店舗アプリの成功事例|マクドナルド・吉野家・びっくりドンキー他の人気機能ランキングと導入メリット
業種全般
店舗がアプリを利用するマーケティング手法は、今やすっかり一般的になりました。大手店舗では当たり前のようにアプリを使った集客が行われており、中小規模の店舗でもアプリプラットフォームを活用して自前のアプリを用意し、マーケティングに使うケースが増加しています。本記事では店舗アプリの成功事例を、マクドナルド・吉野家・びっくりドンキー・ユニクロ・スシローなど大手企業の活用方法とともに、プッシュ通知・クーポン・モバイルオーダー・会員ランク・スタンプ・予約・ポイント・会員証といった人気機能ランキング順に解説していきます。各企業がどのようにアプリ機能を活用して成功しているかを把握することで、自店舗のアプリマーケティングにも活かせるはずです。
店舗アプリの人気機能ランキングと成功事例【1位〜4位】
第1位:プッシュ通知
プッシュ通知はアプリの代表的な機能で、店舗側はメッセージの見逃しを防いで開封率を上げられ、ユーザー側はお得な情報を見逃さず確認できるというメリットがあります。プッシュ通知はスマホのネイティブ機能の1つで、音や光、ポップアップなどで目立つ通知を送信できる点が大きな特徴です。
マクドナルドの活用事例
ファーストフードチェーン大手のマクドナルドでは、ハンバーガーやポテトといった主力商品のクーポンをプッシュ通知に乗せて配信しています。店舗側はクーポンを確実に使ってもらえ、ユーザー側はクーポン配布にすぐ気づける、ベーシックかつ効果的なプッシュ通知の活用方法です。マクドナルドの公式アプリは多くのユーザーにダウンロードされているため、新メニューやキャンペーン告知の到達率が非常に高く、集客効果の最大化につながっています。
ユニクロの活用事例
ユニクロはアプリへAIを導入してファッションの提案を行うなど、ユニークな方法でアプリを活用している企業です。デジタルチラシの利用によってコスト削減も達成しています。プッシュ通知ではお得な情報を発信するだけでなく、アンケートや座談会に関する情報も配信しています。プッシュ通知の注意喚起力を、ユーザーからフィードバックを受けられる重要な機会であるアンケートや座談会のお知らせへ上手く活用している事例です。新商品の入荷情報や期間限定セールの告知もタイムリーに配信できるため、ECサイトと実店舗の両方への送客に効果を発揮しています。
ケンタッキーフライドチキンの活用事例
ケンタッキーフライドチキン(KFC)はアプリで「チキンマイル」という会員制度を提供し、クーポン特典付与といった施策を行っています。また常時クーポンも多数配布しています。プッシュ通知ではキャンペーン情報やチキンマイルの付与情報を都度配信して集客に活用しているのが特徴です。週替わりのお得な情報や期間限定メニューの告知を自動配信することで、ユーザーが情報を見逃すリスクを減らし、リピート来店を効率よく促進しています。
スターバックスジャパンの活用事例
スターバックスジャパンは独自性の提供で集客を成功させており、アプリを活用しながら業務効率化を進めている企業でもあります。「モバイルオーダー&ペイ」というモバイルオーダー機能をWebサイトやアプリで提供中で、アプリでプッシュ通知をONにしていると注文した商品ができた際に自動でお知らせしてくれます。店舗は顧客機会損失を防止でき、顧客は受け取り忘れる心配がありません。混雑する店舗でも待ち時間を有効活用できるため、ユーザー体験の向上と店舗オペレーションの効率化を同時に実現しています。
第2位:クーポン
アプリでクーポンを配信すると、店舗側はさまざまなクーポンを低コストで配布でき利用率も上げられ、ユーザー側はプッシュ通知配信で配布に気付けてリマインダーで使い忘れも防げるというメリットがあります。インセンティブとして割引を提示できる代表的な集客手法として、多くの店舗で活用されています。
マクドナルドの活用事例
