リピート率とは?計算方法と上げるコツ|リピーター率との違いも解説
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リピート率とは、一定期間の新規顧客のうち再度購入を行った顧客の割合を示す指標です。リピーター率と混同されがちですが、新規顧客だけを対象としている点が異なり、売上成長を正しく把握するうえで非常に重要な数値です。
本記事ではリピート率の計算方法やリピーター率との違い、リピート率を上げるための具体的なコツ、アプリを活用した改善施策までをわかりやすく解説します。
リピート率とは
新規顧客のうち再購入した顧客の割合を示す指標のこと
リピート率とは、一定期間の新規顧客のうち、期間内に再度自店舗の製品・サービスを購入した顧客の割合を表す数値です。1か月や2か月といった対象期間内にどれくらいの新規顧客がリピーターとして定着したかを示しており、新規顧客だけを対象としている点が後述するリピーター率との大きな違いです。
リピート率の計算方法
リピート率は「対象期間でリピートを行った新規顧客数÷対象期間の全新規顧客数」で算出できます。計算式はシンプルですが、計算に使う要素はカスタマイズ可能です。たとえば対象期間を月ごとに区切るだけでなく、秋ものイベントを行った10月8日〜10月22日といった任意の期間に設定することもできます。またリピートと判定する基準についても、2度以上ではなく3度以上商品を購入した顧客を最重要リピーターとして認識したい場合はその条件に変えて計算が可能です。このように対象期間やリピーター判定の基準をカスタマイズすることで、リピート率の指標をより有効に活用できるでしょう。
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リピート率とリピーター率の違い
リピーター率は既存顧客も含めた全顧客が対象
リピーター率は「対象期間のうちどれくらいの全顧客がリピーターなのか」を表す数値で、計算式は「一定期間中のリピーター数÷一定期間中の新規顧客・既存顧客数」です。すでにリピーターとなっている既存顧客まで含めた顧客数で割るため、リピーター率だけでは正しいマーケティング分析ができません。たとえばリピーター率が100%であっても、実際には新規顧客が0で既存顧客しかいない状態でも高い数値が出てしまいます。基本的にはリピート率を重視しながらリピーター率との違いを比較するとよいでしょう。リピーター率が大きく落ちておらずリピート率が大きく向上している状況であれば、マーケティング面では成功していると判断できます。
売上アップにリピート率が大切な理由
リピーターが5%増加すると25%収益が改善する
リピート率が低ければ新規顧客の離脱率が高いということであり、自店舗の製品・サービスに魅力を感じていない可能性が高いです。逆にリピート率が高ければ製品・サービスに魅力がありブランド力があると思われている可能性が高いでしょう。「5:25の法則」ではリピーターが5%増加すると25%収益が改善すると言われており、2割のリピーターが8割の売上を担っているという「2:8の法則」でもリピート率の重要性は裏付けられています。なお期間中に2回しか購入していないユーザーより3回以上購入しているユーザーの方がリピーターとしては価値が高いことも理解しておきましょう。実際には購入額や対象期間、リピート回数の兼ね合いまで考えて、優良顧客の最適パターンを店舗ごとに発見する必要があります。
リピート率を上げるために大切なこと
顧客に覚えていてもらうこと
ブランドとして認知されないとリピート率は上がりません。似たような製品・サービスが増加した現代では、単に販売して顧客を待つだけでは忘れられる可能性が高いです。ブランド認知を高めるために自店舗でしかできない購買体験を提供し、購入する際に感じる体験への満足度や店舗への印象をよい方向へ持っていく工夫をしましょう。
顧客ロイヤリティを高めること
単によい顧客体験を提供して終わりではなく、そこから関係が継続するように工夫を行うのも重要です。たとえば店内で購入してくれたお客様にECサイト・アプリを紹介して誘導したり、購買後にフォローのメールやプッシュ通知を配信して製品の使い方や活用事例を説明するといった方法も効果があります。定期的に有益な情報を配信することでお客様に認知して覚えてもらえるメリットもあるでしょう。
顧客にとって得があると思わせること
