店舗アプリがさらに進化した「店舗アプリPro版”raiten”」とは
十数年前にスマホが本格的にデジタル市場に投入されてから、Webマーケティングも大きく様変わりしてきました。
スマホは急激に世界中に普及し、今やパソコンに変わるデジタルデバイスとして大きな存在感を放っています。 それに伴い、Webマーケティングもスマホへの対応が重要視されています。
スマホへアプローチできる有効な手段として、アプリマーケティングが挙げられます。 大手調査会社「ニールセン」のデータでは、2018年12月時点でスマホ利用シェアにおいてWebブラウザーの16%に対してアプリが84%と大きく引き離す結果を出しています。
アプリを利用したマーケティングに大きな効果があることは、データが立証済みです。
弊社実店舗向けアプリサービス「店舗アプリ」は、アプリマーケティングを行っているさまざまな店舗様に利用していただいております。 そして店舗様のフィードバックを得て、このたび「店舗アプリPro版”raiten”」という新たなアプリサービスをリリースします。
今回はアプリマーケティングを考えていらっしゃる店舗様向けに店舗アプリPro版”raiten”とは何か、そしてその特徴を分かりやすく解説していきます。
目次
店舗アプリとは
店舗アプリとは、弊社が現在提供している実店舗様向けアプリサービスです。
従来アプリは、フルスクラッチ(一からプログラミングを行う)で開発する必要がありました。 しかしフルスクラッチ手法は時間が掛かる上に、数百万円など膨大な制作コストも掛かります。
ある程度規模の大きい企業しか、アプリマーケティングを実施できないのがデメリットでした。
店舗アプリはそういったデメリットを解消し、初心者でも簡単、低価格、短時間でアプリが制作できるサービスになっています。
店舗アプリには、次のような特徴があります。
自由にデザイン設定ができる
アプリアイコンは店舗様が自由に設定可能で、インストールしたお客様にいつでも自店舗アプリとして店舗アプリで制作したアプリをアピールできます。
また画像スライド表示やメニューボタン、ヘッダーなど、各パーツを自由にレイアウトしてオリジナル性の高いアプリを制作できます。
背景やボタンカラーなども細かく設定可能で、アップデートやシーズン限定など、希望のタイミングでいつでも自由にデザイン変更できます。
マーケティング機能も充実
店舗アプリは、マーケティングに関する機能も充実しています。たとえばプッシュ通知機能により、お客様に確実に情報を届けられます。
従来リマーケティングの手段として、メルマガが使われてきました。しかしメルマガは目立ちにくく、他のメールに埋もれて見られない場面も増えています。 プッシュ通知ならばお客様のスマホ画面にポップアップ表示されるので、情報が届かない心配がありません。
またバイブレーションやバッジ表示など、他の方法でも通知受信が伝わります。
また時限式など、さまざまな種類のクーポンを簡単に作成できます。
たとえば2時間限定のクーポンを作成し、位置情報と組み合わせて店舗周囲のお客様に配布すれば、「早く使わないともったいない」というお客様を来店へ引き込めます。
このようにプッシュ通知とクーポンの組み合わせにより、強力なリマーケティングが可能になるのも店舗アプリのメリットです。
プッシュ通知では、他にも最新セール情報などさまざまな情報を送信できます。
そしてマーケティング施策を、簡単に分析できるツールも用意されています。
分析ツールを使えば、
- タップ数の多いメニューは何か、またタップ数が少ないメニューは何か
- プッシュ通知がどれだけ開封されたか ・クーポンやスタンプの利用状況
などを把握可能で、より効率的なマーケティング施策を考える材料となります。
低価格、短期間でアプリ制作が可能
店舗アプリを使えば低価格、短期間でアプリ制作が可能となります。
アプリ開発費が1,000万以上掛かるとすれば、比較して1/10以下の価格で構築運用できるので大変リーズナブルです。
またチラシやクーポンなど今まで紙で行ってきた集客施策をデジタル化できる分、ペーパーレスになりコストが浮きます。
開発期間に関しては最短約1ヶ月半と、1年以上掛かることもあるアプリ制作において最速とも言えるスピードでリリースが可能です。
店舗アプリPro版”raiten”とは
ここからは、店舗アプリPro版”raiten”の概要を解説していきます。
店舗アプリPro版”raiten”について
店舗アプリは今まで、中小の店舗様を中心に700社以上 6,000店舗以上のお客様に使っていただいております。そしてその中で、「こういう機能を追加してほしい」などの要望も多数寄せられています。