マクドナルドは以前クーポンをチラシで配っていましたが、現在はアプリ配信にシフトしています。従来のように番号を伝えてドライブスルーで使えますし、モバイルオーダーで注文中にそのまま適用できる点もポイントです。店舗はチラシコスト削減を実現し、ユーザーはアプリ内で効率よくクーポン管理ができるようになりました。クーポンの利用履歴データも蓄積できるため、人気商品の傾向分析や次回配信内容の最適化にも役立てられています。
ユニクロの活用事例
ユニクロでは初回インストールで500円OFFクーポン、オンラインストア新規登録でWELCOMEクーポン、お買い上げごとにプレイできるゲームで当選するクーポンといったように、自社の希望するアクションに合わせてクーポンを個別に配布しています。店舗ではアプリのアクティブ率や来店率を上げられ、ユーザーは楽しみながらクーポンをゲット可能です。アプリのインストール促進から購買、リピート購入までの一連の流れをクーポンによって自然に誘導できる仕組みは、他の小売業でも参考になるアイデアです。
びっくりドンキーの活用事例
びっくりドンキーは「飲食代5%OFF」といったクーポンを不定期にアプリで配信しています。また端末が変更されても以前のアカウント情報を簡単に引き継げるのもメリットです。特別なクーポンがプレゼントされるスタンプカード制度のステータスも引き継がれるため安心して利用できます。長期的にアプリを使い続けてもらうための安心感を提供する設計が、リピーター育成に貢献している好例です。
すかいらーくの活用事例
すかいらーくグループのアプリでは地域限定クーポンやオープン記念クーポンなど、地域限定のピンポイントなクーポンも配信されています。すかいらーくグループ全ブランドのクーポンが1つのアプリで配布・管理できるのもポイントで、店舗は1つのアプリでクーポン管理ができ、ユーザーはすかいらーくファンであれば複数のアプリをインストールする手間なくまとめてクーポンをゲットできます。ガストやバーミヤン、ジョナサンなど多様な業態を1つのアプリでカバーすることで、顧客層を幅広く取り込める設計になっています。
丸亀製麺の活用事例
丸亀製麺ではクーポン配布方法としてレシート読み取りを採用しています。レシート内の二次元バーコードをスキャンするとクーポンが当たる仕組みです。アプリ内でもクーポンが常時配信されており、スタンプカード特典でゲットできるクーポンも用意されています。クーポンの使い方としてバーコードリーダーにスマホ内二次元バーコードをかざす方法を採用し、店舗側のオペレーション効率化にもつなげています。来店後の楽しみを提供することで再来店動機を生み出す、ゲーム要素を取り入れた施策として参考になります。
松屋フーズの活用事例
松屋フーズは「雨の日クーポン」など客足を維持できるクーポンを工夫して配信しています。雨の日は飲食店全般で客足が落ちるため、こうした天候連動のクーポンは集客の安定化に大きく貢献します。アプリ内では会員登録不要ですぐ使えるクーポンを配布しているほか、QRコードスキャン方式で利用できる点も特徴です。専用の券売機にQRコードをかざすとクーポンが適用されて注文ができるため、ユーザーはスムーズに注文でき、店舗側はオペレーションがスムーズになります。
第3位:オンライン決済・モバイルオーダー
オンライン決済はキャッシュレス需要の高まりとともに注目を集めている機能で、店舗側は注文処理がスムーズになり、ユーザー側は支払いが面倒でなくなるというメリットがあります。アプリ内でコードを提示して簡単に支払いを済ませられるほか、オンライン決済を事前に済ませてから注文まで行う「モバイルオーダー」システムも導入が進んでいます。
ミスタードーナツの活用事例
ミスタードーナツは「ミスタードーナツカード」を紙で配布していますが、アプリへ登録することでアプリ内からスムーズに支払いに使えます。残高やポイント有効期限も簡単に確認可能です。「misdoネットオーダー」というサービスではトングでつまんで並ぶ手間がなくなり、店舗は効率よくユーザーをさばけ、ユーザーは並ぶ面倒がなくなります。受取時間を指定しておけば店頭で待つ必要もなく、忙しい時間帯でもストレスなく商品を受け取れる便利さが好評を得ています。
