予約ツールおすすめ11選|業種別の選び方とアプリ連携のメリットを解説
業種全般
店舗経営において予約業務の効率化は集客や売上に直結する重要な課題です。電話やメールでの受付には取りこぼしや対応ミスのリスクがあり、スタッフの負担も大きくなりがちです。そこで注目されているのが、Web上で予約受付を自動化できる予約ツールの活用です。本記事では予約ツールの概要やメリット、おすすめの11サービス比較、業種別の選び方、さらに店舗アプリとの連携による集客効果まで詳しく解説します。
予約ツールとは
Webサイトやアプリに設置して予約受付を自動化するシステムのこと
予約ツールとは、受付業務を効率よくスムーズに行うためのシステムです。予約フォームの作成や業種に合わせたテンプレートの選択、予約内容のアラートやリアルタイム反映といった機能を利用できます。
Webサイトやアプリなどへ作成済みのフォームをリンクなどの方法で設置することにより、ユーザーは電話やメールよりも簡単に予約できるようになります。
カレンダータイプや日付入力といったさまざまなフォーム形式を設置でき、プルダウンや簡単な文字入力だけで予約が完了して完了メールが送信されるサービスもあります。管理画面からは予約枠の数字設定や時間設定といった操作をすぐに行え、自店舗に合った形で予約フォームを運用できます。飲食店や美容院、スクールといったさまざまな分野で活用されており、運用側の人手不足解消やコストダウン、業務効率化を実現するツールとして定着しつつあります。小規模であれば無料で試せるプランもあるので、まだ導入していない方はぜひ無料トライアルや無料プランから検討してみてください。
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予約ツールを導入するメリット
予約作業のミスがなくなり正確性が向上する
予約フォームのデータベースは統一されており、システムツール内で同じ方のデータが重複することはありません。紙やExcelなどで管理していると、電話やメールで来た予約内容を反映し忘れたり、別のスタッフが別の管理方法でそれぞれ同じデータを入力してしまったりといったトラブルが起きる可能性があります。予約ツールによってユーザーが情報を入力することで確実に予約が反映され、重複といったトラブルもなくなり効率よく顧客管理ができるようになります。
24時間365日の予約受付で機会損失を防げる
予約ツールは24時間365日インターネット上で公開されています。メンテナンスなどで一時的に使えなくなるケースはありますが、基本的にいつでも予約が可能です。営業時間外に予約できないことは意外と大きな機会損失ですが、事前に予約フォームの存在を知らせてユーザーへ共有することで取りこぼしを防ぐことにつながります。また電話やメールだと繁忙時間帯に情報を見逃すといったトラブルも起きますが、予約ツールなら通知機能があるため見逃しにくい点もポイントです。予約受付業務を軽減することでメイン業務に集中できる効果もあります。
オンライン受付で問い合わせハードルが下がる
近年はオンライン受付が一般的になっており、電話での予約にストレスを感じるお客様が増えています。メールでの問い合わせもオンライン受付ではありますが、メッセージをいちいち打って送信するのは面倒と感じる方もいらっしゃいます。予約ツールでは予約完了までの操作が比較的簡単なため、手軽に予約したいお客様を呼び込むことが可能です。事前の周知は必要ですが、予約ツールでの予約がメインになればお客様の問い合わせハードルは大きく下がるでしょう。
予約データを蓄積してマーケティングに活用できる
予約ツールの中には住所や性別、年齢といったお客様情報の収集が可能なサービスがあります。データは運営側が保有しているため全てが開示されるわけではありませんが、マーケティングに必要な項目は基本的に抜き出せるはずです。予約情報をもとに再来店を促す施策を実行したり、お得情報のプッシュ通知を発信したりすることで売上向上が望めるでしょう。
おすすめ予約ツール11選
AirRESERVE(リクルート)
