「店舗アプリを導入しない理由がなかった」管理者にもお客様にもメリットしかない店舗アプリ
導入店舗
回転寿司・対面寿司 飲食チェーン店「うまい鮨勘」
「店舗アプリDX raiten」アプリを導入したきっかけ
もっとお客様を楽しませたい、タッチポイントを持ちたいという思い
当社ではもともと紙のスタンプカードを活用していました。ただし紙だと制作や管理、集計も大変ですし、お客様も紛失したり忘れてきたりとなにかと不便なことが多かったんです。
そこで次に導入したのが、当社オリジナルのFelicaカードで店舗でのご利用金額に応じたポイントが貯まるというもの。これはプラスチックのカード、(Felica対応の)携帯電話でもポイントが貯められるというものでした。カードを発行する際にお客様のメールアドレスを取得することで管理も楽になり、メルマガでお客様へ情報発信することもできるようになりました。
ただ、時代が移り変わる中でメルマガでのCRMの限界を感じ始めたんですよね。もっとお客様を楽しませるためにはどうしたらいいか、どうやったらタイムリーな情報やうまい鮨勘の想いをお伝えするような発信ができるか…。
そんな中、お客様との接点を考えたら「アプリ」が最適なんじゃないかと思いました。アプリを導入することで、よりお客様とのタッチポイントを持て、うまい鮨勘のファンを作ることができるのではないかと思ったんです。
どうして「店舗アプリDX raiten」を選んだのか
管理側もお客様も直感的に使えるサービスだったから
アプリ導入を検討する上でお付き合いのある代理店さんから、いくつかアプリ開発会社さんを紹介していただきました。
複数社から提案をいただきましたが、どれも一からシステムを開発するというお話で、かなりコストがかかるアプリが多く機能自体も不満があるものばかりで…。
また、開発や運用にあたってそれなりの専門知識が必要だったり、管理画面が複雑だったりと自分やチームのスタッフが管理者としてアプリを運用していけるか不安が消えなかったんですよね。
そんな時インターネットで検索して見つけたのが「店舗アプリDX raiten」でした。実際に詳しくお話を聞いてみて、驚きましたね。それこそ「キーボードとマウスに触れる人なら誰でも直感的に使えそうな管理画面だ」と。
コントロールパネルも見やすいし、お客様へに対する訴求の文章や画像の入れ込み、ページの作り込みがすごく簡単で、且つ反映が早いんです。
これならなんの不安もなく運営できそうだと思い、店舗アプリDX raitenを導入することに決めました。
実際に導入して気づいたことは、管理者側だけじゃなくてエンドユーザーである「お客様」にとっても使いやすいアプリだということ。初めて使っていただくアプリなのに、説明をしなくても直感的にアプリを使えていたんです。
さらに「お客様にこう使って欲しい」と自分たちが考えている通りに、お客様がアプリを使ってくれたことに感動しました。これならうまい鮨勘とお客様を繋ぐ架け橋になるんじゃないかと思いましたね。
導入して実感できたこと
SNSでバズった!アプリ・公式HP・SNSの相乗効果を実感
導入したのが今年の1月なんですが、最初は数千人だったアプリユーザーが現在は4万人以上(取材日時点)になりました。日々着実にユーザー数は伸びています。
管理画面で店舗ごとのユーザー数なども一目でわかるので、社内共有も簡単にでき、全員のモチベーションを高めることにも成功してます。数字が伸びていく様子が可視化されているのは、やっぱり嬉しいですよね。
ダウンロード特典は「マグロ1皿無料クーポン」を配信しています。(※現在は旬の白身1皿無料)ダウンロード促進のためのノウハウやポイントなども店舗アプリさんからアドバイスいただけるので、とても頼もしいです。導入して終わり、ではなく専任のサポートがつくのはありがたいですね。
メルマガ配信しかできなかった時は「お客様に情報がちゃんと届いているのか?」その実感がなかなか持てなかったのですが、アプリを導入することで、プッシュ通知を配信してその開封率まで確認できるようになり「どのような内容の情報配信がお客様に好まれるのか?」を可視化して検証できるようになりました。
一般的にメルマガの開封率は一桁だと言われていますが、当社で配信したプッシュ通知の平均開封率は20〜30%です。高い時では30%を超えることもあります。
当社では、店舗ごとに周年祭というイベントを行っているのですが、ある店舗では(お気に入り登録されている)1,400名のうち300名がプッシュ通知を開封して見てくださり、実際にクーポンを使ってくれたお客様も多くいらっしゃいました。
最近で一番アプリの効果を感じたのは、夏の甲子園でうまい鮨勘が展開している地元、宮城県の高校が優勝した時のお祝いキャンペーンですね。初めて東北から甲子園優勝校が出たことに地元全体で盛り上がりを見せていました。
地元密着企業として当社でもなにかしたいと思い、ご祝儀として「生ビールプレゼントキャンペーン」を実施したんです。すぐにアプリユーザーの皆さまにプッシュ通知を配信し、SNSも更新すると、その相乗効果で結構盛り上がりまして…!