マクドナルドの活用事例
マクドナルドはモバイルオーダーシステム導入の代表格としてよく取り上げられます。店舗と商品にチェックを入れ、受取・支払い方法を選び、商品を店舗へ受け取りに行くという簡単な3ステップで注文できるようになりました。店舗のオペレーション改善にもつながるシステムです。店舗へ受け取りに行くだけでなく、座ったテーブルへ届けてもらう方式や駐車場で受け取る方式も利用できる便利な仕組みになっています。多様な受取方式に対応していることでファミリー層からビジネスパーソンまで幅広いユーザーニーズをカバーしており、利用シーンを限定しない柔軟な設計が魅力です。
モスバーガーの活用事例
モスバーガーでは「モスカード」という独自の支払い手段を提供しており、アプリ内からもデジタルデータとして表示可能です。Web上でスマートなチャージもできるようになっています。モスカードやクレジットカード、dポイントといった手段でネット決済・注文ができ、ネット注文すれば決済時に登録したdポイントにもポイントがたまるのでお得になっています。
ほっともっとの活用事例
ほっともっとはQRコード決済も積極的に導入しており、代表的なQRコード決済サービスは一通り使えるようになっています。公式アプリではネット注文に対応しており、店舗支払いだけでなくオンライン決済にも対応しているのがポイントです。クレジットカードやPayPayなど好きな方法で支払いを行ってスムーズに商品を受け取りに行けます。
吉野家の活用事例
吉野家は独自の決済方法としてプリペイド式の「吉野家プリカ」を提供しています。吉野家プリカはアプリからの提示も可能で、紙で用意するよりも効率よく支払いに使えます。アプリ内でのチャージも可能で、チャージすると2%のボーナスチャージが追加で付与されるため、クーポンと併用すればお得に吉野家で牛丼を食べることができます。プリカ残高をアプリ画面でいつでも確認できるため、利用者は計画的に使えますし、吉野家側はリピーターの来店頻度を高める効果が期待できます。
タリーズコーヒーの活用事例
タリーズコーヒーも吉野家と同様、プリペイド式の「タリーズカード」を発行しています。アプリ内からバーコードを提示して支払いに使えます。タリーズカードを提示してお買い物するとドリンクが10円引きになるという独自の特典も用意されており、集客につなげているのが特徴です。
すき家の活用事例
すき家はアプリ内で一気通貫したモバイルオーダーシステムを提供しています。注文ボタンを押して店舗と商品を選択するとクーポンが自動適用され、QRコードをお店で読み取って商品を受け取るという手順で注文が完了します。クーポンがその場で判断されて自動適用される点と、クレジットカードやPayPayを注文中に登録して事前決済を済ませられる点がメリットです。ユーザーはクーポンを別途用意する手間がなく、店舗は注文時のオペレーションが大幅に簡略化されるため、双方にとって利便性の高い仕組みになっています。
なか卯の活用事例
なか卯ではすき家に似たモバイルオーダーサービスをアプリ内で提供しています。クレジットカードやPayPayのいずれかを事前登録しておくと、注文から受け取りをスムーズに済ませられます。モバイルオーダーで使える限定クーポンも配布されており、モバイルオーダーの利用増加に一役買っているのもポイントです。
松屋フーズの活用事例
松屋フーズは各チェーンブランドで一斉にモバイルオーダーサービスの提供を開始しました。現在利用できるのはクレジットカードのみですが、店内・テイクアウトともに利用できる便利なサービスです。モバイルオーダー機能の会員登録を行うと「松弁ネット」サービスの会員登録が同時にできる点もメリットになっています。
ほっかほっか亭の活用事例
ほっかほっか亭ではもともと同一チェーンであったほっともっとのアプリと同じように、モバイルオーダーをアプリ内から使えるようになっています。クレジットカード、PayPay、楽天ペイなどが使えるほか、店頭での支払いも可能です。クーポンも予約時に利用可能になっています。