フリープランは月額0円、ベーシックプランは月額5,500円で利用でき、プレミアムプランは問い合わせが必要です。お客様が好きな時間から申し込む自由受付タイプと、店舗側が事前に設定した予約枠から申し込む事前設定タイプの2種類から選べます。導入事例として三菱UFJ銀行、元町マリン眼科、玉田レディースクリニック、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートなどがあります。予約と連携して顧客データを作成し履歴をトラッキングできるほか、予約ステータスに合わせた自動メール配信や利用者ごとの受付店舗選択も可能です。小売業や医療機関など幅広い業種で活用できるホリゾンタルタイプの予約ツールです。
SELECTTYPE(セレクトタイプ)
無料プランから月額1万円のプレミアムプランまで4段階の料金体系が用意されています。テンプレートが170種類以上用意されており、自店舗の業種に合ったデザインで素早く予約フォーム作成をスタートできます。背景やボタンなどもカスタマイズできるので、オリジナルデザインを予約フォームに反映したい方にもおすすめです。スタッフごとの権限調整も簡単に行えます。イベント管理や顧客管理、Web決済といった多様な機能を備えており、充実した予約システムを運用できるのもポイントです。Googleカレンダーとの連携にも対応しており、美容業から小売業、レジャー施設まで幅広い業種で導入されています。
TORETA(トレタ)
料金プランは非公開で問い合わせが必要です。飲食店に特化した台帳管理ツールであり、iPadから利用する仕様になっています。機能の1つとして予約フォームのWeb設置が可能で、データは台帳と連携できます。導入事例として華味鳥、リーガロイヤルホテル、サガミレストラン、すしざんまい、ファイブグループなどがあります。POSシステムとの連携も可能であり、予約情報・会計情報・来店情報といったデータを集約して分析に活用できます。使いやすいシンプルなデザインとUIが特徴で、複数のグルメサイトとの連携にも対応しているため飲食業では特に人気の高い予約ツールです。
RESERVA(コントロールテクノロジー)
フリープランは月額0円から、最上位のスイートプランは月額55,500円まで5段階の料金体系です。20万社以上の団体が登録しており、経済産業省や厚生労働省、SoftBankといった幅広い組織で導入されています。無料で最短3分から設定が完了するシンプルさが特徴で、予約受付・決済・顧客管理・集客というサイクルを全自動化して回せる仕組みが整っています。Zoom連携やキャンセル待ち受付、多言語対応といった機能も搭載されており、レジャー施設やスクール、宿泊施設、病院、デイサービスなど350以上の業種に対応できる汎用性の高い予約ツールです。
リザエン(インタークエスト)
ビジネスプランは月額1万円から利用でき、エンタープライズ版は問い合わせが必要です。導入事例としてアサヒビール、namco、同志社大学、CAINZ、JAL、三井不動産、快活CLUBなどがあり、200以上の業種へ対応できる汎用性の高い予約ツールです。ISMSを取得した高いセキュリティ体制と幅広いカスタマイズ性、予約成立に合わせた従量課金という低価格体系がアピールポイントとなっています。デザイン性の高い予約フォームを簡単に設置でき、コンバージョンタグ埋め込みによるトラッキングにも対応しています。導入前後で手厚いサポートが受けられるのもメリットです。
ChoiceRESERVE(リザーブリンク)
Liteプランは月額11,000円、Proプランは月額22,000円で利用できます。YAMAHA、Benesse、星野リゾート、SHISEIDO、SUUMOなど大手企業での導入実績が豊富です。ISMS認証やISMSクラウドセキュリティ認証を取得しており、セキュリティ性に信頼のある予約ツールとなっています。課題のヒアリングや専用デモサイトの作成、検証中の設定を反映した本番環境構築、運用面での問い合わせ対応といった総合的なサポート体制が整っているのが特徴です。既存の会員データとの連携もスムーズに行えます。
yoyakul.jp(ネットウェイ)
無料プランは月額0円、有料プランは月額4,950円というシンプルな料金体系です。美容室やサロンの利用に特化した予約ツールであり、制限なしの無料プランが用意されているので気軽に試せます。予約ツールとしてだけでなくWebサイト作成機能も備えており、予約フォームを含めた公式サイトをまとめて作りたいというニーズにも対応できます。POSレジ機能も搭載されており予約システムと連携したスピーディーな会計を実現できるほか、メール配信機能や顧客カルテの自動作成機能も利用可能です。美容業では特に人気の高いツールとなっています。