情報を配信する際は顧客にとって有益とは何かを考えておく必要があります。これはクーポンでの値引きだけでなく、知っておくと便利な情報を配信できているかまで含まれます。基本的にはユーザー層ごとに有益な情報の種類や適切な配信内容は異なるため、分けて配信する必要があるでしょう。
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リピート率を上げたいならアプリを活用しよう
顧客に覚えてもらえる仕組みが充実している
アプリでは顧客に自店舗を覚えてもらえる仕組みが充実しています。プッシュ通知機能を使えば気付かれやすい形で情報送信が可能で、すぐ閲覧されない場合でもバッヂが表示されて分かりやすくなっています。何よりもユーザーのホーム画面にいつも表示されるので、目に入るたびに思い出してもらえる状況を作り出せます。
顧客ロイヤリティを上げる仕組みが完備されている
アプリには顧客ロイヤリティを向上する仕組みも完備されています。購入済み製品のフォロー情報をタイミングを決めてプッシュ通知で配信すればロイヤリティ向上が簡単に達成できます。またポイントの失効やイベントの申込期限といったタイミングでもすぐ通知を送信できるので機会損失の防止まで可能です。
顧客にとって得がある情報の配信が簡単
アプリ内ではSNSの最新情報の投稿表示やクーポン画面の提示、デジタルポイントカードの提示や会員ステータスの確認、お気に入り店舗のチラシ確認まででき、総合的に有益な情報を配信できる窓口として非常に有効です。クーポンなど各情報はプッシュ通知で配信することで認知度が高まり、アプリの起動率にもよい影響を与えます。
アプリを使ってリピート率を上げるコツ
アプリに便利な機能を追加する
アプリにはEC、デジタルチラシ、デジタルポイントカード、モバイルオーダー、クーポン提示といった機能がよく搭載されています。業種ごとに優先すべき機能は変わりますが、ユーザビリティを考えてアクセスしやすい位置にメニューを設置するとアプリ自体の継続利用率が上がり、リピート率の向上につながります。
プッシュ通知やメルマガのセグメント配信を行う
プッシュ通知やメルマガといったコンテンツはセグメントでグループごとに内容を変えて配信しましょう。ツール内でフィルタリングを行いターゲットユーザーの性別や年齢、趣味や地域などを含めたセグメント分けを行い、配信内容を調整することが重要です。
リピートすることでお得に感じられる仕組みを作る
リピート率を向上させるためにはアプリを使うことでお得に購買体験ができる、また継続して利用したいという方向へ誘導するのが重要です。ポイント制度やクーポン、会員ステータス制度といった特典はいずれも継続利用が前提の仕組みであり、こうしたコンテンツを多数アプリに用意することでアプリ定着率も安定するでしょう。
顧客データの分析を行う
各施策を有効化するためにはアプリに蓄積された顧客データの分析が必要です。会員情報やアプリ利用履歴・購買履歴を総合して分析することで、新規顧客からリピーター化したばかりの層、すでに何年か通っている層、しばらく利用していない層などをセグメント分けして施策を調整できるようになります。
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継続利用したくなるアプリ制作なら「店舗アプリDX raiten」
「店舗アプリDX版 raiten」では継続利用の仕組みを簡単に作れます。デザインまで含めてさまざまな便利機能を追加でき、会員ランクやポイント、クーポンなどの設定もコードなしで簡単に実現可能です。CRMを使った顧客データの分析および情報配信もでき、初心者でも安心してアプリマーケティングを開始できます。気になる方はぜひお問い合わせください。
まとめ
今回はリピート率の重要性やリピーター獲得のポイントなどをご紹介しました。リピート率は新規顧客の定着度合いを測るために重要な指標であり、売上成長を見るためには必ず確認しなければなりません。アプリを使えば施策の実行や前段階の分析まで簡単に実現できます。アプリを作る際はアプリプラットフォームを使いノーコードの開発を実現するとよいでしょう。
この記事を監修した人
店舗アプリ公式。累計1,000社以上の導入実績を誇る店舗アプリ構築プラットフォーム。 単なる集客に留まらず、リピーター創出による売上最大化を得意としている。
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