第4位:アプリ会員ランク
アプリ会員ランクはリピーター創出に有効な機能で、店舗側はユーザーのロイヤリティを向上させて集客につなげられ、ユーザー側は特典を受けながら来店モチベーションを高められるメリットがあります。アプリによっては月ごとや累計といった基準で指定した順位までのユーザーをランク表示できる仕組みも搭載されています。
ケンタッキーの活用事例
ケンタッキーはチキンマイルという独自のランク制度を用意しており、レギュラー・ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナとランクが細かく分類されています。ランクが上がるごとに特典クーポンがプレゼントされ、インストールやポイントカード連携といった簡単なアクションでも貯められるためユーザーは飽きずにランクアップを目指せます。段階的にランクが上がっていく達成感と、ランクごとの特典の差別化が、リピーター育成の大きな原動力となっています。
ユナイテッドアローズの活用事例
アパレルブランド大手のユナイテッドアローズはアプリ内でポイント数に応じたランクを用意しています。ベーシック・ファースト・セカンド・プレミアムというランク分けで、毎年8月1日から翌年7月31日の獲得累計ポイント数でランクを決定しています。ランクアップによってパンツ裾上げ無料といったアパレルならではの特典が受け取れるのが魅力です。
無印良品の活用事例
無印良品では「MUJIマイル」というポイント・ランク制度を用意しています。MUJIマイルを貯めるとベーシック・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドとランクが上がっていき、MUJIマイルに応じたショッピングポイントがプレゼントされます。店舗だけでなくオンラインストアでも使えるため、無駄なく活用できるのがポイントです。
スターバックスコーヒーの活用事例
スターバックスコーヒーでは店舗でのお買い物といったアクションによって「Star」が貯まります。Starが一定数集まるとGreen Star会員からGold Star会員へとランクアップし、Gold Starを150獲得すると電子ギフト券と交換できるようになっています。1年間にStarを250集めないとGold Star会員を維持できないため、ユーザーの来店意欲を上げる仕組みになっています。維持条件を設けることで継続的な来店を促す設計は、ロイヤルカスタマーの育成に効果を発揮しています。
31アイスクリームの活用事例
31アイスクリームは公式アプリで「アイスマイル」という会員制度を提供しています。アイス購入に応じてマイルが蓄積され、レギュラーからダイヤまで合計6ランクにランクアップできます。クラスアップの際には1回のみ使える特別クーポンを配布することでプレミアム感を演出しているのが特徴です。
吉野家の活用事例
吉野家は「魁!!吉野家塾」というインパクトのあるランク制度を提供中です。来店回数でマイル(米札)が蓄積され、牛丼無料券といった特典と交換できます。参加費無料なので気軽にアプリを提示して参加できる点も魅力です。ネーミングのインパクトと牛丼チェーンらしい遊び心のあるネーミングが、ユーザーの会員登録意欲を刺激しているのも吉野家ならではの工夫といえるでしょう。
餃子の王将の活用事例
餃子の王将では「ぎょうざ倶楽部会員カード」というランク制度を提供しています。従来は紙での提供でしたが、アプリ内からも提示できるようになりました。ぎょうざ倶楽部会員カードはスタンプラリークリアによってゲットできる特殊なカードですが、アプリに登録することで入手者はスムーズに会員特典を享受できるようになっています。
来来亭の活用事例
来来亭ではラーメン1杯注文ごとにスタンプが貯まり、80杯ごとにランクが上がっていく仕組みです。単にランクアップするだけでなく、現在の杯数を他会員とアプリで共有して競えるユニークな機能があります。通算杯数や総合順位などさまざまな尺度でランクをチェック可能です。
いきなりステーキの活用事例