弊社ではお客様の希望に対応すべく、新しく「店舗アプリPro版”raiten”」というアプリ制作サービスをリリースします。
店舗アプリPro版”raiten”は店舗アプリの使いやすさなどメリットを受け継ぎながら、より使いやすく自由度の高いサービスとなっています。
店舗アプリPro版”raiten”の特徴
店舗アプリPro版”raiten”ではデザインの自由度も上がり、より細かな機能設定が可能です。
また分析に関する機能も強化されており、すべてにおいて店舗アプリの上位版というべき仕上がりになっています。
注目すべき大きなポイントの一つとして、「アプリとPWAの同時制作が可能」な点が挙げられます。
店舗アプリPro版”raiten”ではネイティブアプリ(一般的なスマホアプリ)だけでなく、同じ管理画面でPWAも制作可能です。
- ホーム画面へのスムーズなアイコン追加
- 読み込みが通常のWebサイトより高速
- オフラインでも利用可能
- プッシュ通知の配信が可能
PWAはWebアプリの進化系であり、上記のようなよりネイティブアプリに近い挙動を実現しています。
現在は対応Webブラウザーなどが限られ、広く普及はしていません。 しかし次世代のWebコンテンツとして、今後大きな注目を浴びるでしょう。
店舗アプリPro版”raiten”のアプリ・PWA同時制作機能は、国内初の試みです。
「Webマーケティングに効果のあるスマホアプリと、Webサイトを同時に制作したい」という方にも、店舗アプリPro版”raiten”はおすすめです。
リリース期間も最速一ヶ月とスピーディーで、必要なときにすぐアプリを用意できます。
機能一覧 集客に強い
ここからは、店舗アプリPro版”raiten”の機能一覧を解説していきます。
フルスクラッチレベルでデザインを制作可能
店舗アプリPro版”raiten”では、デザインのしやすさとオリジナル性を両立しています。
つまり簡単に、フルスクラッチレベルのデザインを制作可能です。
たとえばTOPデザインでは、
- カフェなど飲食店では、スタンプやクーポンなどのメニューが目に入りやすいデザイン
- ホテルなど宿泊施設では、大きめの画像を表示しながら予約ボタンなどの目立つデザイン
- 大学など教育機関では、資料請求やイベントなどが分かりやすいデザイン
など、店舗ジャンルによってさまざまなデザインを自由に制作できます。
- スライダー
- ドロワーメニュー
- フッターメニュー
など、各パーツも自由に制作可能です。
ノーコード(プログラミングなし)で制作できるサービスというと、「オリジナル性が低い」というイメージがつきまといがちです。店舗アプリPro版”raiten”では、その懸念を払しょくするような自由度の高いデザインを制作できます。
50種類以上の多彩な機能
店舗アプリPro版”raiten”にはデザインに関するものも含めて、実に50種類以上の機能が用意されています。
例を挙げると、
[box class=”glay_box” title=”設定カテゴリ ”]【設定カテゴリ】・トップデザイン編集
・カラー設定
・アイコンカスタマイズ
・店舗情報編集
・会員証設定[/box] [box class=”glay_box” title=”集客・コンテンツカテゴリ ”]【集客・コンテンツカテゴリ】
・プッシュ通知配信
・クーポン作成
・スタンプカード制作
・動画の貼りつけ
・イベント管理[/box] [box class=”glay_box” title=”分析データカテゴリ ”]【分析データカテゴリ 】
・ユーザー情報検索
・ダッシュボード表示機能
・Googleアナリティクス連携[/box] [box class=”glay_box” title=”オプションカテゴリ ”]【オプションカテゴリ 】
・API会員データ連携
・プレミアムサポート
・プロモーションサポート[/box]
など、機能は多彩です。
自店舗に必要な機能を選んでアプリに組み込めば、確実にアプリマーケティングの成果が出てきます。
管理画面はシンプルで無駄がない
店舗アプリPro版”raiten”では多彩な機能をシンプルに利用できるよう、管理画面も工夫されています。
無駄なメニューなどが一切ないので、直感的に画面を理解して操作ができます。
ITにあまり慣れていない方は少し操作を覚えるのに時間が掛かるかもしれませんが、そこまでハードルの高いものではないので安心してください。
そして制作したコンテンツは、プレビュー専用サイトで簡単にリアルタイム確認できます。 プレビューで問題があれば不具合を解決するなど、リアルタイムでの調整作業も捗ります。
