学生向け大学アプリの導入メリット|学校と学生を繋ぐエンゲージメント術
学校・スクール
大学が発信する情報は、規模の大きさゆえに種類もその数も多くなってしまいます。そのためときには情報の運用が大学の業務を圧迫し、非効率的な時間を増やすことにもなりかねません。情報発信のための新しいシステムは、大学が今後考えるべき問題のひとつとなるでしょう。
そこでおすすめされるのが、「大学専用アプリ」の作成です。
大学の情報をまとめて発信し、スムーズに在学生に届けられる専用アプリを作れば、これまで課題となっていたことの多くが解消されます。従来のシステムでは「できなかったから諦めていたこと」や、「運用に大変さを感じていたこと」があるのなら、この機会に大学専用アプリの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
こちらでは大学アプリの概要、専用アプリを持つメリット、そしていくつかの事例をご紹介します。大学が学生たちとアプリによってつながる次世代の環境が、大学のスタイルを変えるきっかけになるかもしれません。
大学では休講情報やイベント案内、各種手続きなど、多くの情報を学生へ正確かつ迅速に伝える必要があります。しかし、Webサイトやメール、掲示板など複数の手段を併用すると、情報管理や伝達が煩雑になり、運用負担が増えることも少なくありません。
そこで注目されているのが、情報発信や学生サポートを一元化できる大学アプリの導入です。大学アプリを活用することで、必要な情報をスマートフォンへ直接届けることができ、利便性と情報伝達の効率を同時に向上させることが可能になります。
本記事では、大学アプリの概要や導入メリット、導入時のポイントについて分かりやすく解説します。
大学アプリのように、店舗アプリを活用することでお知らせ配信や会員証、クーポン機能を一元化でき、顧客との継続的な接点を構築できます。スマートフォンを通じてタイムリーな情報発信が可能になり、来店促進や顧客満足度の向上、リピーターの育成を効率的に実現します。
大学アプリとは
大学アプリとは、大学が在学生に向けての情報発信やコミュニケーションを行うためのツールとなっています。2017年のデータを見るとスマホの個人所有率は10代で79.5%、20代では94.5%と非常に高水準であり、一般的に大学生となる年齢層のほとんどはスマホを所有していると考えられるでしょう。
(参考:総務省「インターネット利用の広がり」 )
そのため大学側が専用のアプリをリリースすれば、自然と在学生の多くがその機能を利用できる環境を得ることになります。大がかりな準備をせずに、アプリの配信だけで大学にも在学生にもメリットを与えられるので、今多くの大学で導入が開始されているのです。大学・短大の進学率は2018年に57.9%を記録し、過去最高という結果を出しています。
(参考:文部科学省「平成30年度学校基本調査(確定値)の公表について」)
この伸び続ける大学への進学率は学校にとって良い兆候であると同時に、多くの学生を管理するためのシステム構築が優先されるでしょう。システム構築にはいくつものパターンがありますが、なかでも専用アプリは簡易性と情報伝達精度の高さから注目される存在となっています。
在学生の多くがスマホを持っている、スマホアプリのシステムは新しく導入しやすい、そういった条件がそろっているから今大学がアプリを作る機会が増えているのです。「大学に入学したらまず専用アプリをインストールする」という時代が、もうすぐそこまで迫っているのかもしれません。
大学アプリという存在が認知されていくと、少しずつこれまでのシステムに不満が出てくると思われます。我慢や工夫をするしかなかったこれまでと違い、アプリを導入することで多くの問題が解消される可能性があるので、大学側は積極的に導入を検討することがおすすめされるでしょう。
実際に現状の情報発信方法を振り返ってみると、いかに課題があるのかがわかってきます。アプリを大学で利用することがどれだけ将来変革を起こす可能性があるのか、現状のシステムとの比較から確認してみましょう。