いきなりステーキは「肉マイレージ」という制度を用意しています。ホワイトからダイヤモンドの5段階でランク分けされており、シルバーであればソフトドリンク1杯または黒烏龍茶1本無料といった特典を受けられます。さらに10回お食事ごとに「タダ肉クーポン」が配布され、肉マイレージランクとクーポン枚数によってタダで指定の肉が注文できる特典もあります。肉好きの心をくすぐるネーミングと特典設計で、リピーターの心理を巧みにつかんでいる事例です。
関連記事:店舗アプリを導入する前に知っておくべきこと|アプリ開発会社の選び方から運用まで全て解説
店舗アプリの人気機能ランキングと成功事例【5位〜8位】
第5位:スタンプ
スタンプ機能は来店や購入のたびにスタンプを付与してリピート促進につなげる施策で、店舗側は顧客の来店動機を作れ、ユーザー側は貯める楽しみを得られるメリットがあります。
びっくりドンキーの活用事例
びっくりドンキーは位置情報システムと連携させたスタンプ付与を行っています。GPS機能をONにしてスマホカメラを起動し、店舗内QRコードを読み込むとスタンプが付与される仕組みです。12個というほどほどに貯めやすい単位でカードがリセットされ、再びスタンプを集められるようになっています。位置情報を活用することで不正な遠隔スタンプ取得を防ぎつつ、来店時の体験に楽しさをプラスする工夫が施されています。
餃子の王将の活用事例
餃子の王将ではアプリ内にスタンプカード機能が新規追加されました。今まで紙のスタンプカードだったため、アプリ内へ紙スタンプカードのスタンプを移行できるようにすることで失効するリスクをなくしているのもポイントです。一定数貯めるとぎょうざ倶楽部会員証をデジタルで発行するなどの特典が受けられます。
丸源ラーメンの活用事例
丸源ラーメンではラーメン1杯ごとに1スタンプが貯まります。10個ごとにお得な特典と交換できる仕組みで、スタンプ10個で500円割引など特典は月によって変わる点が特徴です。スタンプカードについては貯めやすい個数を設定して特典を付与できるようにしておくと安心です。
バーガーキングの活用事例
バーガーキングではアプリでピックアップ注文(モバイルオーダー)が可能で、注文を行うごとにスタンプが貯まります。ピックアップ注文は店舗のオペレーション効率化につながりますが、使ってもらわないと意味がありません。スタンプ付与というインセンティブと組み合わせることで上手く利用してもらえる導線を作っているのがポイントです。
第6位:予約
事前予約機能はモバイルオーダーほどではないものの便利な機能で、店舗側はユーザーを待たせることなく空いた時間に席へ案内でき、ユーザー側は店舗待ちの面倒がなくなりスムーズに食事ができるメリットがあります。
スシローの活用事例
スシローはクラウドサーバーを使った管理システムを導入するなど、寿司業界の中でもITの活用に成功している企業です。アプリ内では事前予約機能を導入して成功しており、付近店舗を検索し人数と席タイプを選択しチェックインしてお店へ入るという簡単なフローで来店可能です。来店日時を指定しての事前予約も簡単にでき、ネットオーダーにも対応しているためテイクアウト時もスムーズです。週末や繁忙時間帯の混雑を緩和できるだけでなく、店舗側は来店予測が立てやすくなることで仕込み量の最適化にもつながっています。
ビッグボーイの活用事例
ビッグボーイではシンプルな予約機能をアプリへ搭載しています。順番待ち状況をリアルタイムで店舗ごとに表示し、ユーザーは行きたい店舗の情報を見た後に人数やメールアドレスを入力して事前予約できます。席を確保できるわけではありませんが、優先的に案内されて席に着けるメリットがあります。
第7位:ポイント
ポイント制度はお金と同じように使えるポイントを付与し後でお店で使ってもらえるようにする施策で、店舗側はポイントカードの発行代が削減でき利用状況の確認も簡単になり、ユーザー側はスムーズにカード提示が可能で失効間近のお知らせも受け取れるメリットがあります。
マクドナルドの活用事例