役立つ連携機能も搭載
店舗アプリPro版”raiten”には、役立つ連携機能が多数搭載されています。
たとえば「Googleフォーム」と連携して、短時間で精度の高いアンケートフォームをアプリ内に用意できます。 フォーム設定は、弊社でもサポートいたします。
また「API(外部のソフトウェア機能をコンテンツから呼び出して利用できる技術)」を使い、既存のポイントカードや会員カードをアプリ内でデジタル表示・管理することもできます。
ポイントカードや会員カードはアプリに集約させたほうが、お客様の使い勝手がより向上し利用率も上がりやすくなります。
他にもSNSボタンで簡単にお友達にアプリ内容をシェアしたりと、集客に役立つ連携機能が用意されています。
豊富なサポート
店舗アプリPro版”raiten”は、ただアプリ制作サービスを提供するだけで終わりにはなりません。しっかりお客様がマーケティングを成功できるよう、弊社が豊富なサポートを行ってまいります。
操作については運用マニュアルを用意してあるので、スムーズに学習できます。
さらに、アプリストアにアプリを申請するときのサポートも行います。
特に「App Store」は審査が厳しいので、サポートがあると安心して「iOS」アプリを審査に出せます。
ちなみに有料オプションとして、「プレミアムサポート」も用意しています。
プレミアムサポートでは、
- アプリダウンロード促進サポート
- アプリ改善レポート報告書作成
- アプリ運⽤代⾏
など、さらにきめ細かいサポートを提供します。気になる方はぜひ、プレミアムサポートもチェックしてみてください。
来店効果分析
アプリマーケティングにおいて、アプリの効果分析は最も重要な役割を果たします。
ただアプリをリリースしただけでは、マーケティングの意味がありません。
実際にアプリをリリースした後どのくらいのお客様が継続してアプリを利用してくれているか、そしてアプリ内コンテンツに課題があるかどうかなどをデータ収集し、次のアップデートにつなげていかないとお客様を新規で囲い込むのは難しいでしょう。
効率的にアプリを改善し、より効果のあるマーケティングを行うために効果分析は必須です。
弊社では、アプリ効果分析の重要さをよく理解しています。そして店舗アプリPro版”raiten”にも、分析に役立つさまざまな機能が用意されています。
アプリ利⽤状況・来店効果分析が1ページに集約されており、グラフもふんだんに使われているので初心者でもアプリ効果が一目で分かります。
- ⽉間アプリ利⽤⼈数(MAU)
- プッシュ配信既読数
- クーポン利⽤枚数
- スタンプ付与数
- ⽉間お気に⼊り登録数
- OS⽐率
- 男⼥、年齢⽐率
分析画面から調査できるデータは、上記のように多岐に渡ります。詳細データはCSVに出力して、別途確認できます。
データは前日分をすぐ反映してくれるので、リアルタイムでアプリ効果を分析可能です。 またデータ保存期間は2年間で、長期間さかのぼったデータ分析もできます。
さらに「Googleアナリティクス」と連携すれば、より細かいデータ分析が可能になります。
Googleアナリティクスは、Googleが公式提供している分析ツールです。規模を問わず、多くの企業が導入している代表的な分析ツールとなります。
Googleアナリティクスを利用すれば店舗アプリPro版”raiten”ではカバーしきれない部分も測定可能になり、分析の幅が広がります。
ただしGoogleアナリティクスは、分析にある程度慣れている方でも最初は機能が多すぎて戸惑います。
このため最初はApproの分かりやすい分析画面で分析に慣れ、それからGoogleアナリティクスの操作を覚えるとスムーズに学習が進むと思います。
分析が充実すれば、それだけ効率的にアプリマーケティングを行えます。ぜひ分析をマスターしてください。
まとめ
今回は、店舗アプリPro版”raiten”の概要や機能などについて分かりやすく解説してきました。
店舗アプリPro版”raiten”は、700社以上 6,000店舗以上のお客様に使っていただいている店舗アプリからフィードバックを行っています。ですから店舗アプリよりさらに使いやすく、充実した機能を利用できます。
「アプリマーケティングを行いたいが、予算やスピード面などで課題が見える」という方は、ぜひ店舗アプリPro版”raiten”を検討してみてください。
何か店舗アプリPro版”raiten”について知りたいことがあれば、下記のお問い合わせリンクからご質問ください。
お問い合わせURL:https://tenpoapp.com/inquiry-apps/