関連記事:実店舗が専用アプリを持つメリットって?安く開発する方法とはアレだった…
現状の情報発信方法とそのデメリット
現状大学の多くは、以下のような手段で情報の発信を行っています。
- 大学の公式ホームページ上に掲載
- 専用のメールアドレスに連絡
- 学内の掲示板への張り出し
従来の情報発信システムであるこれらの手段は、慣れ親しんでいるというメリットを除けば、多くの不便さを感じる仕様となっています。これらのデメリットを知ることで、よりアプリのメリットは明確なものとなるでしょう。
大学の公式ホームページ上に掲載するデメリット
公式ホームページへの情報掲載には、例えば以下のようなデメリットが考えられます。
- ホームページにアクセスしてもらわなければ伝わらない
- 「学生がその情報を見た」という確証を得られない
- 質問がある場合、別の窓口から連絡してもらう必要がある
- 情報の更新や訂正が伝わりづらい
情報の伝達が不確実という点は、ホームページを使う上で大きなデメリットです。せっかく情報を配信したのに、在学生に気づかれないのであれば、それは本末転倒というものでしょう。いくら大学でサービスや設備を充実させたとしても、在学生に伝わらなければ意味がありません。
その点大学専用のアプリを使えば、学生のスマホに直接情報を届けられるため、これらのデメリットをなくすことができます。情報の配信が容易にもなるので、ホームページに記載していたものをアプリに移行することには多くのメリットを見出せるでしょう。
専用のメールアドレスに連絡する
大学からの情報を専用のメールアドレスで送信する場合にも、いくつかのデメリットが考えられます。
- 定期的にメールを確認してもらう必要がある
- 迷惑メールフォルダへの収納などシステムによっては伝わらない可能性がある
- 他のメールと混同しやすい
- すぐに学生に伝わるとは限らない
現在日常的な連絡もアプリを利用することが多いため、すべての学生が毎日メールを確認するとは限りません。通知があっても他のメールにまぎれてしまう可能性が高く、場合によってはそのままスル―されてしまうこともあり得ます。
専用の大学アプリであれば、その情報をアプリの通知機能で目立たせることができ、しっかりと確認してもらうことが可能です。その他の情報に隠れてしまう可能性は低くなるので、情報伝達の確実性を高められるでしょう。
学内の掲示板への張り出す
学校内の掲示板に情報を張り出すことは、一見スピーディで効率的に思えます。しかし実際には、いくつかのデメリットが考えられるのです。
- 掲示板を見てもらうにはまず学校に来てもらわなければならない
- 張り替えの手間がかかる
- いつまで掲載しておくべきか判断が難しい
- 情報の訂正が手遅れになることがある
こちらの方法もやはり情報伝達の確実性に欠け、訂正がしづらい点がデメリットとなります。特に遠方から通っている学生にとっては、掲示板でないと確認できない環境は、不満につながる原因となるでしょう。
最近では、掲示板をデジタルサイネージの導入を開始している大学もあります。その掲示板の情報もスマホアプリと連携することで、大学の掲示板に行かなくても、いつでも、どこからでも、掲示板の情報を見ることもできます。
つまり、アプリであれば学校外にいても問題なく情報を伝えることができるので、生徒に普段の生活を優先してもらえます。情報の訂正や追加も簡単に行えるため、アプリでならフットワークの軽い情報発信が可能となるでしょう。
旧来のシステムが抱えるデメリットや問題点は、アプリによってカバーされることが予想されます。現状でも上手く回っているように思えても、スマホアプリが当たり前となっている現在、これから少しずつ不都合さは表面化されていくでしょう。大学専用アプリを作成して、旧システムが持つ問題を解決に導いてみることがおすすめです。
関連記事:地方自治体関係者必見!自治体専用アプリを作るメリットとは!