マクドナルド公式アプリでは楽天スーパーポイントとdポイントの2種類のポイントカードが利用可能です。楽天会員IDまたはdアカウントを連携させることでデジタルのポイントカードが提示でき、店舗で決済時にバーコードをかざすだけで利用できます。
無印良品の活用事例
無印良品はMUJIショッピングポイントを提供中です。MUJIマイルをランク制度で貯めることによってランクに応じたショッピングポイントが付与されます。店舗とオンライン両方で使えるため、オフライン・オンラインかかわらずスムーズに購買体験できる「オムニチャネル」が実現しています。
ニトリの活用事例
家具大手のニトリの公式アプリは、会員登録もその場ですぐできるのが魅力です。会員登録すると税込110円ごとに2ポイント専用ポイントが貯まっていきます。通常会員は110円ごとに1ポイントですが、アプリで会員証提示すると2倍ポイントが貯まる点が特徴です。インセンティブを多めにすることで自然とアプリへの会員証移行を促せています。
ケンタッキーフライドチキンの活用事例
ケンタッキーフライドチキンでは「Pontaポイント」と連携しており、アプリ内からもその機能を利用できます。連携するとケンタッキーフライドチキンの会員証提示のみでPontaポイントを貯められます。会員証とポイントカードといった複数の特典を同時に出せるのはアプリの強みです。
スシローの活用事例
スシローは「まいどポイント」という独自ポイント制度を提供しています。アプリからの予約やネット注文といったアクションでポイントが貯まります。鉄火巻ランクといったランク制度と組み合わさっていることや、集めたポイントでお会計から300円引きといった特典が受けられる点が特徴です。
31アイスクリームの活用事例
31アイスクリームでは公式アプリでアイスマイルとは別に来店ポイントを提供しています。来店ごとに1ポイントが貯まり、20回目と31回目の来店でクーポンがプレゼントされます。31に掛けて31回目にクーポンをプレゼントするという遊び心がポイントです。
デニーズの活用事例
ファミリーレストランのデニーズでは「ぷに」という自店舗キャラクターに掛けたポイント制度を導入しています。税抜200円ごとに1ぷにが貯まる仕組みで、ブロンズからダイヤモンドまで合計5段階にランクアップしていきます。ステージに合わせてランクアップで特別クーポンや、ランクごとに翌週火曜日常時クーポンの2種類の形態でクーポン配信されるのが特徴です。
COCO’Sの活用事例
COCO’Sではアプリ内で「BSCカード」という紙カードに代わってデジタルカードを提示できる機能を搭載しています。アプリ内から新規にデジタルカードを発行可能で、ポイントが貯まると500円OFFの優待券などがゲットできます。外部ポイント制度と連携してデジタルカードを提示する方式や、独自ポイント制度とランク制度を組み合わせる方式など、ポイント制度には複数のパターンがあります。
第8位:会員証
会員証はポイント制度と組み合わせられることが多い機能で、紙の会員証よりアプリ会員証のほうが管理しやすく持ち運びも簡単になります。店舗側はアプリプラットフォームから会員証管理やデータ分析が簡単にでき、ユーザー側は会員証を持ち運ばなくてよく気軽に提示できるメリットがあります。
ユニクロの活用事例
ユニクロは会員証と独自決済「ユニクロペイ」を組み合わせて提供しており、会員証を発行すると連携が可能になり、決済時にクレジットカードを出さずアプリのみで買い物ができるようになります。購入済み商品を記録できる点やアプリ特別価格で購入できる点も魅力です。
マクドナルドの活用事例
マクドナルドでは会員登録するとクーポン提示やモバイルオーダーなどの便利な機能が複数利用できるようになります。登録時に誕生日や郵便番号などの情報を入力しておくと、自分に合ったパーソナライズされたクーポンが配布されるのもポイントです。会員登録のメリットが明確に提示されているため、ユーザーは抵抗感なく登録に進める設計になっており、結果的に会員数とアクティブ率の向上につながっています。
ニトリの活用事例