SNSだけで、プッシュ通知も併用で告知してなかったら、ここまで盛り上がることはなかったと思います。公式HPを更新しても、おそらく気づいてくれる人はごくわずかっだったかもしれません。旬な情報をすぐに発信できて、すぐにキャンペーンを打ち出せる。アプリがあってこそ実現したものだと感じました。
一番使っている機能
来店ポイントとプッシュ通知!旬な情報を届け来店に繋げたい
一番使っている機能は来店スタンプですね。昔から紙のカードで続けていた施策ですし、アプリで管理できるようになってお客様からも好評です。
あとはプッシュ通知もよく利用しています。クーポンも月に1回配信するものや、初回ダウンロードクーポンなどを用意していますが、単なる値引きのクーポンはあまり配信しないようにしているんです。
当社の想いとして「安くなるから行こう!」よりも「こんな美味しそうなネタが入ったんだ!じゃあ、行ってみよう!」という気持ちでお寿司を愉しんでいただけたらと思っています。
やっぱりお寿司って「旬」のものが一番美味しいんですよ。当社では特に旬の新鮮なお寿司をご提供することを大切にしているので、ぜひお客様にも旬の情報を知って欲しい。実際に店舗ではお客様からも「こんなフェアやってたなら来たのに・・・」と後日言われたことも少なくなかったので、これからも積極的に適切なタイミングで新鮮な情報を発信していきたいと思っています。
今後の展開
アプリの強力なツールを全て使いこなしたい
アプリを導入して目に見える実績も出て来始めましたが、まだまだアプリの機能を十分に使いこなせていません。チャレンジすらできていない機能もあります。
当社の店舗を日頃からご愛顧いただいているお客様と最近足が遠のいてしまったお客様。お客様のご来店頻度などによってもセグメントを分けてカスタムでプッシュ通知を送ることができるんですよね。それぞれのお客様に合ったアプローチをすることで、もっと「うまい鮨勘」のファンを増やせると思っています。
今後は豊富なアプリの機能を駆使しながら、もっとお客様に喜んでいただけるようにこのアプリの可能性を広げていきたいと思っています。
アプリ導入を迷っている人に一言
このアプリをやらない理由がないと思います!
「やらない理由がないと思います」その言葉に尽きますね。時代の流れとともに、サービスツールは増加していますよね。アプリ一つ導入するだけで、お客様をもっと楽しませ、自社の魅力を発信できると思います。
また、広告やSNSなど他の様々なツールを整理する上でも、アプリは情報のハブとして重要な役割を担うものだと感じました。
迷っているくらいなら、ぜひチャレンジしてみたほうがいいと思います。高額な投資が必要なものではありませんし。使ってみると、きっと運用・管理の容易さに驚き、アプリを活用した情報発信の効果、お客様とコミュニケーションがしっかりと取れることを実感できると思います。
株式会社アミノ うまい鮨勘について
うまい鮨勘は東北を中心に展開している「鮨屋」のチェーン店です。高級感溢れる落ち着いた雰囲気で味わう「対面寿司店」と、商品が回転レーンによって個室席に運ばれる「ゆとろぎ」、くるくる回る一般的な「回転寿司店」の3つの業態で営業。シーンによって使い分けることができます。
その日の仕入れによって替わる特選ネタや一品料理を多数用意。職人の技とおもてなしでお寿司を愉しめます。
インタビュー回答者
広報アプリ・マーケティング部署 金森 崇(かなもり たかし)さん
広告代理店の営業職を経て、地元企業であること、今まで培ってきた広報や企画のスキルが活かせると思い2009年に株式会社アミノへ入社。休日はお子様と遊ぶことが一番の楽しみ。
うまい鮨勘が大切にしている思い
鮨職人によってお客様の目の前で魚介類が捌かれ、調理される。鮨や刺身など、鮮度の良い材料を、鮮度の良いうちに提供するための仕入れに力を入れています。
市場の買参権を取得することでセリを通して魚介類を直接買い付けが出来るので、その日のうちに店舗へ直送し、鮮度の高い魚介類を提供しています。地元の魚はもちろん、素材のよさ・うまさにこだわり、よりよいものを見抜くことが 「うまい」に対する責任だと考えています。
また、魚だけではなく、米にもこだわり抜いた物を選んでいます。何種類もの米を比べ、酢との相性、ネタとのバランス、うまいシャリを追求しています。鮨には欠かせない合わせ酢・醤油も全て国産で、鮨の旨さを左右する大切な調味料なので、配合比にまでこだわった鮨勘特注のブレンド。「新鮮で一番うまい状態の魚を、より美味しく召し上がっていただきたい。」その志しこそが「うまい鮨勘」のこだわりです。