大学アプリを導入することでユーザーが得られるメリット
大学アプリを導入すると、以下のような機能を利用することが可能となります。
- プッシュ通知
- 双方向からのコミュニケーション
- キャンパス内の情報を地図から検索
- 入試に関連する新着情報の取得
- 資料請求(デジタルパンフレット)
- 大学施設の利用予約
これらの機能は大学側にとってだけでなく、在校生やこれから大学への入学を考えている受験生にとってもメリットとなります。ひとつずつそれらの機能から得られるメリットを確認し、大学アプリならではの特典をチェックしてみましょう。
プッシュ通知で情報も漏れなく受け取れる
アプリでは大学からの情報を「プッシュ通知」で伝えられるため、情報の伝達漏れを防ぐことができます。通知した瞬間はもちろん、その後もスマホのアイコンに通知結果が残るため、ユーザーの眼に留まりやすいのです。旧来のシステムでは確実に情報を伝えるのが難しかったですが、プッシュ通知のおかげでかなり情報は伝えやすいものとなるでしょう。
例えば休講や施設の最新情報をプッシュ通知で連絡できれば、素早く学生が学校の状況を知ることができます。無駄な手間をかけさせるリスクを減らせるので、互いに時間を有効活用できるでしょう。
在校生と大学側のコミュニケーションが簡単に取れる
専用のアプリを利用すれば、「在校生と大学側のコミュニケーション」が容易となります。在校生から何か質問をしたり、学校側から特定の学生にお知らせを発信したりといったことが、より気軽に行えるようになるでしょう。学校から一方的に情報を伝えるツールに留まるわけではないことが、大学専用アプリの利点です。
学生から気楽にコンタクトをとってほしい、もっと在校生との距離を縮めたい。そんな目標を持つ大学にとっては、専用アプリのメリットが特に大きくなるでしょう。
キャンパス内の情報を地図から検索できる
大学のキャンパスは広大な敷地を持つことも多いため、目的の場所がわからなくなるということも珍しくありません。そのためアプリで「キャンパス内の情報を地図から検索」する機能には、高い需要が見込まれるでしょう。
初めての授業で教室の場所を調べるときや、学校の施設をチェックする際に、いちいち案内図を利用するのは在校生の負担となります。スマホでサクッと検索できるような機能があれば、ストレスなく学校全体を利用することができるでしょう。
入試に関連する新着情報の取得できる
在校生だけでなく、受験生に対しても有益な情報を提供できるのが、大学アプリのメリットです。特に「入試に関連する新着情報」は、アプリで配信する価値のある情報となります。
勉強に集中している受験生の邪魔をせず、かつスピーディに情報を届けられる専用アプリの存在は、大学の特徴のひとつにもなり得るでしょう。アプリからも入試情報にアクセスできるようになれば、受験希望者を増やせるかもしれません。
資料請求(デジタルパンフレット)が簡単にできる
大学の「資料請求」も、アプリがあれば簡単に申し込めるようになります。気軽に詳細情報を受け取ることができれば、志願者数の増加を見込むことも可能でしょう。
最近はネット内で読める「デジタルパンフレット」が普及しているため、簡単に大学にアクセスできるアプリの価値はさらに高まります。大学に興味を持ってくれた人にスムーズに情報を提供できるように、アプリの整備は進めていきたいですね。
大学施設の利用予約
「大学施設の利用予約」機能がつけられる点も、大学アプリのメリットとなります。運動施設や特別教室を使用したいとき、アプリで予約が取れれば借りるまでの流れを短縮できるでしょう。
大学の施設利用のハードルが下がるので、在校生のためにもぜひ導入したい機能となります。
関連記事:企業専用アプリ・インハウスアプリを制作して情報発信を効率化しよう!
