です。すべてのアクションに同じポイントを振っても効果は限定的ですので、アプリの連続起動や直接の購買など、自店舗が達成したい目的に応じて優先度をアクションに設定、ポイント数を割り振ることで無駄な予算消費を防げます。

たとえば、アプリを1日起動するごとに1ポイント、お知らせを見てくれたら3ポイント、クーポン利用で10ポイント、来店によるスタンプ付与ごとに5ポイントといった設定が可能です。収益に直接はつながらないアクションには少なめ、直接つながる可能性の高いアクションには多めにポイントを付与するのが1つのコツです。お得感の差別化はマーケティングにおいても重要なので付与数の設定はじっくり行いましょう。

月間や累積の獲得ポイント数を表示できる

ポイントスコア機能では、ユーザーが今まで獲得してきたポイント数を、月間や累積などで確認可能です。ちなみにポイント制度の名称は自由に変更可能なので、自店舗独自のポイント制度の名称がすでにある場合もブランドを崩さずに運用が可能になっています。

月間や累積の獲得ポイント数の表示は、「もっとポイントを貯めたい」というユーザーの意欲を刺激できる点にメリットがあります。「楽天ポイント」や「moppy」といった有名なポイントサイトでは累計ポイント獲得数をトップページへ表示してどのくらいポイントを獲得できているのか表示するのが一般的です。ポイント数を表示するだけの地味な機能に感じるかもしれませんが、ぜひ利用して効果を確かめてみましょう。

ポイント獲得数によってランキング表示や特典付与ができる

ポイントスコア機能には、獲得したポイントによってユーザーをランク分け、そして1か月集計を基にポイントを獲得した数が多いユーザーを順番にランキング表示させる機能も搭載されています。ランキングについては1〜100位を任意で変更して表示できるので、自店舗の希望に応じて何位までを表示するかを選ぶことが可能です。

そして注目ポイントは、「獲得ランクに応じて特典の付与が別途可能」な点です。たとえば、上位1〜5位には500円OFFのクーポン5枚プレゼント、上位10位〜50位には300円OFFのクーポン2枚プレゼント、上位51位〜100位には100円OFFクーポン1枚プレゼントといったように特別インセンティブを付与可能になっています。

単に獲得ポイントを表示するだけでは効果は限定的ですが、まずランキングとして上位入賞者をアプリ内に表示することで競争性が出てきます。競争性を出すのは「ゲーミフィケーション(マーケティングにゲームの魅力を持ち込んでアピールする)」という点で有効な施策です。さらに追加で特別ボーナスを付与することで「上位10位へ入れば特典が豪華」といったユーザーの心を刺激してさらなるアプリ・店舗利用へつなげられるようになるでしょう。

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ポイント制度のからくりと離脱防止の心理効果

ポイント制度がユーザーの離脱を防ぎ、継続利用を促す背景には、行動経済学に基づくいくつかの心理的なからくりがあります。これらを理解しておくことで、より効果的なポイント設計が可能になります。

サンクコスト効果で途中離脱を防ぐ

ユーザーは「すでにポイントを貯めている」という事実があると、そのポイントを無駄にしたくないという心理が働き、アプリの利用を継続しやすくなります。これは行動経済学で「サンクコスト効果(埋没費用効果)」と呼ばれるもので、ポイント残高を常にアプリ上で可視化しておくことが離脱防止に直結します。

ゴール勾配効果で来店頻度を高める

ゴールに近づくほどモチベーションが高まる「ゴール勾配効果」もポイント制度の重要なからくりです。たとえば「あと2ポイントで特典獲得」という状態になると、ユーザーは普段より高い頻度で来店するようになります。アプリのプッシュ通知で「あと○ポイントで特典に到達」とリマインドすることで、この心理効果をさらに強化できます。

エンダウドプログレス効果で初回からの離脱を減らす

新規ユーザーにアプリをインストールした直後に「初回ボーナスとして3ポイントをプレゼント」するといった施策も効果的です。ゼロからのスタートよりも、最初からある程度進捗がある状態のほうがゴールへの意欲が高まるという「エンダウドプログレス効果」を活用した手法です。ポイント制度を導入する際は、初回のポイント付与を手厚くすることで、アプリダウンロード直後の離脱率を大幅に下げられます。

なお、ポイント制度を運用する際には景品表示法への対応が必要です。ポイントの付与や特典の設計が景品類の規制に該当する場合があるため、事前に確認しておきましょう。(参考:消費者庁「景品表示法」

関連記事:アプリにポイント機能を導入するメリット|再来店や利用促進を狙ったリピート率増加のコツとは?

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効果的なポイントスコアの使い方とは?

ユーザーの離脱防止やアプリのアクティブ化を意識する

ポイントスコア機能を使う目的は、ユーザーの離脱防止を防ぎながらアプリの継続利用といったアクティブ化を実現することです。ポイントスコア機能を使う際はこの点を意識しながら施策を行っていく必要があります。

ポイントスコアによって各アクションにポイント付与を行えば、「もっとアプリを積極的に使いたい」というお客様の心を刺激してさらなる利用へつなげられます。予算の範囲内で上手くポイントを付与しながらお客様のロイヤリティを高めて、リピーター化を実現してみましょう。「面倒臭いアクションには多めにポイントを付与してみる」といったチャレンジを行ってみてください。アプリ用語でいうならば「CPEを意識して少ない予算で効率よく集客できること」を意識するのが重要です。