TableCheck
初期費用30,000円、月額15,000円から利用できます。星付きレストランやホテルレストランでの導入実績が豊富な予約管理システムです。導入事例としておすしと和食 はた中、respiracion、磯ぎよしなどがあります。予約時のクレジットカード情報入力によって確実なキャンセル対策や会計レスを実現する機能が特徴です。クレジットカードベースの決済により、ドタキャンなどのトラブルでも店舗の損失を最小限に抑えられます。予約の通知機能によってお客様の忘れも防止でき、着信時に紐づけられた顧客情報が自動表示される仕組みも便利です。18か国語の多言語対応でインバウンド集客にも強い予約ツールです。
エビカ
初期費用50,000円、月額20,000円から利用できます。クラウド型の予約ツールであり、AIを活用した「AIレセプション」機能が大きな特徴です。通常の予約ツールではフォームによる自動化が中心ですが、AIレセプションでは電話対応もAIスタッフが行ってくれます。24時間365日いつでも音声対応できるので、電話対応がどうしても必要な業種でも業務効率化を実現できるでしょう。導入事例として株式会社RYコーポレーション、株式会社肉屋の台所、俺の株式会社などがあります。空席情報は在庫管理先として設定されているグルメポータルサイトへ自動反映されるため、複数サイトを利用している場合も管理の手間が削減されます。
reservia
初期費用100,000円、月額21,000円から利用できます。4,500店舗以上のサロンで利用されている美容業特化の予約ツールです。導入事例としてTAYA、imiu(イミュウ)、1001mille(ミル)、CUT & goなどがあります。LINE公式アカウントとの連携によりLINE上で顧客管理が可能になるほか、Instagramとの連携にも対応しています。メニューオプションの自由な設定によりお客様はチェックしながら最適なメニューをオンラインで選択でき、口コミ投稿による集客サポートも用意されています。電話やメール、オンラインミーティング、セミナーといった各種サポートも充実しています。
EDISONE
初期費用0円、月額0円から9,800円で利用できます。導入事例としてマルコメ株式会社、株式会社MTG、ネットカフェ DiCE、株式会社日向観光フーズなどがあります。簡易的なWebサイト作成機能を備えており、予約フォーム搭載のWebサイトを手軽に立ち上げたいときに活用できます。サロン向け・飲食店向け・イベント向けといったテーマごとに適したセットが提供され、最小限の設定ですぐに予約フォームを用意することが可能です。スタッフのシフトや勤務を管理できる機能も搭載されており、予約管理にとどまらないバックオフィス全般のサポートが受けられます。Googleカレンダーとの連携にも対応しています。
STORES予約
フリープランは月額0円から、プラチナプランは月額60,000円まで4段階の料金体系が用意されています。ECサイト制作サービスで有名なSTORESの姉妹サービスであり、予約管理だけでなくPOS連携や顧客管理、アンケート機能など多彩な機能を備えています。POSとの連携により予約・顧客情報や会計・来店情報をつなげた精度の高い分析が可能です。SalesforceやGoogleカレンダーとの外部連携にも対応しており、社内基幹システムと組み合わせた運用もできます。スタッフ指名予約にも対応しているため、美容業やスクール、レジャー施設など幅広い業種に適しています。
関連記事:予約システムと自店舗アプリの外部連携術|API活用のメリットを解説
業種別に見る予約ツールの選び方
飲食業はグルメサイト連携とキャンセル対策を重視する
飲食業では複数のグルメポータルサイトからの予約を一元管理できるかどうかが重要な選定基準になります。TORETAやエビカのようにグルメサイトとの連携に強いツールを選ぶことで、ダブルブッキングや空席情報の反映漏れといったトラブルを防げます。また飲食業ではドタキャンが経営に直結するため、TableCheckのようにクレジットカード情報の事前入力によるキャンセル対策機能を備えたツールも有力な選択肢です。インバウンド需要を取り込みたい場合は多言語対応の有無もチェックしておくとよいでしょう。