大学アプリ導入時のポイント
大学アプリを導入する際は、学生や教職員が日常的に活用できる設計と運用体制を整えることが重要です。単に情報を配信するだけでなく、利便性や利用率を高める機能を備えることで、継続的な活用につながります。導入前に目的を明確にし、利用者目線で最適な機能と運用方法を検討することが成功の鍵となります。
学生が日常的に利用しやすい機能を搭載する
大学アプリの利用率を高めるためには、学生が日常的に活用できる機能を搭載することが重要です。例えば、大学からのお知らせ配信、時間割の確認、休講情報の通知など、学生生活に直結する機能を提供することで、アプリの利用頻度が高まります。
また、プッシュ通知を活用することで重要な情報を確実に届けることができ、情報伝達の効率化にもつながります。利便性の高い機能を提供することで、アプリの定着と活用促進が期待できます。
スムーズに利用開始できる導入設計を行う
大学アプリを導入しても、登録や初期設定が複雑だと利用が進まない可能性があります。そのため、学生が簡単にダウンロードし、すぐに利用を開始できる設計が重要です。ログイン方法を簡略化したり、学籍番号との連携を行うことで、スムーズな利用開始を実現できます。
また、導入時に説明会や案内を行うことで、利用率の向上につながります。利用開始までのハードルを下げることが、継続利用の促進に直結します。
運用体制と情報更新の仕組みを整備する
大学アプリは導入するだけでなく、継続的に運用することが重要です。最新情報を定期的に配信しない場合、利用率が低下する可能性があります。そのため、情報更新の担当者や運用ルールを明確にし、継続的な情報発信を行う体制を整える必要があります。
また、利用状況を分析し、機能改善や配信内容の見直しを行うことで、より効果的な活用が可能になります。適切な運用体制が、アプリの価値を最大化するポイントです。
実施事例
既に多くの大学が、大学アプリを導入してそのメリットを存分に活用しています。以下のような事例から、その具体的な使用感を確認してみましょう。
青山学院大学公式アプリ「らいふいんあおやま」
「青山学院大学公式アプリ「らいふいんあおやま」」では、大学の営業情報やイベント情報、その他在校生にお得なお知らせを専用アプリで配信しています。学内のニュースなどは「プッシュ通知機能」で提供されるので、在学生は日々の生活のなかでも学校からの連絡を見逃さずに済むでしょう。
部活の情報を学生が掲示できる「学生掲示板」や、「災害時の情報提供」といった機能も備わっているため、アプリひとつでキャンパスライフが充実していきます。学校内での問題に対する手順や事務手続きの方法、その他案内冊子などはアプリで電子書籍化されているのもポイント。
青山学院大学での生活が全体的にサポートされるので、入学後はアプリのインストールが在学生にとって必須となりそうです。
関西大学公式アプリ「モバイル関大」
関西大学が提供するアプリ「モバイル関大」にも、在校生へのメリットとなる機能が備わっています。
とてもシンプルな画面内からは、「学校の最新情報」「教室マップ」「学内施設の案内」「キャンパスのリアルタイム天気の投票」「交通機関確認」「成績照会」「履修科目情報」といった機能が利用可能ですログインすればユーザーの個人的な学内事情(履修科目など)をアプリ内で確認できるため、スマホを使ったよりスムーズなキャンパスライフが過ごせるでしょう。
札幌大学 sappo:)
札幌大学は「札幌大学 sappo:)」という専用アプリをリリースして、在学生にさまざまなサービスを提供しています。大学からのニュースやアクセス方法、構内の地図や休講情報が確認できるので、これひとつで札幌大学での日常が楽なものとなるでしょう。
また受験生に向けての「入試情報」や「オープンキャンパス」、「合格発表」などの機能も備わっています。在学生だけでなく受験生に向けてのメリットも合わさっていることから、多くのユーザーに有益なアプリだといえるでしょう。
受験生時代にインストールして、そのまま合格後も利用できるこちらのアプリのスタイルは、今後増えていくと予想できますね。
まとめ
大学は進学してくる学生たちを迎え入れるために、より快適な環境を整えることが求められています。大学アプリはその一環として、今後さらに多くの大学が導入していくことになるでしょう。
スマホを持って当たり前という現代の学生に合わせて、大学もまた従来のシステムを変えていく必要があるのです。
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