離脱防止の観点では、一定期間アプリを起動していないユーザーに対して「復帰ボーナスポイント」を付与する施策も有効です。たとえば「7日以上アプリを開いていない方限定で、次回起動時にボーナス10ポイント」といった通知をプッシュ通知で配信することで、休眠ユーザーの復帰率を高めることができます。

ランキングを活用してアプリユーザーを活性化、よりエンゲージメントを高める

ランキング制度を導入するとアプリ利用ユーザーの活性化を促進できます。そしてアプリエンゲージメント向上にも貢献するでしょう。ちなみにポイントサイトでも似たようなランキング制度が複数存在しており、モチベーション向上に関して参考になります。

ポイントスコアでランキング制度を活用するときは、複数の店舗やポイントサイトといった参考になる事例を確認して自店舗の制度確立に役立ててみましょう。また入賞順に応じてインセンティブを変えてみるのも手です。1〜5位のみといったように一部のランキング上位者にしか付与しない場合よりも、「この順位ならば獲得できるかもしれない」というお客様のモチベーションを刺激できる可能性があります。

さらに「入賞おめでとうございます!」のメッセージを送るといった手法も考えられるでしょう。ただランキング表示を行うよりも特別感が出るので、「次はもっと上位を目指したい」というお客様を増やすことも可能です。

関連記事:店舗アプリの導入効果とは?メリット・デメリットと成功事例を解説

取得データから分析してさらに利用されるポイントスコアへ

ポイントバランスを検討する

すべてのアクションに対して均一的にポイントを付与するのは好ましくありません。またポイント付与数がいったん決まっても一番よい設定になっているとは限らない点も注意しましょう。

たとえば、アプリ起動に対して1回ごとに2ポイント付与と1ポイント付与でパフォーマンスが変わらず同じ数の起動数増加が見込めることがABテストにより判明したとします。この場合以前の設定が2ポイントならば、1ポイントにして予算を効率化するのが賢明な手法です。

他のアクションについても、期間限定で達成したい目標に近いアクションに対してポイントを多めに付与、ポイントを限定ですべて2倍にする、クーポン内容によってポイント付与数を変えてみるといったような施策を行ってパフォーマンスを確認してみてください。試行回数が多いとそれだけ良質なマーケティングデータが収集できるでしょう。ただしユーザーが施策によって混乱しないようにユーザーファーストでテストしてみてください。

ランキング上位入賞者へのプレゼント内容も都度検討

ランキング上位入賞者に対してプレゼントをポイントとは別に付与する場合は、内容を都度検討する必要があります。毎回同じ内容ばかりプレゼントしているとアプリ離脱といった悪影響も発生するかもしれないので注意しましょう。

ランキングはゲーミフィケーション的な施策であり、ゲームの特典内容が定期的に変わると反響があるように、インセンティブもタイミングに応じて変えれば反響が高まります。季節に応じた特典やユーザーの反響を見て内容を変更することが重要です。

ポイント施策の分析では、ポイント付与によるコスト(ポイント原資)と、それによって得られた売上増加額を比較して費用対効果を算出することも欠かせません。たとえば「ポイント2倍キャンペーン期間中の来店数が通常期比で30%増加し、ポイント原資は売上増加額の15%に収まった」といったデータが確認できれば、施策を継続・拡大する判断がしやすくなります。

関連記事:アプリマーケティングのKPIとは?ダウンロード数など主要指標の見方と設定のコツを解説

ポイント機能を他のアプリ機能と連携させる方法

ポイント機能は単体で運用するよりも、アプリ内の他の機能と連携させることで相乗効果を発揮します。

会員ランク制度との連携

累計ポイント数に応じて「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」といった会員ランクを設定し、ランクごとに特典内容を差別化する方法は、顧客のロイヤリティを段階的に高めるうえで非常に効果的です。上位ランクの特典を魅力的に設計すれば、ユーザーは自然と上のランクを目指してアプリを使い続けるようになります。

クーポン・スタンプカードとの連携

ポイント機能とクーポン配信やスタンプカード機能を組み合わせることで、「スタンプ満了でボーナスポイント付与」「一定ポイントに到達するとクーポンが自動発行される」といった仕組みを構築できます。複数の機能が連動することで、ユーザーにとってアプリを使い続ける理由が増え、離脱防止の効果が一層強まります。

関連記事:スタンプカードの電子化とは?デジタルスタンプカードのメリットと導入方法を解説

関連記事:店舗アプリのポイント機能でリピーターを増やす方法|成功のコツと実践ガイド

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まとめ

今回はポイントスコアについて解説してきました。ポイントスコア機能を使えばアプリ起動、クーポン利用といったアクションに応じた適切なポイントを付与できるようになります。またランキング表示や上位入賞者特別特典付与といった機能を用いたゲーミフィケーション施策も可能です。

簡単なアプリエディット機能、分析機能など多機能なアプリをリーズナブルに制作可能になっています。詳細をご覧になる際はぜひポイントスコア機能だけでなく機能一覧全体に目を通してみてください。

弊社では「店舗アプリDX版 raiten」を展開中です。ポイントスコア機能を活用したアプリを制作可能なので、気になる方はぜひお問い合わせください。

ポイント機能は、適切な設計とデータに基づく運用改善を継続することで、アプリの継続利用率と店舗の売上を同時に向上させる強力なツールとなります。サンクコスト効果やゴール勾配効果といった行動経済学のからくりを理解したうえで、会員ランク制度やクーポン配信と連携させることで、ポイント制度の効果を最大限に引き出すことができます。まずは自店舗のアプリポイントの設計を見直し、改善できるポイントがないか確認するところから始めてみてください。

この記事を監修した人

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