美容業は顧客カルテやスタッフ指名予約に対応したツールが適している
美容室やサロンでは施術履歴や好みといった顧客カルテの管理が欠かせません。yoyakul.jpやreserviaのように美容業に特化したツールは、カルテの自動作成やスタッフごとの指名予約設定といった業界固有のニーズに対応しています。LINE公式アカウントやInstagramとの連携が可能なツールを選べば、SNS経由での予約導線も確保できます。POSレジ機能との連携により会計まで一気通貫で管理できるツールを選ぶと、さらに業務効率が高まるでしょう。
小売業やレジャー施設はテンプレートの豊富さと多言語対応がポイントになる
小売業やレジャー施設、スクール、宿泊施設、クリニック、デイサービスといった幅広い業種では、自社の業態に合ったテンプレートやフォーム形式が用意されているかがポイントです。SELECTTYPEのようにテンプレートが豊富でデザインの自由度が高いツールは、業種を問わず活用しやすいといえます。RESERVAは350以上の業種に対応しておりZoom連携も可能なため、オンライン予約やリモート対応が必要な施設にも適しています。STORES予約もSalesforce連携やスタッフ指名予約に対応しており、複合的なニーズに応えられるツールです。
予約ツールをより効果的に活用する方法
Googleマイビジネスに予約リンクを設定してMEO効果を高める
Googleマイビジネスは実店舗の集客手段として広く活用されています。予約リンク機能を使うと電話番号などの基本連絡情報とともに予約という項目とツールのURLリンクを追加でき、Googleマイビジネスから素早く予約問い合わせを受け付けられるようになります。予約リンク機能を設定するとMEO(Googleマップでの検索対策)にも効果があります。スムーズな導線を作ることで予約数アップや情報の充実度アップにもつながるので、ぜひ活用してみましょう。
公式アプリに予約ツールを連携してアプリから直接予約できるようにする
公式アプリを制作して予約ツールと連携させるのも有効な方法です。具体的にはURLリンクやボタンなどで導線を追加し、アクションがあると予約ツール側の画面へ遷移するように設定します。アプリ経由ですぐ予約できるようになると手間がかからず、お客様の利便性が大きく向上します。連携させるツールについてはスマートフォンでスムーズに入力できるデザインを搭載できるものを選ぶとよりよいでしょう。リンクについては目立つ位置でありながら、アプリ内で情報を見ている際に不自然と感じられない箇所へ設置することがポイントです。
API連携でプッシュ通知やサンクスメッセージを自動化する
APIを使って機能を拡張するとさらに便利になります。API連携を行うと予約後にプッシュ通知で知らせたり、来店後から一定期間が経過したタイミングで自動的にプッシュ通知のサンクスメッセージを送ったりといった施策が使えるようになり、マーケティングの幅が大きく広がります。APIの利用は初心者にとって難しい部分もあるので、業者からサポートを受けられるとスムーズに施策へ活用できます。弊社でもアプリ制作やAPI連携のサポートを行っているのでぜひお問い合わせください。
まとめ
今回は予約ツールについて概要やメリットをご紹介しながら、おすすめの11サービスを解説してきました。現在では多くの予約ツールが提供されていますが、各業種ごとにおすすめは変わってきます。複数業種に対応できるホリゾンタルタイプと美容業や飲食業に特化したバーティカルタイプのどちらが自社に合っているかを見極めることが重要です。テンプレートの豊富さやデザインの自由度、連携ツールの対応状況など多角的に比較しながら、本記事を参考に最適な予約ツールを選んでみてください。
弊社では店舗アプリDX版 raitenというアプリ制作プラットフォームを提供しております。予約ツールとも簡単に連携可能なので、アプリ施策を考えている方はぜひお問い合わせください。
この記事を監修した人
店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。
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