ニトリは従来紙のメンバーズカードを作っていましたが、アプリへの移行を進めつつあります。ポイント倍率をアプリのほうで増やすといった施策を行っており、会員証のデジタル化によりコスト削減と利用率向上を目指せる好例です。紙カードを発行・配布するコストを削減しつつ、ユーザーには倍率アップというメリットを提供することで、双方にとってWin-Winの移行戦略を実現しています。
カインズホームセンターの活用事例
カインズではアプリで会員証を提示できるようにしておくとポイントが貯まります。また店舗の商品在庫を取りおける点もメリットです。残高や失効ポイントもシンプルに確認できる無駄のない画面になっています。
デニーズの活用事例
デニーズは会員登録するとランク制度が利用可能です。セブン&アイ・ホールディングスのグループ店舗なので「7iD」との連携機能がアプリ内に搭載されています。7iDに誕生日を入力してアプリと連携させておくと、バースデークーポンが配布されるといった特典が受けられます。
来来亭の活用事例
来来亭では会員登録を電話番号またはメールアドレスから選べます。メールアドレスを忘れるのが怖い場合は電話番号という選択肢があり、好きな方法で登録可能です。登録後は最新メニュー検索や店舗メニュー検索、ランク制度といった特典を受けられるようになります。
シャトレーゼの活用事例
シャトレーゼでは独自のポイントカード「カシポカード」が提供されており、アプリから登録してデジタルデータとして提示できます。会員登録すると予約しての店舗受取や最新スイーツ情報のチェックといった機能が利用可能です。
ドトールコーヒーの活用事例
ドトールコーヒーでは「ドトール バリューカード アプリ」というポイント・会員証制度に特化したアプリを提供しています。「ドトール バリューカード」がアプリ内で使えるほか、アプリ内でのクレジットカードチャージや近くのドトールグループカフェ検索、47都道府県でのオリジナルデザインカードの取得といった機能が搭載されています。
中央コンタクトの活用事例
中央コンタクトのアプリでは会員証を登録可能です。登録するとポイントが貯まるだけでなく、コンタクトレンズがなくなる直前に通知が届くといったサービスを受けられます。店舗業種に合わせた独自のサービスを会員証機能とともに提供しやすいのもアプリのメリットです。
コロッケ倶楽部の活用事例
カラオケチェーンのコロッケ倶楽部ではメンバーズカードをアプリで管理可能です。店舗検索・予約やクーポン入手、イベント情報の受取といった機能も提供されています。公式では「メンバーズカードを忘れたくない」というニーズに対応できるアプリだと記載しています。
関連記事:アパレルブランドでECサイトや店舗アプリを導入するメリット|費用対効果は高いのか
まとめ
今回は店舗アプリの成功事例を、マクドナルド・吉野家・びっくりドンキー・ユニクロ・スシローなど大手企業の実際の活用方法とともに人気機能ランキング形式でご紹介しました。プッシュ通知やクーポン、モバイルオーダー、会員ランク、スタンプ、予約、ポイント、会員証といった機能はそれぞれ単独でも効果を発揮しますが、組み合わせて活用することで集客力やリピーター育成への効果がさらに高まります。アプリ特有の機能を飲食業界が特に活用できていることが分かりますし、ユーザーも提供される機能に満足しており各種機能の認知度は高くなっています。アプリではさまざまな機能を提供できる分、事前のニーズ調査と機能の選定が重要です。各事例を参考に活用方法を編み出し、自店舗のアプリに取り入れてみましょう。弊社ではアプリプラットフォーム「店舗アプリDX版raiten」を提供しています。スタンプカードやランク機能などさまざまな機能を搭載できるので、気になる方はぜひお問い合わせください。
この記事を監修した人
店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。
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